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Amazon.co.jp ・本 (48ページ) / ISBN・EAN: 9784591185223
作品紹介・あらすじ
「少し前の私に、どうしても必要な物語でした」 ヨシタケシンスケ
もしも なにかを なくしたら。
もしも もどって こないなら。
男の子が寝ていると、大事にしていたロボットが話しかけます。
「やあ、おはよう。突然で申し訳ないんだけど、
ボク、もしものせかいに行くことになりました」。
「もしものせかい」がどんなところか、
どうして「もしものせかい」に行かなくちゃいけないのか、
小さくなってしまった「いつものせかい」でどう生きていけばいいのか……
ロボットは、ひとつひとつ説明しはじめます。
本書『もしものせかい』は、多忙な著者にとって、
はじめて「誰かに依頼される前に生まれた物語」でした。
自身の悲しい経験により、
この物語を描かないと先に進めない――
つまり、少し前の“ヨシタケシンスケ”にとって、
『もしものせかい』はどうしても描く必要のある物語だったそうです。
悲しみや喪失感を忘れようとしたり、
もとの自分を取り戻そうとしたりするのではなく、
その経験そのものをまるごと抱えて生きていくこととは?
そして「その先」への思いが詰まっています。
「もしものせかい」を持つすべての人へ。
みんなの感想まとめ
悲しみや喪失感を抱える心に寄り添う物語が描かれています。主人公の男の子と話すロボットが「もしものせかい」について語る中で、失ったものへの思いを受け入れ、前に進む力を与えてくれます。読者は、もし誰かがい...
感想・レビュー・書評
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悲しみや喪失感の乗り越え方として、
大人にも必要な本だと思う。
もし誰かがいなくなってしまったとしたら、
それは「もしもの世界」に行ってしまったということ。
もしもの世界ってどんな世界?
そこに行ってしまった人ともう会えないとしたら、この悲しみはどうすればいいの?
という問いに、優しい答えをくれます。 -
ヨシタケさんの新刊は、ヨシタケさんの世界観満載の一冊です。
もしも の世界は誰の心の中にもあって、
いつも の世界の私を見守ってくれている。
子ども達に伝えたい世界です。
これから色んな経験をして、色んな選択をしながら歩いて、生きていく子ども達が、
どんな思いの中でも、もしも の世界と共に
成長できたら、きっと優しい世界になりますね。
温かくて切ない。
ヨシタケさんワールドはさすがです。 -
後悔や悲しみをそのまま受け止め、前に進むきっかけを与えてくれる絵本。目の前からいなくなっても、もう出会えなくなったとしても、ちゃんと自分の心の中にはいる(影響を与えてくれたと思い続けられる、感謝できる存在)んだよ、と優しく伝えてくれる。夫婦で読んでねとプレゼントで頂きました。その優しさが嬉しい。
-
なんて可愛くて切なくてあったかいお話なんでしょう。小さな男の子が、眠っているあいだに男の子の部屋に飾ってあったロボットが、窓から侵入してきた猫に連れ去られるところから始まります。それはどこに行ってしまうのでしょう‥
ずっと一緒にいたかった人やものが、目の前から消えてしまった時、それはとても悲しいですよね‥。
その悲しみを手当てしながらも、回復(成長)しようとするとき『もしものせかい』が必要になるのです。
このお話は心の中のお話です。
でもとっても必要なお話。
別れ 卒業 旅立ち 願望 挫折‥
それを経験したあとの心の育み
その世界を、あったかいことばと
あったかい絵で表現してくれてます。
このニュアンスを、幼い読者さんが受け入れてくれたらいいなぁ‥と心から思います。なんとなくでもいいのです。いつか生きていくうえでの糧になるから。
大人の私でも読み終わったあと、じーんと心が潤う作品でした。作者のヨシタケさんに「ありがとう」って言いたくなりました。 -
(⭐︎3.5)
奥が深い!"もしも、こうだったら〜"
という悲観的な思いは、誰しも大なり小なり
心の中にあるだろう。
そんな思いがヨシタケマジックにかかると、
"プラスのエネルギーに転換しよう!"と
前向きな気持ちになり、元気をもらえる。
私自身、もしもの世界をプラスに捉えられた
時期があったが、そこに近づく行動を何も
起こさなかったが為に、あっという間に
半年が過ぎてしまった経験あり。
人って楽な方に流れていくから、その時に
動き出さないと、またいつもの日常に
戻ってしまうんだよな…習慣って恐ろしい。
今こそ動き出そう!と背中を押されました☻ -
心がほっこりする。
何かあった時に何回も読みたくなる。
誰もが描いたことがあるであろうもしもの世界を題材に描写されているけど、切ない。 -
-
久しぶりの行きつけの本屋さんで、お目当ての本のコーナーに行く途中の絵本コーナーで、何気に開いて見たら、あら不思議。あっという間に引き込まれ一気に最後まで読んでしまった。ホッコリして一息。
世界をこんなふうに捉えてみたら、もう少し軽やかに日々を過ごせるかもしれないと思った。
良い本との出会いだった。 -
小3の息子が読んでいたので借りて読みました。
ヨシタケシンスケさんの話は、余白の部分が大好きで読んだ時の状態で受け取り方が様々に変化しますね。
小3の息子がどのように感じたのか、2人ではなしたみたくなりました。
家族や友達と余白の部分を、いろんな色に塗って楽しんでみてはいかがでしょうか? -
いちばん好きな絵本。小4のクラスで、読み聞かせに使いました。少しでも何かが伝わっているといいなぁ。
失うことは避けて通れないけれど、この本を開くとちょっと心が温かくなります。 -
いつもの世界ともしもの世界。もしもの世界はきみのなかにある。その世界をふくらまそう。
ヨシタケシンスケにしては、ちょっと観念的すぎたような。個々の絵や文章は響くものがあるのだけれど。 -
哲学的でもあり、実践的でもある。
大人の方がひびくかも。 -
少年の枕元に有る物体は、おもちゃのロボットらしい、突然に(夢の中で)別れを告げ「もしもの世界」に行って戻ってこない、と言った。そこは人が「もしもあの時…」と思うときにあったものが蔵われている場所で、そこでは普通の人間生活のリアルは「いつもの世界」と呼ばせている。
「ボクは、もしもの世界にずっといる」「どんなものでも どんなことでも どんなひとでも どんな気持ちも きえて なくなったりしない。」
「きみにとって だいじなものが もしものせかいに いってしまったとき。
もしものせかいがおおきくなる
かわりに、いつものせかいは すごくちいさくなってしまう。
…
もしもこのせかいが おおきいひとであればあるほど
いつものせかいも おおきく ふくらませることが できるはずなんだ」
俺の中学の同級生が去年死んだ。まだ悲しみ足りない。いつもの世界はいつまでもあるものではない。 -
久しぶりに、本を買った。
いつか..
私がいなくなったあとでも、見返してもらえるように。 -
三日前、もしものせかいにいってしまったものがある。読み終えて、今日は切ない気持ちになった。
著者プロフィール
ヨシタケ・シンスケの作品
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感想 :

ヒボさんの絵本シリーズ。
こちらの作品が気になりました!
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(੭ˊᵕˋ)੭"イラッシャイ
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おじゃましまーす♪
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