彼氏彼女の事情 14 (花とゆめCOMICS)

著者 :
  • 白泉社
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本棚登録 : 978
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592120780

感想・レビュー・書評

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  • 【※コミックス注意】

    さて、いよいよ始まった有馬の過去を遡る旅。
    有馬がテレビに出たことによって、有馬の実の母親が「自分が母親だ」と名乗り出てきた。
    彼女は有馬に対して執着を見せ、有馬も自分の失われた過去を知ろうとして、一度は彼女と会うことを同意してしまう。
    一方で、雪野は有馬がいつもと違うことに気が付いた。
    訪ねてきた母親を「近所のお姉さん」だと言った有馬に微笑まれ、自分が嘘をつかれたことに気が付いた。
    「これで終わり」「ここから入ってこないでね」と、線を引かれてしまったことに気が付いた。
    浅葉に確認して「そうだ」と肯定されたことで確定の事実となったそれを、雪野は自分の責任だと思い、有馬を救うための覚悟を決める。
     その覚悟は今まで絶対視していた「勉強を止める」というレベルのもので――

     という話でした。
     なんというか、いよいよ本来の話に突入って感じですね。カレカノが普通の学園漫画じゃなくなった瞬間……と言えばいいんでしょうか?

     それにしても、雪野はどれだけ強いんでしょう?
     でもこれだけ雪野が強いのは、ちゃんと地盤があるからですよね。
     そういう意味では、私は雪野にはなれないんだなあ……といつも痛感させられて痛いです。(地盤がちゃんとない)
     かと言って、有馬かと言えば、そこまで重たいものを抱えているわけではないから、有馬でもなくて、そしたら結局のところ、浅葉くらいのポジションに落ち着くんだろうな……と思います。
     別にすべてを拒否しているわけでもなく、でもやっぱり、最後は孤独なんだ。
     しかしながら、浅葉ほどの見た目は持ち合わせてないので、寂しく生きるしかないのかな……(苦笑)

  • 有馬くん とうとうパンドラの箱を開けてしまいました。
    それまでの ほのぼのした雰囲気から やっかいな人物の
    登場でディープなストーリーへ。

    雪野は やはり賢い娘だなぁ。

  • .

  • ※感想は第21巻のレビューに。

  • 子どもは、頼るものがないので、虐待されても虐待されても、親に従おうとするのだそうです。
    決して、親が悪いとは思いもせずに、

    「自分が悪い子だから、罰をうけている」

    と感じるのだそうです。

    親が不幸なとき、その不幸を自分の所為だと、意識している子、また、無意識に感じている子は、とても多い。

    子どもを幸せにしたかったら、やっぱり周りにいる大人が、しっかりと夢を持って、幸せな状態でなければなりません。

    虐待は、有馬の中に闇をつくりました。雪野もまた、その闇と対峙しなければなりません。
    多分、時間と仲間だけが、それを超えていくためのカギになるのだと思います。

    じゃあ、浅葉の抱えている闇は、なんだろう?

  • 有馬編
    だから、2年編はどこへ行ったんだ?
    2年編で描けばいいじゃないか。

  • 僕は 自分を 〝わざわい〟だと 思っている
    ■実母の攻勢に有馬は?
    ■有馬実母はブラック有馬を本格的に引き出すトリガーになりいずれコントロールできなくなってしまいそうだ。
    ■雪野は?さすがに聡明だ。微妙な違和感にすぐ気付き対応開始。彼女がいれば最終的には大丈夫そうだ。
    ■あなたは誰なの? 私はいったい 誰とつきあっていたの
    ■もうひとり 本物の 総一郎さんを 見てる 人がいる
    ■私は風に舞う一枚の葉っぱ あなたを探しに行きましょう もう一度 出会うために

    2011.10.08読了

  • 恐ろしい母親登場。

  • 彼氏彼女の事情14
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