([さ]9-1)けものよろず診療お助け録 (ポプラ文庫 さ 9-1)

著者 :
  • ポプラ社
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本棚登録 : 68
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591166192

作品紹介・あらすじ

<プロフィール>
1978年生まれ。埼玉県出身。2005年『時を編む者』でデビュー。著作に、『雲霞竜 奥羽草紙 風の章』、『燃えるサバンナ』、『はなたちばな亭らぷそでぃ』などがある。

<内容>
時は江戸。
母を亡くし、同心の父を支えながら気丈に生きる少女・亥乃が出会ったのは、比野勘八と名乗る青年。どこか挙動が不審だが、亥乃が抱えるウサギの不調をたちどころに見抜き、手当の方法を伝えてくれた。
勘八は薩摩藩の武士だが、前島津公が集めた様々な動物が暮らす「蓬山園」を管理しており、動物の知識は藩邸一だという。
噂を聞きつけた江戸町内のひとびとも、勘八の下に不調を抱えた動物たちを連れてくるが、その裏には色んな事件が隠れており……
もふもふ多め、心温まるお江戸の動物事件簿!

感想・レビュー・書評

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  • 今のように殺伐としたときに癒しをくれる一冊です。
    動物好きな人は楽しいですねぇ。
    優しい本を読みたいと思っていたのでぴったりでした♪

    • もんもんさん
      ロカさんフォローありがとうございました
      ロカさんフォローありがとうございました
      2020/04/10
  • 動物のナゾを解いていく事で、人の優しさを感じる事が出来ました。時代ものながら、相手を思いやる心は私も見習っていきたいな。勘八さんの動物への愛情が伝わってくる。心暖まるストーリー。

  • 動物を通じて起こる出来事に、獣達に寄り添いながら、問題を解決しようと奔走する亥乃と勘八の姿が微笑ましい。また、その一連の様子も面白くて、読むのがとても楽しかったです。
    時折でてくる薩摩の先々代のお殿様が、いい感じのキャラクターで、作品の印象度が増している感じがしました。
    ほっこりする物語で、亥乃と勘八の今後も気になるので、続編がでてほしいです。

  • 202210/設定も登場人物もほのぼのゆるふわでかわいらしいけど、ライトすぎて物足りなかった。

  • ふわっとした時代物。皆とても優しいのでふんわり柔らかい印象。ただちょっとふわっとし過ぎて色々な事が浅くしか書かれてないので物足りなさも。

  • 主人公2人が微笑ましく。

  • 母を亡くして気丈に生きる同心の娘・亥乃が出会ったのは、比野勘八と名乗る気弱な武士。前の島津公が集めた動植物を管理する御鳥方という役に付き、動物の知識は藩邸一。勘八に惹かれる亥乃は、次々舞い込む動物絡みの事件に巻き込まれ…。心温まる人情時代小説。

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著者プロフィール

1978年生まれ。埼玉県出身。2005年「KAPPA-ONE登竜門」より『時を編む者』でデビュー。以来、ファンタジー小説や時代伝奇を執筆。近年は積極的に時代小説を手がける。著作に、『ヤマユリワラシ―遠野供養絵異聞―』『けものよろず診療お助け録』『屋根裏博物館の事件簿』など。本書は熱血師匠と筆子の交流を描いた傑作人情小説。

「2023年 『走れ走れ走れ 鬼千世先生と子どもたち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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