大正仇恋戯曲 あやかし帝都のジュリヱット (ポプラ文庫ピュアフル 397)

  • ポプラ社 (2025年3月5日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (258ページ) / ISBN・EAN: 9784591185612

作品紹介・あらすじ

宵闇に妖魔が蠢く華の帝都。
退魔士の名家・紅蓮野家の一人娘である朱里は、
母の仇の妖魔、幻影男爵を追っていた。

捜索の最中、戦闘で窮地に陥った朱里を助けたのは、
清司郎と名乗る精悍な軍人だった。
それをきっかけに協力関係を結んだふたりは、
徐々に心を通わせていく。

しかしある事件によって、清司郎が
紅蓮野家とっての因縁の相手、
激しく敵対している青梅家の嫡子であることが判明し――。

許されざる想いに胸を焦がす、大正版ロミオとジュリエット開幕。


■著者プロフィール
住本優(すみもと・ゆう)
1985 年生まれ。作家・シナリオライター。ライトノベル、キャラクター文芸ジャンルなどで執筆している。著作に『あやかし屋敷のまやかし夫婦』(ことのは文庫)、他『最後の夏に見上げた空は』(電撃文庫)など。

感想・レビュー・書評

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  • 仇同士で昔から因縁のある家の跡取り同士という関係で惹かれあってしまった大正版ロミジュリ、とっても良かったです♡

    母の仇を打つために女学生としての青春を捨て、日々復讐に燃える朱里が仇と思われる幻影男爵を追っていた先で出会ったのは同じ退魔士の清司郎。朱里の方は仇と信じる青梅家の人間と知らず惹かれるも、清司郎の方は思い返せば最初からベタ惚れで、囲い込むのはあっという間なのに本人を前にすると奥手であと一歩踏み出せないのが少し焦れったくもあって、そうこうするうちに朱里に青梅家の人間であることがバレてしまい、すれ違う2人に切なさが溢れました。。。
    清司郎の様子に戸惑い一緒に出かけたり楽しんだりすることを躊躇う朱里に、朱里が負担を覚えないように気を使う清司郎の優しさが素敵すぎてきゅんきゅんしました♡

    寒緋桜の君......長年の片想いならもう仕方ないですね。清司郎の拗らせっぷりが可愛くて朱里への想いの強さにきゅんです(*´艸`*)♡

    幻影男爵の正体は散りばめられたヒントから割と初期の段階であの人かな...?とは思っていましたが、やっぱりそうでした!けれど、それ以上に悲しい真相にそれでも朱里を選んだ清司郎にうるうるでした( இ﹏இ )
    優しい優しい彼だからこその言葉や態度がいっぱいあって、すぐに自分を顧みずに他人のために動いてしまうところは朱里に似てて......これからはそんな危なっかしい2人をため息つきながら七五三野とそらが中心になって支えてくれそうで心強いです⟡.*
    叶うことなら両想い後の朱里と清司郎の甘々がもう少し見たかったです!

  •  タイトルでもガッツリプッシュされてるように2人の関係性がメインに据えられたストーリーだった。でもタイトルから演劇モチーフの要素が感じられたけど、独自の関係性が展開されていたなぁ~というイメージがあった。あくまでも有名な演劇の関係性が土台になっているよ、的な感覚で。

     大正時代、という事もあるから背景になる価値観に沿いながら読み進めていく。でもこの世界にあるあやかしの存在の影響によって現実のそれとはまた違った色どりがもたらされていたようにも感じられる。

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