なんて素敵にジャパネスク 3 (花とゆめCOMICS)

著者 :
  • 白泉社 (1990年1月1日発売)
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (179ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592112440

感想・レビュー・書評

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  • ※感想は第7巻のレビューに。

  • 入道にはめられて陰謀の要にされたと気づいた瑠璃は、このままでは確実に殺されると逃げ出す。
    しかし、全ての罪を瑠璃に着せて葬り去ろうとする一行に追い詰められ、もうダメかと思った時、颯爽と現れた鷹男。そこで鷹男はなんと東宮本人だったと知った瑠璃は疲れやショックで気を失う――。
    かくして入道一味の陰謀が暴かれ、御所の警護から解放された高彬といよいよ結婚という夜、なんと瑠璃のもとに東宮から恋文が届けられ、またもや邸は大騒ぎに。
    次期帝である東宮からの恋文だけに、事は瑠璃のみならず大納言家の浮沈に関わる大事だと父親は慌て、高彬にはその手紙の内容から東宮と以前から交際があったものだと誤解されてしまう。
    そのうちに帝が譲位したことによって東宮はいよいよ帝の地位に。そして瑠璃の父は大納言から内大臣へ、高彬は佐衛門大夫から右近少将へと昇進した。
    御世が変わってしばらくは落ち着いていたが、しばらくすると帝から権力を行使して瑠璃を後宮に招く使いが日参し、ついには高彬がその使いに立ったことで瑠璃の堪忍袋の緒はブチギレ。
    男なんかには完全に愛想が尽きた瑠璃は、出家するために尼寺へ向かう!!

  • 三条邸が炎上し、高彬の機転で後宮に身を隠すことになった瑠璃。しかし、身に覚えのない恨みにより多くの犠牲がでた事に怒っていた瑠璃は、事件の鍵を握る二の姫から妖しく美しい鬼の僧の話を聞きだすのだった。
    焼け跡の三条邸に現れた瑠璃は、鬼と出会い首を絞められるが、鬼から出た言葉は懐かしい吉野君から贈られた言葉だったのだ。
    後宮にあがった瑠璃は帝・鷹男と再会したが、やはり鷹男の身辺にも呪詛状が届けられていたのを知った。
    後宮で吉野君・唯恵に出会い、遠い日の想いと願い、入道(前左大臣)によって全てが狂い始めた事、そして父の愛と遠い日の姫の何もかもが得られなかったため鬼になったことを知るのだった。それでも瑠璃は吉野君を助けたいと思うのだった。
    吉野君が残した大皇の宮への朝霧という言葉を胸に宮と会った瑠璃が知った真実は。

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