陰陽師 (13) (Jets comics)

著者 :
  • 白泉社
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本棚登録 : 518
レビュー : 50
  • Amazon.co.jp ・マンガ (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592132332

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ最終巻。

    晴明と道満の射覆は、結果的に朝廷の権威を貶めることになります。晴明は、射覆のあと体調のすぐれない帝のために「変若水」という霊水を手に入れるため、播磨の道満のもとへ赴きます。そこで彼は、みずからの身を依代に死と再生をくぐり抜けることで、千年の都の調和と、そうしたこの世界の原理にめざめることによる自由を得ることになります。

    どうにか完結まで読み進めることができました。美麗な絵をたのしむことができる歓びはあります。著者としては、一度はこのような物語を書いてみたかったということだったのかもしれません。

  • 2018/11/20 詳細は、こちらをご覧ください。
    『あとりえ「パ・そ・ぼ」の本棚とノート』 → http://pasobo2010.blog.fc2.com/blog-entry-1026.html
     
    陰陽師 (13) (Jets comics)  

    十二巻を、グイグイ読み進んできて、十三巻に入ると 射覆(せきふ)の場面が始まります。
    何のことやらさっぱり ???
    この後も、知徳&道満 VS 晴明&博雅 の対決かとおもいきや・・・。
    どうやら 真葛の力と小さいひとの力が晴明を救う。
    最後は、大団円なんでしょうね。
    著者が 十三巻を十二年かけて描いてきたことに、感動しました。

    2015/12/18 友人から借りる。2016/08/25 読み始める。8/26 読み終わる。
     

  • やっと電子版で再読完了し、岡野氏の解釈はともかく、自分なりの解釈が落ち着いた。電子版は腕の負荷と見開きの読みづらさが解消され、物語をきちんと読める。

    オムニバスで原作を続けるか、原作から逸脱してストーリーが終わるように展開するか、後者を選択して描き切った岡野氏と編集者、連載を完了させた出版社に拍手したい。

    数字の部分も五行の部分も、ただの文字遊びなので考える必要はないと割り切れば乗り越えられる。

    私にとって、問題は晴明と博雅の関係だった。
    原作は短編のオムニバスなので、関係の描写が深くなる必要がない、却って漫画は難しかっただろうと思う。

    その上で、10巻以降で原作から離れて描かれてきた、闇を押し付ける晴明と呼応する博雅(陰の晴明と陽の博雅)、龍の晴明と鳳凰の博雅(陽の晴明と陰の博雅)という構図が、13巻で一対の太極図に完成された感じがある。

  • 2005-09-00

  • 2016.2.21市立図書館(長女)
    太陽の巻
    ・(承前)三國相傳陰陽管轄 簠簋内傳金烏玉兎緑玉碑文
    完結編。晴明対蘆屋道満/白比丘尼との射覆の首尾は…?
    真葛、博雅、保憲らの総力で晴明をこの世にとどめる終盤。
    そいて、真の名を呼びかけるという大逆転。
    いろいろと手の込んだ作品だった。7巻の雨乞い辺りからこの結びにむけてさまざまなエピソードが周到に積み上げられてきたと思っていたが、もっと前の「梔子」あたりも布石であったのか…歌舞伎/浄瑠璃の「葛の葉」とか、古代エジプトのツタンカーメンやローマの女数学者ヒュパティアのことなど、またあれこれ読んだ上でじっくり再読したい。

  • これはもうマンガという表現で書かれた、ひとつの歴史についての専門書だと思う。あとがきを読んでも、歴史が苦手な僕からすると難解なものに見えた。よく描かれた作品だとは思うけど、後半の展開はあまり面白いとは思えなかった。

  • 読みづらくって何が何だか分からなくなっちまったよ。ボクはもうお年寄りだからすんなり読めるのがエエのかもな。ともあれ全13巻、完読です。

  • 最後の方、陰陽の説明がややこしくて何が起こってるのかあまり理解ができなかった・・。
    色んなことが起こったけれど、結果オーライでハッピエンドと思っていいのだろうか?

  • 作者自身は、めちゃくちゃ明確なものを、めちゃくちゃ明確なビジョンで描いているにもかかわらず、読者には幾通りもの解釈の仕方がある。
    わたしの好きな「名作」は、そんなのが多い気がします。

    例えば、マンガでは、永井豪の「デビルマン」。例えば、映画では、アナ・トレント主演の映画「ミツバチのささやき」。
    小説では、なんだろう?最近読んだ、パウロ・コエーリョの「アルケミスト」がそうかもしれない。
    みごとなぐらい、語る人、語る人によって、物語の解釈がかわっていく物語というのがあります。

    そして、この岡野版「陰陽師」も、そんな物語の1つなのかも。

    多分、岡野玲子自身は、説明するのさえめんどくさいぐらい明確なことを自分では描いている。
    でも、その受け取り方は、人によって違う。

    原作との大きな違いは、晴明のこの世への錨が女の子であることだと思います。
    それは、原作にない深みをこの作品にあたえています。*1

  • 読者置き去りで作者が趣味に突っ走った感が否めない。
    晴明さんは実在の人物なので、ここまでマニアックにやられるとかなりヘコむ。
    エジプトはいらなかった。
    平安京もその後ゴタゴタしまくった歴史を考えるとますます意味不明。
    夢枕さんの小説とは全くの別物。

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