- Amazon.co.jp ・マンガ (193ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592112464
感想・レビュー・書評
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※感想は第7巻のレビューに。
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三条邸の焼け跡で話しに聞いていた謎の僧に殺されかけた瑠璃。瑠璃はその僧が瑠璃の首に手をかける前に呟いた言葉が忘れられない。それは、かつて恋した吉野君が言った言葉だった。
昔を思い返し、吉野君の母親は「死んだ」という言葉は使わなかったし、死に顔を見たわけでもなかったと気づいた瑠璃は「高貴な方のご落胤」とのみ聞いていた吉野君の正体がもしも入道の息子だとしたら・・・と考える。
悶々とした気持ちのまま約束通り後宮へと上がった瑠璃は、安全だと思っていたそこで帝の信頼篤い僧として出入りしていた吉野君と出会い、驚く。
唯恵と名乗る僧となっていた吉野君は、その昔、入道の口車に乗せられ、会ったこともなかった父に会いに行ったところから運命の歯車が狂い出したことを説明する。
吉野君の父親とは、そして今回の事件の真相とは?! -
ジャパネスク・スクランブルの巻
5歳で右大臣家へ来た守弥は、10歳の時5歳になるやさしい若君・高彬と出会った。守弥は若君を素晴らし公達に育てようと誓うのだった。12年たち、望み通り順調に位も進み帝の信任も厚い公達へとなった高彬だったが、瑠璃姫という常軌を逸した婚約者がいることが気に入らなかった。
そこで、瑠璃から高彬を引き離すために、煌姫との一夜かぎりの契りを計画するのだった。
守弥のジャパネスク・ダンディの巻
守弥は瑠璃のいる吉野へ来ていた。敵情視察?のため山の中を歩いていた守弥は、崖から落ちてしまった。
瑠璃は倒れている守弥を発見し守弥を屋敷に運び看病するのだった。記憶を失っていた守弥(記憶喪失時名・峰男)は瑠璃の男関係が気になるのだが、瑠璃もまた守弥の声に吉野君の影をかさねていたのだった。
小萩のジャパネスク日記の巻
両親を亡くした小萩は、大納言家の瑠璃姫の遊び相手の女童として仕えることになった。部屋で泣いていた小萩を見た幼い瑠璃が考えた事は・・・。