ヨンケイ!!

著者 :
  • ポプラ社
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本棚登録 : 37
レビュー : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591168868

作品紹介・あらすじ

慢性的な人数不足に悩む離島・大島の渚台高校陸上部に、奇跡的に男子4人のスプリンターが揃った。インターハイ予選を目前に控え、100×4リレー(四継)に挑むことになるが、メンバーの人間関係はサイアク……。
天才的な兄の存在から屈折してリレーをやりたがらない1走、自信がなくスランプを抱えたエースの2走、強豪校から逃げてきた転校生の3走、リレーへの思い入れが強いばかりに保守的で頭でっかちな部長の4走アンカー。
はじめはリレーで重要なバトンの繋ぎもまったくうまくいかなかった4人だが、お互いが本音でぶつかり合ううちに、しだいにチームに変化が――。

4人のバトンが繋がるとき、感動に胸が熱くなる。最高の青春スポーツ小説!

感想・レビュー・書評

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  • 東京の離島・大島の高校陸上部を舞台に4人の高校生を中心とした4✖️100mリレー(四継)にかける戦いを描いています。初めはバラバラだった関係が、次第に団結力をもっていく様子は爽やかな青春さを感じさせてくれました。

    物語の構成としては、各章ごとに4人それぞれが主人公となって、進行します。バトンを渡すかのように次の章へ気持ち良く受け渡している工夫がされていて、その構成が面白かったです。同じ場面でも登場人物の視点によって、解釈が異なっていくので、奥行き感がありましたし、異なった楽しみ方を味わえました。

    4人それぞれには、何かしらの悩みを持っていますが、リレーを通して、最後には迷いを断ち切るかのように芯のしっかりとした姿へと成長していきます。
    リレーは単純に速いだけで勝つわけではなく、瞬発力や団結力といった様々な要素が詰まっています。その辺の高校生達がどのようにして、勝利へと導いていくのか。青春さを感じながら、良い風を浴びたように感じました。特に次の人に繋ぐ一瞬のタイミングにハラハラしました、

    手に汗握るリレーの熱き戦いももちろん楽しめたのですが、離島の大島の魅力も楽しめました。大島の自然や歴史といった紹介が描かれていて、ちょっと行ってみたくなりました。

  • 青春だなあ。^_^

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著者プロフィール

「サマーランサー」にて第19回電撃小説大賞<選考委員奨励賞>を受賞し、デビュー。瑞々しい感性で描かれる青春小説に定評がある気鋭の作家。

「2020年 『17歳のラリー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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