彼氏彼女の事情 (1) (花とゆめCOMICS)

著者 :
  • 白泉社
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レビュー : 323
  • Amazon.co.jp ・マンガ (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592120650

感想・レビュー・書評

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  • このマンガを読んで高校生というものにすごく憧れを抱きました。
    雪野や有馬、実際問題こんなに大人びた高校生はいないんだろうし、私がこんな3年間を過ごすことはなかったけれど。
    だって全員が自分を客観視できるんですよ。そんな高校生いませんよ笑!
    だからこそ私は彼らが格好よく見えたし羨ましく思えたのです。

    1人ひとりの個性が突出してるのにお話がこんがらがずに進むのは津田さんの力量ですよね。絡め方がうまいのとバランス感と。
    男女問わず二人組というのがこのマンガには多く登場するけど、お互い補える要素が備わってる。
    友達というより“対”のようなイメージをこのお話の皆には持てます。
    たまにわざとぶつけて派手に見せたりするシーンもあるけど、その要素が対立する演出としてすごく面白いし。


    やっぱり津田さんの心理描写もすごい好きで。さらっとしたのもどろどろしたのも変化が秀逸!
    有馬くんの設定が最初からああだったのかがすごく気になるところ。
    だとしたら、連載すぐのさわやかすぎるさわやかさがすごく怖いし、うますぎる。
    いちばん気になります。

  • 序盤の話の展開はまさに神がかっていますし、
    テンポも演出も独特。
    ただ、長い連載の間中盤にじゃっかんダレるのは否めません。
    途中、アニメ化もしました。
    序盤から飛ばして明るく元気でギャグ満載にテンポのいい
    恋愛漫画だったのですが、中盤から後半にかけて津田雅美先生特有の
    ほの暗さというか、薄暗いストーリー展開が入るので、
    リアルタイムで追っかけていた人では苦手な人には苦手だったかもしれません。

    でも、クオリティ高い漫画です。読んで損なし。
    ただ、読むなら最初から最後まで一気に!をおすすめします。

  • 優良??少女コミックをお勧めしているサイトで知りました。
    学校では頭がよく性格がよくカワイイでみんなの憧れ。
    が、家庭ではジャージ姿のダサいガリ勉おねえちゃん。
    そんな主人公がある男子生徒がきっかけでみるみるうちに学校での虚像が崩れていく。


    もういいオトナな自分だけども少女コミックをたまには読んでみるのも
    いいですね。
    学生時代の異性への気持ちが湧き上がってきて実生活でも
    ときめきエッセンスになったりして。

  • 少女漫画で名作と呼ばれるものって、
    恋愛以外の人間的な成長もきちんと描いたものばかりだと思うのです。
    そんな意味でこれは本当に名作!

    主人公の雪野はわりと序盤から完成されているというか、清清しく隙の無い子なので感情移入出来るキャラではないです。
    でも「こんな風になりたい」と思わせる、主人公らしい素敵な女の子でした。
    一方有馬の過去は悲惨すぎて後半が本当に辛かった・・・。
    ただ有馬を取り巻く人たちの優しさと、有馬がそれに気付いていくことで一緒に救われた気持ちになります。
    脇役の人たちがメインの話も多いので、共感できるキャラだったりセリフが誰にでもあるのではないかなあと思います。

    私の中では家族というものを凄く考えさせられたおはなしでした。
    こんなに号泣した漫画は久しぶり。

  • ざっくりと話すと主人公宮沢雪乃は見栄王であり、自分を良く見せるためにどんな努力も厭わない正確である、
    中学校までどんな事もトップだった彼女だが、県立の高校に入学して有馬総一郎に出会う。
    有馬総一郎は容姿端麗、医者の息子で成績もよく信頼が厚い。
    彼にコンプレックスを抱いた雪乃は彼に勉強等で勝つべく並々ならぬ努力をする。
    そして中間テストで彼の成績を抜き首席になるが、その時初めて彼の偉大さに気付き、自分は彼を尊敬していたのだと気づく。
    そして彼を避けるようになるも、有馬総一郎が宮沢雪乃に恋愛感情を抱いていると発覚する。
    そして二人は恋愛関係に発展する。

    一番最初に読んだのは中学生の時です。
    これを読んで宮沢雪乃のストイックな性格に惚れました。
    彼女は自分の見栄を張る性格を変えようと奮起しますが、私は彼女のそんな完璧を目指すところ、そして人の上に立つところがかっこいいと思いますし元々が普通の人なのに並々ならぬ努力をする所に尊敬します。
    彼女を見ていると自分も頑張ろうと思う気になりますし、受験の時はこの本でモチベーションを維持していました。
    一方有馬総一郎は元々天才肌という所があり親近感が持ちにくいところ。
    しかし凡人の超努力家と天才が競う姿は見ていてとても楽しいです。
    また、宮沢雪乃の二面性がとても面白い。
    これが普通の性格の人が完璧を演技しているのなら面白みに欠けるが、だらしなく欲深く面白い人格のためその対比がとても印象的だ。
    シリアス場面もあるが、ギャグが多い。
    でもうまくバランスがとれていると思う。
    しかしこの本を読み進めていけばわかるがここには普通の人間というのは存在しないところが非現実的で非常に残念なところである。
    マンガとして個性を尊重するのはいいが皆才能に溢れ全員が成功しているという点からいうともう少しリアリティを追及して部分的に凡人も入れる方が才能のある人たちの才能が際立つのではないかと思う。
    まぁ、シリーズとして登場人物たちのサクセスストーリーを描いているので凡人というのはこのテーマには沿わないのかもしれない。

  • 誰がなんと言おうと津田先生は面白いんだよ。

  • 00年代に流行ったトラウマからの回復物語。
    心の成長的なものを恋愛漫画でやってのけるのはすごいし、キャラの思考が聡明だからストーリーが面白い。
    でもラストが激しくダルい。「終わりよければ」って良く言うが、一貫して真面目に恋愛とか生活とか性格について語ってたのに、最後に何故かリアル感ない夢物語で終わったのが童話くさくてとても残念。
    でもそれ以外はとてもよい。

  • アニメを偶々見て面白そうだと思い大人買いした漫画。

    所謂少女漫画らしさだけでなく、テンポの良いストーリー展開、
    ギャグやキャラ設定などが面白い。

  • 優等生で美人、完璧を装う宮澤雪乃は実は家ではジャージメガネのズボラ人間。
    そんな姿を同じく完璧な優等生でイケメンでいけすかないと思っていた有馬くんにバレてしまう。そこから二人の恋が、交友が始まる。

  • 誰もが程度の違いこそあれ、自分の本性を隠して取り繕って社会生活をしている。
    また、会社など社会生活においては、建前と本音を使い分ける。

    この少女マンガの主人公達は、高校では優等生だけど、家では自堕落という、読者の憧れを得ながら、共感できる絶妙なキャラクター設定。

    そして、恋の対象の男の子も同じように、一見王子様のようでいて、実は実体を隠していて、その実態に共感できる。

    そしてその実態(秘密)を共有することのドキドキ感。
    という設定がすべて恋の方程式にうまく作用する、流石の設定。

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