- Amazon.co.jp ・マンガ (210ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592143062
感想・レビュー・書評
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P66~67の桂昌院から打掛から徳子が自由になる場面が印象的。自分に素直になりしがらみや呪縛から解き放たれた時、すでに遅く・・。けど解き放たれ一歩出た時の表情は最高だった。燦然と輝き皆に恋されていたのに満たされていなかったというのも皮肉ではある。
そして家宣の時代。家宣、間部、左京の三角関係。せつない。悲しい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
離さへん好きや。が忘れられない。
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秋本のエピソードが良い。誇れる事ではないけどあの家庭は幸せでいてほしい。
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あまりにも新刊発売が待ちきれなくて、発売前日に書店をハシゴして購入。
時代は五代将軍・綱吉から六代将軍・家宣、そして八代将軍・吉宗へ…。
もう若くはない綱吉と大奥総取締役・右衛門佐との物語。そして、秋本が将軍の代替わりを機に妹のもとに戻るくだりが好きです。
それぞれの将軍も個性的に描かれてるけど、柳沢吉保や間部詮房など、各将軍に仕えた側用人達についてのエピソードも読み応え十分。
この6巻から1巻の冒頭につながる部分もあって、計算されつくしたストーリー構成に、感心することしきりです。
まだ新刊出たばかりだけど、次巻がホントに待ち遠しい。
10月に、柴崎コウと二宮和也の演で吉宗編が映画化されますね。こちらも期待大。 -
12月、松竹系にて公開。映画化原作本 ツタヤコミックレンタル貸出にて 堺雅人さん主演(右衛門佐役)
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よしながふみはおもしろいです。
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綱吉将軍時代終章。
男と女と言うことは…右衛門佐の言葉に全て詰まっていると思います。
結ばれて良かった。あーでも悲しい!表紙の佐が満足そうなので、まあ、うん…
秋本の晩年が穏やかで良かった。吉保も良いヤンデレでした。
後半からは家宣の時代へ。まさか間部が再登場するとは…
そしてまさかここまで濃いキャラだとは。
江島さんいい人。 -
7巻で誰だと思う人が何人かいたので読みなおした。
やっぱ面白いわ! -
1巻で吉宗にさっさと暇を出された間部が出てきて江島生島事件へどう繋がっていくのか期待大
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憲法を勉強する人にもぜひ読んでほしい一冊。
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面白かった!
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前半:綱吉。歳取ってからの純愛。綱吉将軍、犬公方なんて悪名つけられてるけど、皆この人に恋しちゃってるんだなぁ。後半:この間部さん、1巻冒頭でお暇になってたよなぁ。間部・左京・家宣の関係も切ない。間部さん、殉死したくてもできない。左京さん、死ねないようにしてさ、あーゆーのひどいね。悲しい恋ね。
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綱吉晩年から家宣の死まで。
前巻で赤穂浪士討ち入りも終わって、綱吉と吉宗の対面も済んでいるし、あとは第1巻に戻ってくるまでのツナギかと思いきや、晩年の綱吉でこんなに感動させられるとは。老人だらけの愛の姿。
第1巻でちらっとしか出てこなかった家宣や、あっさり退場の間部詮房も、しっかり魅力的に描かれている。それを言ったら、ちょっとしか出てこない紀州の光貞・綱教・頼職の造形も見事だけど。
次巻は絵島生島事件がメインだと思うが、あの感じのよい御台が天英院で、あのまっとうな左京が月光院で、あの実直な絵島が絵島で、どう描かれるのか楽しみ。 -
綱吉と右衛門佐、綱吉と吉保、どちらも切ない。
女将軍の強さと弱さと哀しさが、たんたんと描かれていて
そのぶんとても切ない。
そして綱豊。間部が心酔するのがよくわかる人格者だったのに
あっというまの死…
2010.10購入 / 2010.10.30読了 -
ほおらねえ!
連載が始まった時私が言った通り、映画になったではあーりませんか!!となんとなく誇らしげになる一般庶民w
私と娘のあいする嵐の二宮君主演なので文句はいいません。
いいませんが、杉下はもっと男前なのに…とだけ言っておきたい。阿部サダオさんは愛してるんですが。
本編の方は、ようやく吉宗の前の将軍時代の大事件、江島生島事件に差し掛かろうとしています。吉宗はいつカムバックするのか。
ていうか、映画が気に入って漫画を読もうと思った方は、1巻以外はまったく映画にかかわらないのでがっくり来ないといいんですが。ストーリーは素晴らしいのでがっくりしないで読んでほしいです。 -
よしながさんの漫画の女性は生々しいんだけど、いいんだよなー。
しぶとさとか強さとかしたたかさとか儚さとか、それが全て同居してるのが女なんだなー、なんて思ったりして見てます。
いろんなタイプの女性が出てくるんだけど、どの方も、まあ女性らしい…。
また、話の進め方上仕方がないんだろうけど、まとめ読みができないのがややキツイです。話がつながる気持ちよさはあるものの、次巻が出るまでに間があきすぎていろいろ忘れちゃうのが難点かなあ。 -
収録されているのは五代将軍綱吉~六代将軍家宣までの物語。
濃密な割にサクサク進むので、とても読みやすい。
でも、登場人物の入れ代わりが激しいので、誰がどんな人物だったか分からなくなる…。
一巻から読み直そうかな。 -
綱吉さんの晩年から映画にもでてきた間部がでてきて、次は江島生島事件か!
この調子で幕末まで行ってほしい!w
それとも吉宗さんからはじまったことに意味が出てくる展開になるか
今後も期待! -
よ、ようやく1巻からの話がつながったー!!!
長い、長かった・・・。
でも4代前のことって、自分の祖先を振り返ってみてもあまり知らないから、やっぱり100年も経ったら文化も含め生活習慣は全く変わってしまうものなのかもしれない。
さて、どうやって終わらせるんだろうか?それだけが気になって買ってしまう…
よしなが作品の根底にはセクシャリティの問題がありますね。
「きのう何食べた?」は「説教臭さ」と「正しすぎる」ところが鼻についてちょっと苦手だけど、大奥はエンターテイメントとして面白いと思う。 -
今回も色んな愛が描かれている。綱吉と右衛門佐、綱吉と吉保、どちらも切ない。そして綱豊の賢君っぷりに惚れた。そりゃ間部も心酔するだろうな、と。次巻も楽しみ。
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吉保の想いの重さにまいった。やられた。
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よしながさん、お流石です…!
もうなんか、感想の描きようもない。
歴史的背景にまつわるもろもろも好きなのですが、やっぱり人間ドラマですよ!
誰も彼もが好きな家宣の時代の崩壊の音が聞こえるのが切ない…。 -
疫病によって男子の数が極端に減った江戸時代を舞台にした、男女逆転大奥。
綱吉から家宣の死まで。
よしながふみは、画力の人だと思う。
確かに、よしながふみの作品は「大奥」をはじめ、魅力的で斬新なストーリーばかりだ。しかし、そのストーリーも、このたぐいまれな画力だからこそ、生きているのだと改めて感じた。
父以外に愛されないと感じ、自分は何もできなかったと悔んでいた綱吉が、その父の呪縛から解き放たれた瞬間を、打ち掛けが落ちることで表現している。その時の綱吉の晴れやかな、穏やかな表情。
愛ゆえに、人は縛られ、縛り、足掻く。
が、その束縛を振りきることもまた愛なのだ。
子を成すことも愛であるはずだ。
男女が逆転した世界だからこそ、その意味が問われ続けているのかもしれない。 -
淡々と描かれているのに、読みながら、ぼろぼろ泣いた。
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将軍ほか幕府官僚たちは女、大奥は男…とだけ聞くと荒唐無稽に思えるが、綿密な時代考証と練りに練った物語の運びで、まったく不自然さがない。大奥すべてにかしずかれる将軍の圧倒的な孤独、孤独、孤独…。女と男が入れ替わったというアイディアは斬新だが、それだけではこの物語の魅力を語りつくせない。
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巻を重ねるごとに凄みが増す漫画。
情け容赦がなくて怖いけれど素晴らしい。