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- Amazon.co.jp ・マンガ (168ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592141075
感想・レビュー・書評
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日頃偏ったフェチズムのみを追求し、それを漫画に描き表し続ける西川魯介さんが
何を思ったのかまっとうな自炊料理漫画を書き上げた。それがこれ。
作品に出てくる料理は全て一度試作してから描いているせいか
調理過程や味の評価、はたまた食後の団欒にまでリアリティがある。気がする。
真っ当な作品のはずだけど、随所に現れる作者お得意のエロチシズムはなんなの?良い。
どんな事情が知らないけど、従妹の三姉妹の家に居候をする事になった主人公の浩平。
三姉妹のいずれも料理スキルが無いために、料理係に抜擢され
その調理の過程と食事風景をひたすら楽しみ
更にその料理に対して冷静かつストレートな評価を下す長女・凛。
小説家の性分か、発言内容全てに小粋な感じの捻りがある次女・佳乃。
脳を介さず、感想は全て骨髄反射な三女・弥生。
彼女たちの食事中の料理の感想及び、食後の雑談もまた面白い。
ただ1つ難があるとすれば、浩平と弥生の絡みが多い事かな。
もっと凛、佳乃との絡みもあれば更に楽しめたと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示