- Amazon.co.jp ・マンガ (194ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592142539
感想・レビュー・書評
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再読
題名通り名探偵ものミステリのパロディ
探偵主人公こそが殺人事件をつくりだしている構造や探偵十戒は
時代劇と同じく戯曲とそれに対する演じられた結果のような
観客とのお約束でなりたち普通の小説と異なるが
それが明確に読者へ最初の一話の書きようだけでは
意識されないのが特異である
2話目で同じ構造を繰り返して1話目がそうであるか単独でそうでないか判断付かなかったことがわかるが
つまり判断つかないし戯曲もレーゼドラマとかいったって
箱を開けても猫が生きているか区別つかないのでなかろうか詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ミステリとしても、不条理ギャグとしても中途半端で、はっきりいって面白くない。あとがきを読む限り、本来はもっとエログロで怪奇趣味の濃い内容をやりたかったようで、表現規制が作品を駄目にした典型例だろう。
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「名探偵ゆく所に殺人事件あり」・・・作中最大の名言でしょうね。
どういう意味なのかは、是非読んで確かめてみるといいでしょう、大変怖いです。 -
2011年7月11日
<THE KNDI FILES : A CASE CHRONICLE OF A YOUNG PRIVATE DETECTIVEMESS> -
さすが、あさりさん自身、探偵小説好きだけあって、随所にニヤリとさせるネタ満載で面白かった。カールビンソンの不条理ギャグ、ブラックユーモア好きかつ推理小説好きなら、この漫画も気に入ること請け合い。
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いいね。
ただの探偵モノでもただのブラックユーモアでもない。混沌としている。そのくせ変に地に足着いた感触がある。
ある意味、かなりあさりよしとおらしい作品。 -
推理もなんもあったもんじゃない
カオス以外のなんでもねぇ -
今、クリスティを読んでいるだけに、エロキュール・ポルノは……笑ってしまった。
まあでも、あさりよしとおの作品としては、普通のでき。傑作とはいえないのではないかと思います。 -
描くほうも買うほうもよろしくないなあと思う。ははは。清涼院流水とか、大塚英志とかを読んで、このインチキ感がたまらねえ! とか言ってる人はこっちを読むべき。これが本物。しんそこの脱力感。
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あさりよしとおの描くスネ毛ぼーぼーのおっさんが好きです。迷走学園も完結せんかなー