宮廷のまじない師: 白妃、後宮の闇夜に舞う (ポプラ文庫ピュアフル)

著者 :
  • ポプラ社
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本棚登録 : 67
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591166697

作品紹介・あらすじ

呪いを解くために、偽りの妃として後宮へ――。
『わたしの幸せな結婚』著者がおくる、切なくも愛おしい宮廷怪異譚。


白髪に赤い瞳の容姿から鬼子と言われ、親に捨てられた過去を持つ李珠華は、まじない師・燕雲に拾われ、街のまじない屋で見習いとして働いている。

ある日、今をときめく皇帝・劉白焔がおしのびで店にやってきた。 珠華の腕を見込んだ白焔は、後宮で起こっている怪異事件の解決と自身にかけられた呪いを解くこと、そのために後宮に入ってほしいと彼女に依頼する。

最高の待遇と報酬を約束された珠華は、偽の妃として後宮入りを果たす。
さっそく式神のサンとロウを使い調査にかかるが、他の妃たちの嫉妬と嫌悪の視線が珠華に突き刺さり……。


まじない師が愛憎渦巻く後宮の闇に迫る、中華ファンタジー!

感想・レビュー・書評

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  • 疫病騒ぎのおこもり読書。
    続編ありきですねー。
    後宮がもう少し豪華でもいいのにー。

  •  アルビノの容姿で親に捨てられ、街のまじない師に育てられた珠華。ある日呪いを解く方法を探しに来た皇帝の目に留まり、後宮へ入る事になり…

     呪いもそうだけど、後宮の女達の足の引っ張り合いがえげつない。アルビノの容姿だけど、珠華を個人として見てくれる皇帝の白焔との信頼関係も少しずつ近づいてきてるのが良いです!シリーズ化しそうなので、楽しみです。

  • 「わたしの幸せな結婚」がとても面白かったので購入しました。

    顎木あくみさんの文章は読み易いですね。

    この「宮廷のまじない師」も虐げられる女性が主人公です。珠華が今後困難を乗り越えていくところが読みたいです。


    2巻出るのですよね…⁇

  • 顎木あくみさんの中華ファンタジーが、まさか読めるとは…!
    なろうの頃から追っかけてるから感無量。

    設定は、なんか似てるの見たようなという気がしなくもないけど、そこは近年本が沢山出てるから仕方無い。
    でも、やっぱり白焔の設定が美味しい(笑)
    こういう設定大好物!
    あと、珠華の外見の設定もね。

    なんとなくだけど、何徳妃怪しいなぁと思ってら当たってた。
    というか、珠華がしっかり警戒してたことが少し以外だった。
    結構気が緩んでる感じだったから、少し心配してたけど流石まじない師。

    墨徳は本当に納得しているのかな…。
    白焔と過去に多分色々すったもんだしてるんだろうなこれ。

    子軌の正体が気になる。
    指環の件が、怪しすぎた。
    絶対なんかあるよな。
    生まれ変わりとか、将本人…?仙人的な?

    伏線も張られてるし、続くよねこれ?

  • あやしい事、人について小出しに描写があるから、多分犯人はこいつでは?というのがわかる。しかし、本文は主人公視点なのに「こう思った、これはわかっていた」ということを、事実がわかった後で出してきた。山場での子軌の登場と水晶の指輪についても唐突で「は?」という感じであった。続編を考えてのことかもしれないが、都合あわせ的で興ざめだった。残念ながら好みに合わなかった。

  • 皇帝にかけられた呪いの解呪に後宮内で起こっている怪異の解決。
    それを期間限定の偽装婚とは言え妃として後宮に入れば、他の妃からの嫉妬は必至。
    白髪に赤い目、見た目でも十分に忌み嫌われているというのに、主人公に降りかかった試練は非常に困難で重い。
    何重苦だこれ。
    皇帝が自信家で有能(の筈)その割に彼女の苦労を分かっていない部分もあって「おまえ、有能ならもっとちゃんと立ち回れよ」と思ってしまうほど。

    そんな彼女の身内は理解してくれる人たちがいてくれたことは本当によかった。
    式神は彼女が作り出した存在だから無条件で彼女に懐くとはいえ、味方のいない高級で彼らの存在は主人公の救いになったに違いない。
    皇帝もね、毎夜来てくれたけどね、あなたの場合は逆効果なこともあったから。
    嫌がらせが増えたのはあなたのせいでしょう。
    (主人公贔屓のため、皇帝に対して辛辣になる自分)

    一見呪いと怪異は無関係と思われたが、終盤で真犯人が見えてくると一つに繋がる。
    途中、主人公と一緒に疑心暗鬼に囚われたが、思い起こせば伏線はちゃんと用意されていた。
    そして、主人公がそれに気付いていたことにも驚いた。
    軟禁されたり色々危機に陥ったりもしたが、ちゃんと真相に辿り着き、皇帝の力(脚力)を借りつつ撃退。
    あの何重苦の苦難をよくぞ。

    皇帝の呪いは最後に晴れて解けたが、別種の呪いが発生した気も。
    主に皇帝から主人公に対して。
    彼は多分あのまま逃してはくれないぞ。
    呪いのせいで、これまでまともに女性と触れ合ってこなかったこともあって、より主人公に特殊な感情を抱いたようだし(しかも本人があまり自覚していないようにも思う)
    逃げ切れるのか、それとも囚われてしまうのか。
    気になるところだ。

    気になるところと言えば、主人公の幼馴染みは結局何者とか、他の妃に指輪の謎など、解明されなかった部分も多い。
    今後もシリーズが展開するなら、その辺りも掘り下げて欲しいところだ。
    期待したい。

  • 中国の後宮もの、しかも主人公がまじない師とか、もう設定が超好みだし、ジャケのイラストもめちゃくちゃ綺麗だしで、即買いでした! 実は『わたしの幸せな結婚』も気になっているんだよね……(とりあえずコミカライズ版を読んでいる)。

    うーん、これは……一作で終わるのはあり得ないというか、絶対に続編出してもらわねばいかんでしょう! まだまだ謎が多すぎるもの。
    珠華の人とは違う容姿の理由も明かされていないし、式神たち(特にロウ)かわいいし、白焔の体質にもまだ秘密がありそうだし、幼馴染の子軌も、師匠の燕雲の過去も気になる……。 

    あと気になったのが、この本、ちょっとどうした? ってくらい、ページの余白が狭い気がする。フォント大きめなのは目に優しいのでありがたいんだけれども……でも、だからなのか、その分ページギリギリまで文字が配置されているから、最初読みづらくてビックリしてしまった(そのうち慣れたけれど……)。

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