家族の肖像 (花とゆめCOMICS)

著者 :
  • 白泉社
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本棚登録 : 267
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (183ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592117636

感想・レビュー・書評

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  • ああ、面白い。面白いなぁ。独特のテンポと絵に、ありえないのにありそうな感じのでもありえないやりとり。初めて佐々木さんの漫画を読んだときの、発見! という感じを思い出した。

    「バレリーナ」。もっとシリアスな話になってもよさそうな題材なのに、コメディ。いちいちコメディ。それがよい。

    「カルケット恐怖症」。この話を初めて読んだときの衝撃が忘れられない。子どもが好きではないおとなの女性たちというキャラが、当時の自分にとっては驚くべき存在だったのだろうと思う。でも、みかんのエピソードは強すぎて、自分もそちらの仲間ですと思わざるをえなかった。いま読んでも、かなり攻めた話のように思う。

    「佐々木倫子の趣味の講座:お裁縫」。かぎ針編み、並太か極太でこまあみ。できたのはヨロイ。めっちゃわかる! 自分が編んだのはマフラーだったが、板だった。しかし、「模様は複雑であればあるほどよい/あきないから」とかは、自分にはまったくわからない感覚である。お裁縫得意な人、すごい。

  • 「家族の肖像」
    人の顔が覚えられない事で家族にバカにされ虐められる勝久。
    そんな勝久の心の支え、ルイがいなくなった。
    そんな折、近所の高級マンションにお金持ちのお嬢様が越してきた。
    勝久は彼女の言動からルイをさらったのは彼女ではないかと疑う。

    「魔の席」
    席替えで「魔の席」に座ることとなった勝久。
    それは入口に一番近い席。
    誰それにノートを返してくれだの何だの、何かと人に物を頼まれる事の多くなった勝久。
    だが、人の顔が覚えられない勝久にそれは苦痛そのもの。
    そして起こるべくして起こったトラブルは-。

    「君の名は」は勝久に恋する少女のお話。
    所がその少女は印象が薄くて人に顔を覚えられない。
    人の顔を覚えられない勝久と、人に覚えられない少女の恋の行方は-。

    楽しい一冊です。

  • 佐々木倫子

  • 最後の子供嫌いの女性の話が面白かったな~

  • 読んだ当時、勝久くんが他人とは思えなかった(笑)

  • 単行本:全1巻

  • ちょっと変わった家族の日常のお話なんですが、やっぱり佐々木さん節、というか、家族たちの個性が強くて笑えて面白かったです。佐々木さんが作るキャラはやっぱりいいなぁ。

  • 北海道を感じるいい作品〜♪
    ルイのようなあんぱん好きの
    わんこに憧れていました。

  • 借りました。面白いです。

  • 忘却シリーズ1。

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