13歳からのサイエンス: 理系の時代に必要な力をどうつけるか (ポプラ新書 233)

著者 :
  • ポプラ社
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591176023

作品紹介・あらすじ

「これ、おもしろい!」が原点。
発想力、思考力、行動力―
すべては好奇心から生まれる。

ノーベル物理学賞・梶田隆章氏インタビュー
「科学的に考えるとは」

曾祖父のために新聞の字を拡大できるアプリを開発したプログラミング好きの高校生、数百万する装置を3万円で手作りし「火星の水」を研究した定時制高校の科学部――オリジナリティ溢れる研究で賞を獲得した10代の若者たちは、どう好奇心を育み、新しい考えを形にしたのか。世界的に著名な研究者にも取材し、科学的に考える力の育み方を考える。

仮説を立て、実験し、検証するのが科学の方法だ。科学の方法は新たな発見をもたらす方法として発展してきた。どんなスポーツも、どんなビジネスも、他の人と同じことをやっても競争相手に勝つことはできない。だからこそ新しさが求められる分野で、科学の方法は特にその威力を発揮する。(あとがきより抜粋・編集)

◎目次

1 落ち葉に裏向きが多い理由を探った
  ファンタジー小説好きの高校生
2 不登校を経て、世界初となる
  数学の証明に挑んだ高校生
3 曾祖父のために新聞の字を拡大できる
  アプリを開発した高校生
4 ゴミとして捨てられるおがくずで、
  断熱材を開発した6名の高校生チーム
5 数百万する装置を3万円で手作りし
  「火星の水」を研究した定時制高校の科学部
6 国際生物学オリンピックを経て、
  YouTubeでゲーム実況もする研究者
7 高校時代に麹菌を研究し、
  東大理学部からコンサルタントに転じた会社員
8 蚊に刺されやすい妹のために蚊を研究し、
  コロンビア大に進学した大学院生
9 科学的に考えるとは 
  東京大学宇宙線研究所教授 梶田隆章さん
10 好奇心の種がなければ、花も咲かない  
  米テキサス大学オースティン校冠教授 鳥居啓子さん

コラム1 スーパーサイエンスハイスクールとは
コラム2 科学コンテストとは

◎プロフィール
緑慎也:サイエンスライター。1976年、大阪生まれ、福岡育ち。出版社勤務を経て、フリーランスとして、週刊誌や月刊誌などにサイエンス記事を執筆。著書に『認知症の新しい常識』『消えた伝説のサル ベンツ』、共著に『山中伸弥先生に、人生とiPS細胞について聞いてみた』など。

感想・レビュー・書評

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  • タイトルで勘違いしそうだが、13歳向けの本ではない。勿論、13歳が読んでも良いのだろうが、本著には明確に「我が子に科学に興味を持って欲しい、科学的な考え方を身に付けてほしいと言う願いを持つ親御さんに参考になれば幸い」と書かれている。子育て本だ。また、自らの刺激にもなる。

    「なぜ」を見つけて、自分なりに仮説を持つ。その仮説を検証し、現象を解き明かす。幼少の頃はそんな不思議な出来事に溢れていた。本著には、落ち葉の表裏に着眼し、なぜ裏向きが多いのかを突き詰めた高校生。数学の定理の拡張版を証明した不登校経験者。小学校時代に曾祖父が新聞の字を拡大して読めるようなアプリを開発した高校生。おがくずで断熱材を作った高校生。火星の重力環境を再現した装置を手作りした定時制高校出身の大学生などが登場する。

    生物学の国際大会、グローバルサイエンティストアワードにおける文部科学大臣賞、日本物理学会高校ジュニアセッション、スーパーサイエンス、ハイスクール生徒研究発表会、高校生科学技術チャレンジ、スタンフォード大学ITサマーキャンプなど数々のコンテストやイベントが紹介される。そこで受賞したメンバーを中心に取材をしたのだろう。コンテストでは、教師たちのフォローも多分にあったようだ。

    こういう人生の切り拓き方がある、という点。とにかくチャレンジする事が周りの助けを引き出し、経験値としてもプラスになる。しかし、自発的な意欲がスタートだ、という点で中々考えさせられる読書であった。

  • <閲覧スタッフより>

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    所在記号:407||ミト
    資料番号:10274054
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  • ふむ

  • 請求記号 407/Mi 14

  • 理系の秀でた人の子ども時代がわかる。自分は文系だが、好きなことに熱中できる環境はどんな子でも重要とわかった。

    さかなクンの一魚一会、と一緒に読んでほしい。

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/784561

  • これは、いつか読んだ”理系の子”、そのものですな。本作でも、斬新な視点とか、若い可能性とかに、こちらのテンションも上げられました。

  • .
    #13歳からのサイエンス
    #理系の時代に必要な力をどうつけるか
    #緑慎也
    23/1/12出版

    好奇心はなにかを生み出す原動力

    目次に登場している人たちが、好奇心をどのように育てて果実を実らせたのかに好奇心がわく

    #読書好きな人と繋がりたい
    #読書
    #本好き
    #読みたい本

    https://amzn.to/3CzK00T

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著者プロフィール

1976年大阪生まれ。出版社勤務、月刊誌記者を経てフリーに。科学技術を中心に取材活動をしている。著書『消えた伝説のサル ベンツ』(ポプラ社)、共著『山中伸弥先生に聞いた「iPS細胞」』(講談社)、訳書『大人のためのやり直し講座 幾何学』『デカルトの悪魔はなぜ笑うのか』『「数」はいかに世界を変えたか』『「代数」から「微積分」への旅』(いずれも創元社)など。

「2021年 『深遠なる「幾何学」の世界』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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