ヨチヨチ父 -とまどう日々- (一般書 486)

  • ポプラ社 (2025年1月22日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (135ページ) / ISBN・EAN: 9784591184424

作品紹介・あらすじ

パパは共感。ママは落胆。

ママっていつもイライラしてるよね? パパって何か蚊帳の外だよね…?

話題の絵本作家・ヨシタケシンスケが父になってわかった“トホホな真実"を描く初の育児イラストエッセイ!

育児に疲れた夜、パラパラ読むとフッと脱力――

◎子育てって楽しい? 幸せ?
「かわいい我が子の寝顔を見ると、疲れもすべてふっとぶ」なんて言いますが、
アレはウソです。
実際はせいぜい「ちょっと軽減された気がする」程度です。

◎何より大事なこと
赤ちゃんとの新しい生活のイメージが
「けっこう大変!」になるか
「……メチャクチャ大変…」になるかは、
「赤ちゃんが夜、まとまった時間寝てくれるかどうか」。
この一点にかかっています。

・本書は2013年から約3年間、育児雑誌『赤ちゃんとママ』で連載されていた育児イラストエッセイをまとめた一冊です。

感想・レビュー・書評

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  • レビューを拝読して、読みたくなり手に取った作品。

    話題の絵本作家・ヨシタケシンスケさんが父になってわかった”トホホな真実”を描く初の育児イラストエッセイ。

    ヨシタケシンスケさんの作品はブクログでも度々拝見していたのですが、読むのは初めて。
    まず、イラストがめちゃくちゃかわいい♡
    ママが怒っている顔なんかもかわいいし、文字もかわいい(*ˊ ˋ*)♡

    めちゃくちゃ共感!したり、思わずクスッと笑ったり、そっと寄り添ってくれるような言葉にジーンとしたり…イラストと共に癒されながら、楽しんで、涙した( ᐪ ᐪ )
    出産してから涙腺緩すぎ…( ᐪ ᐪ )

    子どもが赤ちゃんの頃に読みたかったなぁ…とも思ったけれど
    (その時に出会えていたら、子どもが赤ちゃんの頃に抱えていた私の孤独感は和らいでいたかもしれない)
    今、出会えて励みになった言葉があって、それを今後の心のお守りにしていきたいなぁと思った。
    普段全く本を読まない夫にも、渡してみようと思った。

    絵本はブクログには登録していないのですが、ヨシタケシンスケさんの絵本は気になっている作品が何作品かあるので、少しずつ読んでいきたいです♪

    以下、いつも通り自分用の引用です。
    (一部ネタバレになるのかも…?閲覧注意!!!)
    できればイラストと一緒に読んでほしいので、気になる方は是非本書を手に取ってみてください( ᵕᴗᵕ )

    ✎︎____________

    人の数だけ「普通」があり、「現実」があり、「かなわなかった希望」がある。そして、その人にしかわからない「気付き」や「よろこび」も。(p.012)

    「慣れてくれば楽しみ方もわかってくる」。仕事も父も同じです。(p.017)

    「相手を否定する言動は絶対ダメ。自由にならない相手のストレスを理解し、どんな内容でも、まず一度まるごと受けとめ、耳を傾け、時間をおいて別の提案をもちかける」。
    「相手を尊重し、いい関係を築き、それを持続させる」ための方法は、どの局面でも共通のようです。(p.034)

    子育てをしていると、「子どもが関係する痛ましいニュース」に敏感になりますね。
    なるべく遠い場所のできごとであってほしい、とつい願ってしまいます。
    そういう情報を、「意識的に避けていきたいパパ」と、
    逆に「もっともっと知りたいママ」。
    私のまわりには、そういうパパとママが多い気がします。
    女性って、やっぱり何ていうか強いなあ…と思います。(pp.046~047)

    慢性的な寝不足は、ママとパパの人格を崩壊させ、すべての「余裕」を奪います。
    そんな時は、あらゆることを犠牲にしてでも睡眠時間を確保してください。
    部屋のそうじや身なりをととのえる作業は、「夜、ちゃんと寝てくれる赤ちゃんのママとパパ」がすることです。(pp.054~055)

    若い頃、あんなに「人と同じこと」を嫌っていた私たちなのに
    こんなに「同じでありたい」と願うことになるなんて。
    「みんなと同じであってほしい」
    「その上で、どこか優れていてほしい」。
    自分のことを棚に上げて、勝手なもんです。
    でも、親なんて、みんなそうですよね⋯(p.071)

    騒ぎだした赤ちゃんを、あわててお店の外につれだすパパやママ。
    「ザ、子育て中!」なワンシーンです。
    「赤ちゃんの正体」をすでに知っている先パイパパ、ママには、それはもはやほほえましいシーンですらあります。
    他のお子さんがグズっていると、逆にすっごいホッとしますよネ。
    当人はヘトヘトになりますが、その背中は誰かをホッとさせ、楽しませ、勇気付けているのかもしれないのです。(pp.074~075)

    赤ちゃんとの日々は、写真に残らない(残せない)できごともたくさんありますよね。(p.081)

    人間、疲れているとお互い相手の「大変さ」を想う余裕が無くなります。
    「我が子のベストショット」は、すぐに見られる状態にしておきましょう。(p.085)

    「ママにそっくり!」と言われた時のパパの一抹のさみしさ。(逆もしかり)
    なかなかにデリケートな話です。(p.091)

    世の中は思い通りにはいかない。
    だから自分なりに工夫してどうにか楽しんでいかないとつらいばかりだ。
    そのことを、私の世話を通じて学んでもらいたい。(p.092)

    我が子相手に、本気でイラッとさせられることの多い毎日。
    しかし、ソファーなんかで寝ちゃった我が子を抱き上げた時に、
    ねぼけながらも半自動的に首に手をまわしてくるあの感じ。
    パパもママも、この「報酬」で昼間の苦労をあるていどチャラにできてしまう。
    ビジネスの世界では考えられないおかしな「取り引き」ですよね。(pp.094~095)

    ゆっくりと人のあとを追いかける人生。
    その目線から身に付けるやさしさやしなやかさって、いい人生を送る上でとても有利に働くハズなのです。(p.099)

    育児にとって一番こわいのは、お金の話でも社会のしくみでもなく、「ありがたみ」の欠如ですよね。(p.101)

    たぶん、親になるということは、「強さ」や「弱さ」でははかることのできない「新しい何か」を手に入れること、なんでしょうね。(p.107)

    子育ては発見の連続ですが、「子育てしなければ思い出せなかった感情」なんてのもあるんですね。(p.121)

    • mariさん
      どんぐりさん

      どんぐりさんのレビューがきっかけで出会えた作品です( ᵕᴗᵕ )ありがとうございます♪

      きっと著者の想いが文章にこもってる...
      どんぐりさん

      どんぐりさんのレビューがきっかけで出会えた作品です( ᵕᴗᵕ )ありがとうございます♪

      きっと著者の想いが文章にこもってるから、心に響くんでしょうね…!いやー、泣けますよねー.˚‧º·(ฅдฅ。)‧º·˚.

      どんぐりさんの気持ちも、めっちゃ分かります!
      私は当時は育児のことを誰にも相談できなくて、でもいろいろうまくいかなくて心配だし、夫とも産後クライシスでかなりギスギスしていて、めちゃくちゃしんどかったです(× × )
      確かに、誰しも通る道ですよね…!
      あの頃の私にこの本を渡してあげたい!
      どんぐりさんにも!

      そうですね!
      これからもぼちぼち頑張りましょう( *˙˙)b
      2025/10/10
    • bmakiさん
      絵本は基本興味ないのでスルーしてしまうことが多いのですが、ヨシタケシンスケさんはよく拝見するお名前ですね。
      私も一度読んでみようかしら??...
      絵本は基本興味ないのでスルーしてしまうことが多いのですが、ヨシタケシンスケさんはよく拝見するお名前ですね。
      私も一度読んでみようかしら??
      皆さん高評価ですよね。
      2025/10/11
    • mariさん
      makiさん

      こちらは育児イラストエッセイなのですが、読まれたらきっと懐かしい気持ちになるんじゃないかな?と思います(*ˊ ˋ*)
      絵本も...
      makiさん

      こちらは育児イラストエッセイなのですが、読まれたらきっと懐かしい気持ちになるんじゃないかな?と思います(*ˊ ˋ*)
      絵本も子ども向けのものも、大人向けのものもあって、よさそうでした♪
      絵本は今後もきっとブクログには載せないのですが、私も何か読んでみようと思っています( ᵕᴗᵕ )
      2025/10/11
  • お盆も気づけばもう終わりますね(´ー`)



    連休前半は大阪にいる友人宅へ遊びに行きました(^^)でも全く観光はせず笑

    どこ行っても暑いし、混んでるしなので
    近場で遊んで夜は呑んで♪


    でも久しぶりに会う友達にたくさん遊んでもらえて、子どもたちも私たちも楽しいお出かけとなりました(^^)


    にしても大阪の運転怖かったー((((;゚Д゚)))))))



    中盤は仕事もあり、やっと落ち着いたところです(*・ω・)ノ


    夏休みも終わりが見えてきましたね!
    宿題は出校日に出さないといけないというトラップがありますが、、、終わるかな!?笑


    お母さんたち、あとちょっと頑張りましょー!!




    さて、ずっと読みたいリストにあったんですが、なかなか手が伸びず。でもかなさんのレビューを見て借りてきた一冊
    いつもありがとうございます(^^)



    イラストエッセイでとても読みやすく
    なかなか本を読む時間を取れない時にありがたかったです!



    ヨシタケさんの育児の経験を基にした子育てあるあるのつまった作品!!


    ママが読んでも「わかるー!!」がつまってます
    これは手元に置いておきたい。゚(゚´Д`゚)゚。

    イライラした時、自己嫌悪に陥ったとき、上手くいかなくてへこんだ時、サッと手にして共感したい!肩の荷が少し軽くなります


    子育てが落ち着いてからも、孫ができてからもこれを読んだらその時の気持ちを思い出せそうなくらい、エピソードが具体的にギュッとつまってる。
    絵もあるから子どもの尊い一瞬をまた楽しむことができます



    最後のヨチヨチ父にはすごく納得


    『考えてみればこの先ずーっと初めてのことしか起きない訳で、常に「とまどい」と共にある

    きっと父としてはいつまでたってもヨチヨチしたままなのでしょうね』
    (脳内で勝手にママに変換して、あーそうだよなーと納得する私)




    その他の共感したものを
    ちょこっと紹介


    ◯ママ「ちょっと考えればわかるでしょ!?」

    パパのちょっとと
    ママのちょっとはちょっと違うのです



    ◯赤ちゃんってムチムチしたイメージがあるから新生児のヒョロっとした体にドキドキします




    ◯若い頃あんなに「人と同じこと」を嫌っていた私たちなのに
    こんなに「同じでありたい」と願うことになるなんて



    ◯騒ぎだした赤ちゃんをあわてて店の外につれだすパパやママ
    「赤ちゃんの正体」をすでに知っている先輩パパママにはそれはもはやほほえましいシーンですらあります
    他のお子さんがグズっていると逆に
    すっごいホッとしますよね
    当人はヘトヘトになりますが
    その背中は誰かをホッとさせ
    楽しませ勇気づけてるいるのかもしれないのです



    • どんぐりさん
      まきさん

      いつもお気遣いありがとうございます。゚(゚´Д`゚)゚。

      夫同士も子ども同士も仲良くしてくれている友人なのでみんなリフレッシュ...
      まきさん

      いつもお気遣いありがとうございます。゚(゚´Д`゚)゚。

      夫同士も子ども同士も仲良くしてくれている友人なのでみんなリフレッシュできたようです♡
      いつもより子どもたちも手が離れてのんびりできました!友達と飲むお酒は最高ですね♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪


      私も3人目とも慣ればもっと余裕で育児できるんかなと思ってましたが、全然でした笑
      2025/08/16
    • どんぐりさん
      雪見酒さん

      いや、ホントに!!
      建物から右折で出ようものなら
      一生出られないんじゃないかとおもいました、、、

      都会では運転したくないよ、...
      雪見酒さん

      いや、ホントに!!
      建物から右折で出ようものなら
      一生出られないんじゃないかとおもいました、、、

      都会では運転したくないよ、、、
      2025/08/16
    • どんぐりさん
      かなさん

      オススメありがとうございます♪

      なんか自分の夫に当てはまるというより
      自分に当てはまる部分が多かったかもです(^^)

      とても...
      かなさん

      オススメありがとうございます♪

      なんか自分の夫に当てはまるというより
      自分に当てはまる部分が多かったかもです(^^)

      とてもすきな本でした(o^^o)
      2025/08/16
  • 可愛らしいイラストと育児あるあるが描かれていてクスクス笑いながら読了!お父さんの何だか不憫な感じが愛おしかった。実の父もこうやって私のこと育ててくれたのかな、頑張ってくれてたのかなって思って心がじーんとあたたかくなったりした。

  • さすがヨシタケシンスケさん!というくらい、共感のできる育児エッセイ。
    育児書系って一歩間違えるとなんだかすごく横柄な印象を受けてしまうジャンルな気がしていましたが、ただただあるがままを素敵なイラストと飾りのない言葉で否定をせずに綴っています。

    人生のピーク:ヨシタケ家の家訓に「人生のピークは遅い方がいい」とあるそうです。ゆっくりとした右肩上がりが一番幸せ、確かに!と思います。過去を振り返ってあの頃はと、嘆いてばかりじゃその後の人生つらいですよね。ウチの主人も出会った頃から「自分は大器晩成型なんで笑」と。いつだよ!?とツッコミたくなりますが、きっとそういうことなんだな、と思います。
    子供と色々楽しんでいると、大きくなっていても覚えていて欲しい、と思ってしまいますが、子供は子供で自分なりの楽しみを日々重ねていってもらうくらいがちょうどいいのかな、と思いました。

  • 子どもや母親への父目線で描かれた素直な、もしくはぶっちゃけた心情に確かになぁと思えることがたくさん。やっぱり母とはまた違った思いがあって当然なのに、母を気遣う話は色々あっても父のものは珍しいかも。お父さんも色々あるんだよね。あるあるで、絶対喜んでくれると思って買ったオモチャを子どもが喜んでくれなかったり、使えそうと思った育児グッズが使い辛かったり…わかるなぁ。子どもが大きくなるまでもなってからも、本当に色んなことがある。トラブルも喜びもそれはそれはたくさん。だけど思い出すと懐かしくて笑顔になれるのだ。

  • 産後の温度差ってある
    パパもママも一生懸命なんだけどね

  • 実はいいお父さんではない!? ヨシタケシンスケさんだから伝えられる、笑顔で描かない子育ての幸せ|KOKOCARA(ココカラ)−生協パルシステムの情報メディア(2019年03月11日)
    https://kokocara.pal-system.co.jp/2019/03/11/parenting-shinsuke-yoshitake/

    「父」になった戸惑いを描く、ヨシタケシンスケ初の育児マンガ『ヨチヨチ父 とまどう日々』ヨシタケシンスケさんインタビュー(1/3) | 絵本ナビ:レビュー・通販
    https://www.ehonnavi.net/specialcontents/contents_old.asp?id=314

    ポプラ社
    https://www.poplar.co.jp/

    ヨチヨチ父 -とまどう日々- 新装版 | ヨシタケシンスケ | 絵本ナビ:レビュー・通販
    https://www.ehonnavi.net/ehon00.asp?no=268384
    (旧版:赤ちゃんとママ社)
    https://www.ehonnavi.net/ehon00.asp?no=114934

  • 「ヨチヨチ父」
    率直の感想は、「いや、勘弁してほしい」
    それにしても、ヨシタケシンスケさんの観察力、自己分析力、それらを絵と文章でこれだけ表現できるなんて。
    只今絶賛子育て中のパパママにとっては涙ものだろう。

  • クスクスっと笑いながら、あっという間に読み終わりました。
    「05 大人の世界」と「44 人生のピーク」がとても好きでした。酸いも甘いも全部ひっくるめて人生を謳歌する秘訣だな、と思いました。

  • 赤ちゃんの香りが漂って来そうな、ほんわりとしたイラストエッセイ。

    絵本作家・ヨシタケシンスケさんの実体験ということで、分かる分かる!と共感の連続。

    1話からパパの本音が丸出しで思わず笑っちゃう。
    父になって最初の仕事がそんな事だったなんて!

    パパの健気な努力を冷めた目で見つめるママのイラストも最高。

    子育て卒業された方は懐かしい気持ちを味わえ、また現在子育て真っ最中の方は読むと元気と癒しを貰えそう。

    子育ては命を守る大変なお仕事。

    不安に押し潰されそうになる日もあるけれど、どうか今を乗り切ってとエールを送りたくなる。

  • イライラ、ぎすぎす、みたいな、産後のパパママによくある部分を、なぜかほっこり書けてしまうヨシタケシンスケさんの不思議。

  • ヨチヨチ父としてがんばります。

  • 父だけでなく母でも楽しく読める。
    実際は大変そうなこともふふっと笑えるような感じに書かれていて和みました。

  • 「育児=!?」がめちゃ刺さった。
    あと「にわかファン」(笑)

    大人だからって無敵なわけじゃないし、
    大人だからってなんでもできるわけじゃない。
    むしろ、モヤモヤしたりイライラしたりって年を重ねた分だけ蓄積されていくようにも思う。そのバランスを取るために癒しが必要だったりするのかも。

    そんな時にホッコリとした癒しになる一冊です。

  • 世のお父さんのどれくらいかはわからないが、誰にも相談することもない子育て中の考えや想い。
    ヨシタケシンスケさんはそういう小さいのか大きいのかわからない悩みや、感情を嫌みなく面白く描くのが本当にうまい。
    子育て経験なくても読めるし、お母さんにも読んで欲しい。
    間違いなく読んだその日から、何か優しく、応援出来るようになります。
    楽しそうで幸せそうな家族の裏には、チリのように小さな苦労が積もっているんだなあ。

    ママ同士は赤ちゃん越しでも仲良く出来ても、パパ同士はシャイな感じで距離感あるとこ、いるいるって笑えた。

    子供好きじゃない人こそ読んで欲しい。
    自分の親に対しても考えたくなると思います。

  • ヨシタケシンスケさんによる赤ちゃん育児マンガ。
    さすが、の視点と描写力。
    ほっこりしたり、分かる〜となったり、深く考えずに楽しめる一冊。
    子育てなんて上手くいかなくて当たり前、ダメな自分も肯定してくれる、ありのままでいいんだと受け止めてくれるようなエピソードばかり。
    ヨシタケシンスケさんの他の絵本からも感じられることですが、同じ出来事でもどう受け取るかで全く違ってくる。
    この本は赤ちゃん育児中に読みたかった。

  • ヨシタケシンスケさんらしい、ありのままの父としての体験が書かれた本。

    父は生まれてからしか父になれないからにわかファンみたいになってしまうみたいなくだりがあったが、父も妊娠期からガッツリファンになれよ!と思ってしまった。

  • そうそう!ずっと思い出しながら笑って読みました。子育ての、あの何とも言えない気持ちを表現してくれるなんて、ヨシタケさん、神✨

  • もし悩むことあればぜひ。1人じゃないんだと気付かされます

  • 出産する妻にドン引きし…とあり、立ち会い出産予定の私としては悩ましい。率直な気持ちが綴られているので、今後の育児を想像しながら読んだ。

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著者プロフィール

1973年、神奈川県生まれ。筑波大学大学院芸術研究科総合造形コース修了。日常のさりげないひとコマを独特の角度で切り取ったスケッチ集や、児童書の挿絵、装画、イラストエッセイなど、多岐にわたり作品を発表している。『りんごかもしれない』(ブロンズ新社)で第6回MOE絵本屋さん大賞第1位、第61回産経児童出版文化賞美術賞などを受賞。『もう ぬげない』(ブロンズ新社)、『おしっこちょっぴりもれたろう』(PHP研究所)で第26回、第29回けんぶち絵本の里大賞を受賞。ほかの著書に、『結局できずじまい』『せまいぞドキドキ』(ともに講談社)、『ころべばいいのに』『ねぐせのしくみ』(ともにブロンズ新社)、『りゆうがあります』『あきらがあけてあげるから』(ともにPHP研究所)などがある。2児の父。

「2022年 『レッツもよみます』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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