自殺島 9 (ジェッツコミックス)

著者 :
  • 白泉社
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本棚登録 : 273
感想 : 10
  • Amazon.co.jp ・マンガ (185ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592146292

作品紹介・あらすじ

セイ達の集落に、突如現れたサワダ。その目的は、ただひとつ。従わぬ奴等を殺すため。激化する対立、その結末とは…。そして、時を同じくしてナオの身にある異変が──!? サバイバル極限ドラマ!! 2013年5月刊。

感想・レビュー・書評

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  • 自殺志願者達の集まりだった孤島。なぜかそれぞれの当初の「自殺」という目的からかけ離れた「生きる」ための協力や争い、コミューンなどが出来上がっていく様が興味深かったのだけれど、今回はさらに「人(自殺未遂者)が人(自殺未遂者)を裁く」という問題点にまで発展していきます。

    また、売春婦という役割だったナオが妊娠。周囲の男性達のナオを協力して守ろうとする動きが、売春云々を超えて、なんだか太古の村社会を見ているようでした。

    生きること、命を放棄した者達が、どこまで他人を裁けるのだろう、という問題点が非常に興味深く、次巻でのストーリー展開が楽しみです。

  •  自殺者があふれ、絶望しかなかった島に人が持つ怒りの感情が蠢く9巻。

     得てしまったからこそ失わないための戦争。空っぽであった自殺者たちがたくさんのものを得て、それを守りたいと思う心。時にそれは暴走し、新たな火種を招いてしまいがちなものですが、そういった要素の1つ1つが島がひとつの国となりつつあることが見受けられます。一度は命を放り出したものが人を裁く瞬間、どんな人間性がでるのか非常に期待する展開です。

     サバイバルとしては一番面白くなってくる国が作られる瞬間が今ですから、読んでいて楽しいです。売春婦の問題とか自衛の観念とか色々現代の日本とリンクすることはあるから、森先生なりの考えをこれからも描いていって欲しいです。

  • マンネリ化しないようにちょこちょこ新しい問題を提起してくれるので飽きなくてよい。本巻だと、例えば生きることを諦めた(生を放棄した?)者による妊娠(生命の誕生?)とか、同じくそうした人びとが他人を裁いて生死を左右するといったところだろうか。

  • サワダを見ているとイヤな気分になるのは、前巻までと同じだが、いつまでも闘う事を消極的なセイにもイライラしてきた。

  • 今回、ちょっと時間をかけて読んでみたからか、意外に楽しめた。そんなに期待していなかった分、ってのはあると思うけど。いっても内容的にはベタで、死にゆこうとしている人間に子供が出来たとか、死にゆこうとしているものが、同じ立場の人間の生命を裁けるのか、とか。自分なりの答えを考えながら読むのも面白いとは思うけど。

  • 自殺未遂を経験したことのある人にとって希望となりうる漫画になっていくといいな…。

  • いやもう、怖いわー

  • だろうね~な展開ですが、気になる…。

  • 盾 槍 火炎瓶 妊娠 癒し担当

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著者プロフィール

東京都出身。代表作に『ホーリーランド』『自殺島』『デストロイ アンド レボリューション』など。

「2021年 『創世のタイガ(9)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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