- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592126560
感想・レビュー・書評
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世界観が凄い。ほのぼのとした中で、現実世界とのゆらぎからくる怖さや切なさもあって、凄く好きな本。
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夢なのか現実なのかわからなくなる、不思議な街「トイズ・ヒル」に住む人間や動物や人形たちと、別の世界とを結ぶファンタジー。
私がはじめて読んだのは、「ハピー・トーク」の2巻の巻末に載っていた短編だったんですが、トイズ・ヒルの話だけで1冊になっていると知ったのは後になってからでした。
いやあ「剣と魔法の世界」ではないファンタジーの素敵なことよ!現実にある世界との境目がギリギリな並行世界の1ページを覗くような、夢かまぼろしか、みたいな世界が大好きです。
お茶に入れるとソーダのようにはじける星を拾って、水晶の林を抜けて・・・。まったく説明のない設定の中を読み進めていくから、読んでいるこちらも、どっちが夢でどっちが現実なのか不確かになっていく感覚があります。
ふわふわと浮遊するようなファンタジーが、今になってとても貴重に思います。 -
この世界観ってすごい。なんていうか宇宙とか星とかにあんまり思い入れのあるほうでもないんですけどこういう世界ってとっても魅力的だと思う。でもこのお話って実はちょっとはかなくて悲しい。
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「海育ちの風」収録短編「トイズ・ヒル物語」に連なる一連のシリーズ作品を収録。宇宙、鉱物、自動人形工房……と、岡野流ロマンティシズム炸裂。
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どっちが現実でどっちが真実なのか?本当のところはわからない。
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トイズヒルの物語。『海育ちの風』に収録のシリーズ第1作も必ず一緒に!