わたしはBIG! ありのままで、かんぺき (ポプラせかいの絵本 72)
- ポプラ社 (2025年2月12日発売)
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感想 : 18件
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Amazon.co.jp ・本 (62ページ) / ISBN・EAN: 9784591183946
作品紹介・あらすじ
2024年コルデコット賞受賞! 言葉のトゲを知っているすべての人へ。著者の実体験から生まれた、自分らしくあることのすばらしさを描く話題作。
生まれた時からおおらかで想像力に富み、すくすく育った女の子。けれどある時かけられた言葉で、気づかされたのです。自分が他の子より「大きい」ことに――。
他者の言葉に傷ついた女の子が、自分の力で世界を広げ「決めつけ」から解放されていくさまを、シンプルな文章と美しい色彩、両観音のしかけで表現した絵本です。
コルデコット賞は、アメリカで出版された絵本の中でもっともすぐれた作品の画家に対して年に一度贈られる賞。作者のワシュティ・ハリソンは、この賞を黒人女性としてはじめて受賞しました。訳は、本作が初の翻訳絵本となるコラムニスト・ラジオパーソナリティのジェーン・スー。自身の経験ももとに、力強く前向きな言葉で描きだします。
【訳者あとがきより抜粋】
どうか、体の大きい小さいが、子どもの人格や能力と結び付けられることがありませんように。自分らしさを忌まわしく思うことなく、ありのままで完璧だと誇れますように。周りの大人が、しっかりとその子のありようを見てくれますように。
ジェーン・スー
みんなの感想まとめ
自分らしさを受け入れることの大切さを描いたこの絵本は、他者の言葉によって傷ついた女の子が、自己肯定感を取り戻し成長していく物語です。目立つことや体型に対する偏見に悩む子どもたちの心の葛藤を、シンプルで...
感想・レビュー・書評
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作者の体験を元に作成された絵本。
大きい子どもだったため、目立ち、大きい事を非難・嘲笑するかのような言葉の暴力にさらされた女の子の物語。心を閉ざした女の子は、やがて、その暴力に気づきます。そして、ありのままの自分を愛そうと決めます。
この時の心境を表すページが素晴らしかった。
こういう思いをして成長せざるを得なかった子どもはたくさんいると思う。周りの人は、子ども達には小さくても心がある、人権を侵害してはならない事を忘れてはいけないと思う。ありのままの自分を好きになる事が出来た女の子の強さに感動した。
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大きすぎたり小さすぎたり太りすぎていたり痩せすぎていたり。
平均から外れると何かしら気になる、気にしてしまう‥私自身も他の人に対しても。
ことばのトゲはなかなか抜けてくれない。 -
私が今まで読んだ本の中で1番誰かに贈りたい本です。そして近い将来、誰かに贈ると思います。私自身、自己肯定感を上げるためのハウツー本、啓発本を何冊も読みました。でも、これほどストレートに素直に理解できたとは言えなかった。だから今まで何冊も読んできたんです。コレが決定版!これからも折りあるごとに何度もページをめくって確認したり励まされたりすることでしょう。
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体が大きいことで、周囲の大人や子どもたちの無神経な言葉や対応に傷ついていく女の子。
「もっと じぶんのために いばしょを つくろう」と自分自身で決め、あなたたちの言葉が私を傷つけたんだよと相手に直接伝える勇気はすごいことだなぁ。
反省するどころか、冗談だよ、繊細すぎるよ、傷つけるつもりはなかったと全然わかってくれない周囲の人たちの反応には深く考えさせられたし、自分はこの人間たちのように人を傷つけるということに鈍感になっていないか自戒することも、「みんなと違う子」のありのままを受け止める一歩になる気がする。 -
2024年コールデコット賞受賞。大きな女の子の赤ん坊。大きな夢をもって、すくすく育ちました。だけど、あるときじけんがおきて、女の子はそれまでとはちがうきもちを持つようになったのです……。
ボディポジティブについて強く描いた絵本。女の子の気持ちを本の中にメタ的に表して、色合いにも作者の思いが感じられるのがうまい。傷つけられた本人に言葉を返されても、気持ちをわかってくれない人たちをかいている部分が1番ぐっとくる。ジェーン・スーさんが自分も体格の大きい子どもだったとあとがきで語っており、それが子どもにとってどれほど大きなことなのかを大人が読んで考えてほしいと思う。 -
4分38秒
2026.01.28 -
生まれたときから体の大きい女の子がいました。大きいことは良い事でした。大人たちはみんな嬉しそうで、女の子をたくさんほめました。しかし、あるときから、世界は女の子に牙を剥くようになりました。
傷付く女の子の姿が可哀想で可哀想で、抱きしめてあげたくなりました。生まれつき大きい子や、他の子より成長が早い子はいるものです。それは、悪いことでもなんでもなく、その子のせいでもありません。それでも、こんなに心無い言葉を投げつけられてしまうなんて、なんて理不尽なんでしょう。比較的体の小さい(今も)わたしは、大きい子にこんな悩みがあったなんて知りませんでした。体の大きさに関係なく、ありのままを受け入れて、心を見てあげられたら素敵ですね。
主人公の女の子は、自分を愛してあげようと決心することができて素晴らしいと思います。できることなら、そこに寄り添う大人がいてあげてほしかったと切なく思います。 -
同じ年齢の子より大きな女の子、小さいときはそれを褒められたのに、大きくなるにつれて心ない言葉を浴びせかけられるようになる。
偏見に満ちた言葉を浴びせかけられ、女の子は大きく傷ついていく。
偏見に満ちた言葉は想像以上に言われた者を傷つける。
残酷な話だ。
何気なく口にする言葉の何と残酷なことか。
絶望の中から幼いながらも自分の居場所を作り、自分を愛してみようとする女の子はすごい。
みんながこのようにありのままの自分を好きだと言えるようになるといいなぁ、中中々難しいことだけ土。 -
体の大きな女の子
人が何気なくいった一言が幼い心を突き刺す
体が大きくても十分にいいところはたくさんある -
大きな笑顔に大きな夢を持った主人公の大きな女の子は、他者の言葉のトゲに傷つき、心が小さくなってしまいます。女の子が傷つき、涙を流す場面は灰色に染められ、閉塞感でこちらの心も苦しくなりますが、彼女は自らの力で出口を見つけだします。絵本全体に使われている柔らかなピンク色は、優しさや喜びを象徴し、ありのままで素敵な女の子そのものです。ジェーン・スーが手がけた初めての翻訳絵本。
静岡市女性会館図書コーナーの書誌詳細はこちら↓
https://lib-finder.net/aicel21/book_detail_auth?authcode=gUu6Gyf942doPLZr66Or%2BA%3D%3D -
2025.4 市立図書館 読み聞かせ 5分
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