3月のライオン (1) (ヤングアニマルコミックス)

著者 :
  • 白泉社
4.19
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本棚登録 : 15753
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (185ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592145110

感想・レビュー・書評

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  • 悲しさの中にあたたかさがある、素敵な周りと出逢って主人公が成長してくんだろな。
    情景がきれい、こんな街に住みたい。

  • 面白い

  • ひたすら刺さる

  • 将棋のこと、全然わからなくても読める。人の愛情の大切さがわかる気がする。

  • 物語が始まる。って感じがものすごくわくわくする。
    羽海野先生はよく桐山零くんを見つけだしたな、すごいな。川本家のみんながあったかくてじんわりする。

    あと川本家の猫ちゃんたちがかわいくて、しっかり登場人物になってて、出てきたら毎回じっと見ちゃう。

  • 将棋がメインの漫画です。
    しかし対局だけしているのではなく、登場人物それぞれの人間ドラマが描かれていてとても面白いです。そういった面では前作の「ハチミツとクローバー」と同じ軸なのかなと感じました。
    人間ドラマがある作品を読みたい方にはおすすめの作品です。

  • 「おいで」と言ってもらえた場所ができただけで……
    そのコトバだけで
    うれしくておなかがいっぱいで
    もう
    充分な気がした

    *****

    桐山零、17歳、プロ棋士。
    幼い頃、事故で家族を失った彼は深い孤独を抱えていた。

    *****

    『ハチミツとクローバー』の羽海野チカさんによる新作。
    『ヤングアニマル』で連載が始まるという広告を見て、先ず驚き。
    出版社も変わっているし、青年誌だし。

    そして、将棋。
    『月下の棋士』(『3月のライオン』の中でその原作タッチを見ることができるコマがあります)のドラマにはまり、羽生善治さんが好きで、『しおんの王』という将棋マンガ(サスペンス要素も有)を読んでみたりしている私は単行本化をすっごく楽しみにしていた。
    羽海野チカさんの新作、というだけでもひかれるのに、将棋!キャー!
    私自身は”並べ方”は分かれど”勝つための指し方”は分かっていないという情けないレベルなんだけれど。

    監修は先崎学八段。
    お話に出てくる盤面の説明や将棋の知識などを教えてくださいます。

    主人公、零は東京の下町で一人暮らしをしている17歳。
    家族はいません。
    無愛想なわけでもなし、人付き合いがとんでもなく下手なわけじゃあない。
    でも、彼は誰かに”甘える”ことができずにきたために、誰かに甘えたり、頼ったりができなくなってしまった子なんだと思います。
    ”生きる為に”、将棋と共に生きる道を選んだ零。
    ”棋士”という肩書きを持ち、”五段”という評価を得、同じ土俵にいる人間と闘わなければならない-それがどんなに近しい人間であろうと。

    ほんわか包んでくれるあかりさん、お年頃のオンナノコ、ひなたちゃん、ちっちゃくて愛くるしいモモちゃんの3姉妹と零が一緒にいる場面はとてもやさしくて好きです。
    ご飯のシーンは食欲も刺激してくれちゃう。
    零くんだけのシーンがどうしてもシリアスな空気勝ちになっているので、3姉妹が登場すると、ほっとします。
    3姉妹の前では零くんが素直に喜怒哀楽を感じることができるんじゃないかな、と思います。
    あと、ちょっとした表情がすごく憂いを含んでいて、素敵だなと感じます。
    独特の世界観。
    動も静もしっかり織り込まれている。

    サブキャラクタが個性的で皆魅力的なことも羽海野さんのすごいところだなと。
    個人的に気に入っているのは、将棋の師匠でもある幸田さん、晴信(プラス、花岡さん…)。
    幸田さんと零の回想シーンなんて、号泣。
    その一方、実子である香子や歩の気持ちもビシビシ伝わってくるし、色んな意味で零に対して抱く嫉妬心も理解できるしで、苦しいシーンでもありました。

    晴信は純粋に「負けたくない」、それを隠そうともせず指す将棋、今後もドキドキワクワクさせてくれそう。
    将棋色はまだ基盤を敷いたところかなと思いますが、これからトーナメントなどが開催され、個性的な棋士たちの戦いを読むことができるのかということも楽しみです。

    そして、零くんの成長していく姿、彼がしあわせになるように願いつつ、見守りたいです。
    羽海野先生の描く物語、やはり素敵です。
    将棋マンガですが、将棋を全く知らないひとでも十分楽しむことができます。
    願わくば、そこから将棋に少し興味を持ってもらえると、何だか嬉しい。

  • 作者自身はすごく性格悪い
    で、それで叩かれ続けて少しずつよくしようと悩みまくってるところにみんな共感してるんじゃない?成長ってのはそういうことだし
    あと絵がかわいい

  • マンガのほうがアニメより好き。

  • 連載中なので13巻まで読んだ感想
    人間模様を独特の切り口で魅せるストーリーはさすがとしか言いようがない。こんなにオジサンとオジイサンを生き生きと描くのはこの人だけだと思う。
    続きが楽しみ。

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著者プロフィール

東京都出身の漫画家。デビュー作品、 美術大学を舞台にした青春漫画『ハチミツとクローバー』が大ヒットとなり、アニメ化・映画化された。 2007年より『3月のライオン』の連載を開始。 同作はマンガ大賞や講談社漫画賞、手塚治虫文化賞などを受賞した。

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