新装版 三四郎はそれから門を出た (ポプラ文庫)

著者 :
  • ポプラ社
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本棚登録 : 186
レビュー : 13
  • Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591162729

作品紹介・あらすじ

鋭い感性とたぎる愛(に妄想)!
抱腹絶倒、ときに涙の読書(ブック)&文化案内(カルチャーガイド)。
大人気エッセイ、新装版で登場!

感想・レビュー・書評

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  • 結構ボリュームあるし、ペラペラめくったら知らない作家の本ばかりだし、面白そうな所だけ適当につまみ食いするつもりで読み始めた。
    で、結果は隅から隅まで熟読!どこを読んでも面白い。
    飛ばし読みなどしたら損した気分になってしまうではないか。

    三浦しをんさんは生真面目で控え目な清楚なお嬢様タイプだと勝手に思っていたけど、イメージが粉々に砕け散った。
    建前は本の紹介だけども、実態は三浦しをんはこんな人だよ、こんなことを考えながら生きているんだ、という自己さらけ出し本。

    これらのエッセイが書かれた時期は、15年ほど前だけど今も変わってないよね?
    最近のエッセイも読んでみて三浦しをんの進化を確認せねば。

  • 私がこの本と出逢ったのは、いつか、美味しいペペロンチーノを探していて、立ち寄ったイタリア料理店だった。

    もう随分前のこと。
    実はこのエッセイの中に、三浦しをん氏おススメのイタリア料理店が出て来るのだけど、んー、微妙に場所が違うんだけどな。
    まあ、でも、なんか関係があったんだろう。

    前半の書評ゾーンについては、なんというか、変わった本が多い、気がする。
    書評自体は、サクッと軽く、それが物足りなくもある。
    だが、しかし、たとえが秀逸なのだ!

    『姑獲鳥の夏』に対しては「幕の内弁当だと思って食べ進んだら、弁当箱の底にカレーが敷きつめられていたよ!」という、なんとも絶妙なたとえを披露してくれて、笑ってしまった。

    そこで、ふと、同じ匂いを感じてしまう。
    理想の本屋さんについて語っちゃったりとか。
    (ちなみに私は、ワンフロア型より階が分かれていて、全体的に茶色っぽくて、新刊ではなく、これどうよと見せたい店員の面陳がちゃんと作られていて、ポップは手作りの本屋が好きだ、笑)

    電車に乗り合わせた人の読んでいる本を買って読んでみる、という試みに惹かれたりとか。
    (見てしまうし、既読の本だとニヤリとしてしまうし、ギャップにも萌える)

    その度に、分かる、分かるよ、と思いながら、少し恥ずかしい思いもするのだった。

    後半はまさにエッセイ!なので、何を目的に読むのをすすめたら良いか、ちょっと難しいのだけど、本が好きという、ただそれだけで何かしら繋がりが得られる気がする。

  • どれも興味深い内容に思える紹介で、普段読まないジャンルの本にも出合えた。裾野が広がるって感覚です。

  • 一見めちゃくちゃ、でも実力者のエッセイで濃厚

  • 三浦しをんおすすめの本ならおもしろいんじゃないかと思って読んでみたけど、思いのほかジャンルが広すぎて私のテリトリー外のが多かったな。

  • 読み始めたところ。エッセイだった。エッセイ苦手だから読むの辛いかもしれない(∵)

  • 2006年7月ポプラ社から刊行され、2010年4月にポプラ文庫化。2019年4月文庫新装化。気になるタイトル。読んだ本の話よりも、その周辺の話が三浦さん独特で面白い。

  • 数か月ぶりに時間ができて、ただ純粋に「読みたい」と思って読んだ本。ある意味リハビリの第一歩となったこのへんてこなタイトルのエッセイ。センスの塊だと思っている。そして、夏目漱石の三部作については一切触れていないのがまたいい(?)。
    三浦しをんさんの本に対する愛を書き綴っている笑い溢れる小話ばかりで、特にしおりについてのエピソードは「ギャー!?」と声をあげてしまうほどだった。後半には本だけではなく、旅行や家族についてのエッセイもあるので、お口直しができるのもいい。電車で読書をしている乗客の本をのぞき見してしまうお話とか、共感しかない。「どれどれ何を読んでるの?」と自分もたまにやってしまうけど、改めてよくないなと反省。また、他人の本棚の中身は気になる気になる。ブクログをやっているのも、ある意味他人の本棚の中身に興味があるからという理由なくはない。
    紹介されていた本も読んでみたいが、本屋さんの在庫などを調べていても「在庫なし」!やはり15年以上前くらいに出版されたものだと、見つからないものも多くなってしまうのか…

  • 安定の面白さ
    新装版というだけあって本文の内容は少し古いけれど、紹介されている当時の新刊、気になるものもあるのでマネして読んでみよう

  • 相変わらず魅力的な文章だなぁ。
    三浦しをんさんのエッセイだいすき。

    また気になる本が増えてしまった。
    メモしたものを今度図書館で検索してみようっと。

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著者プロフィール

三浦 しをん(みうら しをん)。
1976年、東京生まれの小説家。出版社の就職活動中、早川書房入社試験の作文を読んだ担当面接者の編集者・村上達朗が執筆の才を見出し、それが執筆活動のきっかけになった。小説家の専業になるまで、外資系出版社の事務、町田駅前の古書店高原書店でアルバイトを経験。
2006年『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞受賞。2012年『舟を編む』が本屋大賞に選ばれ、翌年映画化された。2015年『あの家に暮らす四人の女』が織田作之助賞受賞。また、『風が強く吹いている』が第一回ブクログ大賞の文庫部門大賞を、2018年『ののはな通信』が第8回新井賞を受賞している。
Cobalt短編小説賞、太宰治賞、手塚治虫文化賞、R-18文学賞の選考委員を務める。最新刊に、『愛なき世界』。

三浦しをんの作品

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