おいしい子育て

著者 :
  • ポプラ社
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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (175ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591172506

作品紹介・あらすじ

【内容紹介】
今までに食べた最高のごちそうは、長男出産後の産院のおにぎり。
はじめて母になった幸せのおいしさだったんです――

幼少期のふたりの息子さんとの思い出から、育児と仕事との付き合い方やレミさん流の料理哲学まで、子育てと料理の喜びがたっぷり詰まったエッセイ集。47品のオリジナルレシピに加え、上野樹里さん、和田明日香さんとの「和田家の嫁姑鼎談」も収録。


【和田唱さん推薦?】
46歳になった僕は、おかげさまで心も体も超元気。
もし子供の頃の「基礎」によるものが大きいとすれば、
ここにヒントがたくさん載ってます。
――和田唱(長男・TRICERATOPS)


【本文より抜粋】
私の子育ての基本は、「外でのびのびと遊ばせて、ご飯をきちんと食べさせて、バタンキューと寝かせちゃう」ということ。これだけを守ろうとしてきました。(「料理と遊ぶ」より)


次男が「ごめん」と言いながら、重たそうにお弁当箱を返してきたことがありました。「おいしくなかった?」と心配して受けとると。実は軽い。「あーっ、またやられた!」ひょうきんな息子をにらみながら、内心はホッとする。こんなできごとが、毎朝お弁当を作るエネルギーになっていたのかもしれません。(「お弁当はバロメーター」より)


【目次】
・はじめに
・料理は遊び感覚で
・特別な日を作ろう
・ごちそうおにぎり
・十二時すぎのシンデレラ
・野菜はえらい
・魚もえらい
・寒い日はあったかい
・おやつの時間

・レシピさくいん

★和田家の嫁姑鼎談
平野レミ×上野樹里×和田明日香


本書は、1997年に講談社より刊行された『笑顔がごちそう』を大幅に加筆・修正のうえ、新たに原稿を加え再編集した作品です。

感想・レビュー・書評

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  • 平野レミさんに聞く、食と家族。「自分を、さておいちゃダメよ。“私”が食べたいものを作ればいいの」【前編】 | kufura(クフラ)小学館公式
    https://kufura.jp/life/cooking/150391

    平野レミさん・和田明日香さんロングインタビュー。両親とも「すきにしなさい」絶対「ダメ」って言わなかった【前編】 | kodomoe(コドモエ)—「親子時間」を楽しむ子育て情報が満載!(2020年10月5日)
    https://kodomoe.net/serial/interview/36156/

    平野レミ 2人の息子育てた子育て方針は「勝手にやれ」 | 女性自身(2016/4/10)
    https://jisin.jp/entertainment/entertainment-news/1612724/

    おいしい子育て 平野 レミ(著/文) - ポプラ社 | 版元ドットコム
    https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784591172506

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      平野レミ「子育てで大事なのは、親がレールを敷かないこと」(2022年4月23日)|ウーマンエキサイト
      https://woman.excit...
      平野レミ「子育てで大事なのは、親がレールを敷かないこと」(2022年4月23日)|ウーマンエキサイト
      https://woman.excite.co.jp/article/lifestyle/rid_AnanNews_412290/
      2022/04/24
  • 平野レミさん。
    明るいパキッとした人の書く文章はどんなのだろうと思っていた。
    そのままだった笑
    おいしそうなレシピもたくさん載ってて
    とっても元気がもらえる本!
    家族との関係が素敵だなぁ。

  • 平野レミさんの考え方が素敵だと思いました。
    お嫁さん達と仲良く出来てるのも素敵です。
    息子さん達との食を通しての付き合い方、勉強になりました。
    自分も子供が生まれたらテーブル一つに楽しく団欒したいと思います。

  • とっても良かったなあ。
    仲良し家族の中心には
    おいしいご飯と 明るいお母さんがいる。
    わたしも そんなレミさんみたいに 明るく家庭を守り続けたいなあ。

    外でのびのび遊ばせて
    しっかりご飯を食べさせて
    ばたんきゅーと寝かしちゃう。

    子育ては それだけで十分。
    親の背中を 子どもは必ず見てる。
    うんうん。わたしもそう思う。

    なんだか涙が溢れてしまう すてきなお料理エッセイでした。

  • めっちゃ読みやすくてあっという間に読めた!レシピも載っていて、レミさんのお家のキッチンが目に浮かぶよう。レミさん明るくてパワフルでいいなぁ。悩んだこともいっぱいあるとのことだけど、私もそんなパワフルお母さんになりたい!子供にはすくすく育ってほしいなぁ。食べるってやっぱり大切。食べることは生きること。そのことがちゃんと伝わってるのが素晴らしい!

  • 最近バタバタで本を読みたくても読む気力がわかずでも読みたいのに…とモヤモヤしてたのですが、この本でまた読める感じになってきました。
    文章からレミさんの明るさがパァッと伝わってくるので疲れが取れない日にとても効く薬になる!笑 息子さんたちが中学小学生の頃に書かれた内容だからかなり昔のもののよう、でもいまのレミさんが書いたといっても分からない変わらなさが素敵だなぁと感心しちゃいました。
    巻末の和田明日香さん、上野樹里さんの鼎談も読んでいて心地よい内容。良きご家族のお話に触れられると癒されます。そう、全体を通して感じられるカラッとした明るさに癒される読書体験でした。サクッと読めるのがありがたい。明日からも頑張ろ〜

  •  テレビで見ると、早口で、物事を深く考える間もなく生きているのでは?という印象でしたが、文章では、穏やかで、しっかりと人の心を見てきた人なのだと思いました。
     旦那さん、2人の息子さん、お嫁さん、みんなのことが大好きで、良い人間関係の鍵になっているのがお料理。誰かのためっていうのが大事なんですね。料理を作るのは、何万回もなく、何千回。多いようで、少ないなかもしれません。
     ところどころ、レシピが載っています。最後に、レミさん、明日香さん、樹里さんの対談が載っています。幸せのヒントが詰まった本でした。

  • レシピを挟みつつの子育てエッセイ。
    レミさんの軽やかな心で書かれた文章は私の心も晴れやかにしてくれた。
    作ってみたいレシピもあり、見習いたいところもあり…。こんなふうに子供達を育てられたらいいな。

  • 美味しいご飯を作って、みんなでニコニコ食卓を囲む
    なかなか簡単なようで難しいけど
    ニコニコ楽しいご飯の時間を心がけよう
    そのために心の余裕を大切にしよう
    と素直に思えた

    肩肘張らず、柔らかい文体でスルスルと読める
    合間のレシピも美味しそうだった

  • レミさんのレシピ&エッセイ集。二人のお嫁さんたちとの鼎談も掲載されていて楽しい本だった。レミさんのお料理は全部美味しそうなのにお子さんたちが小さいときは食べてもらえない経験もしたとあったので驚いた。お子さんたちがお料理するようになった経緯が素敵だった。作っている所を見せるって大事なんだな。一緒に楽しめるようになったらいいなぁ。

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著者プロフィール

料理愛好家
東京都生まれ。主婦として家庭料理を作り続けた経験を生かし、「料理愛好家」として活躍。"シェフ料理"ではなく、"シュフ料理"をモットーに、テレビ、雑誌などを通じて数々のアイデア料理を発信。『新版 平野レミの作って幸せ・食べて幸せ』『野菜の恩返し』『家族の味』『おいしい子育て』など、著書は50冊以上。近著に『平野レミのオールスターレシピ』。父はフランス文学者の平野威馬雄。夫はイラストレーター、エッセイスト、映画監督の和田誠。

「2022年 『読書の森へ 本の道しるべ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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