([ん]1-15)夜更けのおつまみ (ポプラ文庫 ん 1-15)

  • ポプラ社
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本棚登録 : 282
感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・本 (201ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591166345

作品紹介・あらすじ

31名の人気クリエイターが語る、とっておきの“夜更けのおつまみ”。
読んだら一杯やりたくなること間違いなし!おいしい記憶がたっぷり詰まった珠玉のエッセイ・アンソロジー。
巻末にはキリンビールとコラボし、noteで開催したコンテスト大賞受賞作も掲載!

豪華執筆陣(敬称略)
東山彰良/吉川トリコ/西川美和/田中啓文/安東みきえ/寺地はるな/森まゆみ/甘糟りり子/市川紗椰/三浦しをん/岡元麻理恵/美村里江/柳本あかね/葉真中顕/蛭田亜紗子/オカヤイヅミ/和田竜/名久井直子/坂木司/広小路尚祈/芦原すなお/綾崎隼/水生大海/日向夏/蝉川夏哉/望月麻衣/前川ほまれ/友麻碧/倉数茂/久住昌之/ブレイディみかこ

感想・レビュー・書評

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  • ビール好きへというポップをみて購入しました。
    さくっとよめて、お腹が空く作品でした。
    お酒、いいですね。

  • 著名人が思い入れのあるおつまみについて語るアンソロジー。

    寺地はるなさんの、オイルサーディンの缶詰に胡椒をふって醤油をかけて、缶ごと火にかける、というシンプルな一品が一番食べてみたい。

  • 夜更けのおつまみ読了。
    最近晩酌にはまっていて夜のおつまみの参考にと思い手に取りました。
    知らない作家さんも多かったですがどのコラムもお酒を飲みたくなるような作品ばかりで、これを読んだ夜は色々と試してみたくなりました!
    特に共感できたのはセブンイレブンのおつまみを題材にした作品で自分中のランキングを発表していて私が好きなおつまみもありニヤニヤしながら読みました。
    人それぞのお酒との付き合い方を知るのもすごく楽しくて、お酒をご褒美にする人、お酒を飲まずにおつまみに酔いしれる人、作品作りの相棒にする人それぞれがお酒とおつまみとうまく付き合っていてとても良い関係だと思いました。
    試してみたいおつまみもたくさんあったので晩酌で試してみようかと思います。
    あとは自分ならどういうコラムを書くか想像しながら読むのも楽しいかもしれません是非!!

  • ちょっと一杯の人も
    ちびちび、ずーっと飲む人も。
    31名の物書きさんたちが
    それぞれの愛する肴一品を紹介。

    この「ちょっとずつ」感がいい。
    一応、簡単なレシピがついているから
    自分で作ってみるのもアリ。
    酒は妄想で味わうだけですが
    肴って飲まない人間の舌にも合うのよね〜。

  • お酒とそれに合うおつまみを題材にしたエッセイのアンソロジー。どれもこれも美味しそうで、飲みながら読むのにぴったりだった。

  • ブレイディみかこさんのイカのお話めっちゃわかる…透明じゃないとイカの刺身じゃない。
    下戸なのですがおつまみは好きなので楽しく読みました。
    簡単なレシピもちょいちょい書かれているのもいいです。森まゆみさんのと水生大海さんの…やってみよう。
    なとりの一度は食べていただきたいシリーズはほんと美味しいです。
    茜やさんは行ってみたいなぁ。。
    お酒呑める方が楽しそうだとつくづく思いました。

  • タイトルの通り、夜更けに食べるおつまみについて、さまざまな作家、文筆家が寄稿したエッセイをまとめた一冊だ。
    ひとりで楽しむジャンクフード系、旅先の土産物、居酒屋の一品、見た目は絶望的だが美味な自炊つまみ、語られる内容は多種多様で、ひとつひとつのエッセイが短いこともあってさらさらと気軽に読める。

    読んだことがないどころか聞いたことのない作家の名前もたくさん並んでいて、いろんな人が、いろんな生活をしているんだなあ、と思うと食って本当に面白い。

  • 知ってる作家、知らない作家が目に浮かぶようなおつまみレシピを紹介。
    ほぼ5ページにその時の情景と共に出されるおつまみは、ささっと作られたもの、買ってきたものと様々。呑める人も呑めない人も共通してるのは「おつまみが好き」。
    たまらず途中からビールを開けました。
    さて、おつまみ何にしよう?

  • ポプラ社のPR誌「Astra」掲載の‘おつまみ’をテーマにしたアンソロジー。大作家の随筆をワンテーマであちこちから抜いて集めたシリーズもバラバラぶりがよいけど、お題のために書かれた、わりと若めの作家さんのエッセイはブレてなくて、おいしそうでいいなあ。おつまみ作って飲みたくなるなあ。夜中にw

  • お酒もおつまみも、好みがそれぞれなのが面白い。
    酒ではなくつまみがテーマなのに、つまみを美味しく食べるために飲むのではなく、酒を美味しく飲むために食べているのですよ!と開き直っている執筆者がチラホラ混じっているのが微笑ましくてよい。
    オイルサーディンは美味しい。

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著者プロフィール

1968年台湾台北市生まれ。9歳の時に家族で福岡県に移住。 2003年第1回「このミステリーがすごい!」大賞銀賞・読者賞受賞の長編を改題した『逃亡作法TURD ON THE RUN』で、作家としてデビュー。 09年『路傍』で第11回大藪春彦賞を、15年『流』で第153回直木賞を、16年『罪の終わり』で中央公論文芸賞を受賞。 17年から18年にかけて『僕が殺した人と僕を殺した人』で第34回織田作之助賞、第69回読売文学賞、第3回渡辺淳一文学賞を受賞する。『Turn! Turn! Turn!』『夜汐』『越境』『小さな場所』『どの口が愛を語るんだ』『怪物』など著書多数。訳書に、『ブラック・デトロイト』(ドナルド・ゴインズ著)がある。

「2023年 『わたしはわたしで』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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