(P[さ]7-1)真夜中だけの十七歳 (ポプラ文庫ピュアフル さ 7-1)

著者 :
  • ポプラ社
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レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591163634

作品紹介・あらすじ

営業補佐として働く桃子は、仕事に面白さを見いだせず、介護が必要な父と何かと反発する妹に家庭でも鬱屈した思いを抱えている。あるきっかけで制服を着た時に高校生に間違われ、それ以来時々、夜に制服を着て街を歩き回るのがひそかな息抜きだった。ある夜、高校生のグループと知り合った桃子は、その中にいた翠と仲良くなる。家族の中で孤独を感じていた翠もまた、ある秘密を抱えていた。青春の儚さとそれ故の煌めき描く感動作。

感想・レビュー・書評

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  • 苦しさから息を抜くためについた嘘が嘘を呼んで、最後は真実になった。
    そう読みました。
    いいよさんのらしさ、みたいなのがとてもある作品だと思う。
    好きなやつです。なんかこう、好きなんです。苦しくて辛いところをきちんと書くというか、でも綺麗。
    苦痛はどう綺麗に思っても前向きに置き直しても苦しいもんは苦しい。
    それはきちんと見つめて、翠と桃子は生きたんじゃないかなぁって。
    青春の儚さ、とあるけど人間ずっと青春だよ。儚くなんかないよ。
    ボタンって猫がかわいい。

  • なんてこった!!いままで、櫻いいよ作品の不動のナンバーワンは乳メスだったのに!のに!
    塗り替えられてしまったよおおおおおお。

    わたしもう35歳のオトナなのに、ピュアフルにハートを撃ち抜かれたんだけど、ちょっと、これどうしたらいいの…(落ち着け

    これほんとどのキャラにもいいよさんらしさが詰まってるね。誰も彼もにいいよさんが見えた。

    青春はほんとに儚い。大人だからこそそれがわかって切なかった。眩しかった。

    二人の新しい朝に、幸あれ。

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著者プロフィール

櫻いいよ(さくら いいよ)
奈良県出身、大阪府在住。2012年『君が落とした青空』でデビュー。同年、『乳房にメス』で「オトナ女子が本当に読みたい小説大賞」の優秀賞を受賞。『図書室の神様たち』が好評を博している。

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