3月のライオン 14 (ヤングアニマルコミックス)

著者 :
  • 白泉社
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感想 : 164
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (180ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592160243

作品紹介・あらすじ

夏まつり以降、急接近したあかりと島田と林田。不思議な3人の関係は時にすれ違い、時に重なり合いながら三月町や川本家を舞台に周囲の人々も巻き込んでいく。そして秋も深まる頃、零にとって最後となる駒橋高校の文化祭を迎えるが、奇しくも同じ日に開催される職団戦の会場に零はいた。クラスの出し物に奮闘するひなたと立会人を務める零。それぞれの場でそれぞれの思いを抱えながら過ごす秋の一日が始まる──。

感想・レビュー・書評

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  • 引き続きのあかりさんバトル
    このバトル切ないけど面白すぎる。

    校長率いる将棋部メンバーが職団戦出場
    まさかのハチクロメンバーとの対戦!!
    ファンへのサービス巻です\(//∇//)

  • 17巻を読んだら、島田さんのエピソードが読みたくなって再読。
    恋愛よりもほしいものがあって、自分は天才じゃないことを認めて、努力し続ける男、最高にかっこいいと思うけど、確かにそれで寂しくなってしまうお相手の気持ちもわかる…。
    でもあかりさんは、三日月堂を継ぐとか、自分でもしっかりやりたいことがある自立した女性で、居場所もある。島田さんが将棋に人生を全ぶっ込みしてる間も寂しいとくよくよしている暇なんてなく、ぴったりなのではなかろうか!!

    職団戦はとにかくハチクロのメンバーにまた会えて嬉しい!!
    あゆが野宮さんにヨメと呼ばれてるの、時の流れを感じる…!みんな関係続いてて嬉しい!

    そして最後のひなちゃん&零くんの交流、かわいすぎか…!
    零くんの「何でもなくなかろうよ」「どうした?」「うん」「そうか」って相槌、優しくてきゅんきゅんしちゃう。

  • 島田さんの飾らないとことか、林田先生のへたれなとことか、ひなちゃんの奥手なとことか、ももちゃんのやりたい事はやるっていうとことか、みんなの個性が満載です。
    とても好きな巻です。

  • 13巻冒頭。「とっさに手を伸ばしたけれど 伸ばした先のその感触のあまりの生っぽさに 頭の中が 真っ白になった」。いままで、(あかりさんって、どうしてバストがあんなに大きいのかな)って思ってた。そうなのか。ここで、島田八段と林田先生の、大人の男の純情を描くために……って思って楽しく読んでいたのに。
    14巻でどんでん返し。私は、初めからそう来るんじゃないかなって思っていたの。でも、あかりさんって、バストの大きさが象徴している通り、“母性”のかたまりなんですよ。いわば“聖母”。物語の展開はこの先、まだまだ分かりません。

    ただ、心配なのが、「老人力が、ますます高まり……全く同じページをていねいに2枚仕上げても気がつかなかったり」しているウミコさん。この次の物語を楽しみに待っている大勢の読者をお忘れなく。あなた一人のお体ではありませんから。健康第一。

  • 新刊を毎号待ち続けて読みます。いつも期待を裏切らない、いや、期待以上の内容で本当に羽海野先生はすごいなあと思います。
    台詞の言葉に救われることもよくあります。

  • 大好きな大好きな「三月のライオン」
    でましたあ!
    手を合わせて読みました ヨ
    この巻はなんと「ハチミツとクローバー」の登場人物が!
    娘なんて泣いてましたもん
    人間模様の機微がうまく描かれてほんといいです
    あたたかいです
    どうかこのままで
    いえこのままではだめなのか

    ≪ それぞれが それぞれの場で 想い込め ≫

  • あかりさんを巡る島田八段と林田センセ。やっぱり、林田センセ撃沈の青写真しか見えない。一発逆転はあるのかどうか。島田八段の将棋への妄執がキーになってくるのかなぁ。でもね、それを支えることができるのがあかりさんだと思うんだよなぁ。
    でもでも、しっかりしなきゃの一念でそうあろうとし続けたあかりさんに、これ以上にしっかりしなきゃ支えてあげなきゃ、という想いを背負わすのは酷なんだろうな、と思うんだよなぁ。
    不格好だけど、真っ向から向き合ってくれる林田センセがいいのかもしれないね。

    と褒めた先から闇落ちで台無しな面を見せる林田センセ、と愉快な仲間タチ。と藤原デザイン御一行サマ。
    まさかのコラボにニヤニヤしっぱなしです。みなさん、幸せそうで何より。そして、彼女さんたちに振り回されているようで何より、です。あ、野宮さん結婚おめでとうございます。
    なんだろね。振り回されるのはかつてと一緒でも、その勢いのまま飛んで行ってしまうことはない、というのがあるからだろうか、幸福の臭いしかしないんだけど。

    ひなちゃんが桐山への想いに気づくのはいつの日なのか。気づいているけど、気づきたくないというのが本音の様子。その原因は捨男。
    アイツはどれだけ娘たちに爪痕を残していったのか。それを忘れるでも、上書きでも、捨てるでも、逃げるでもなんでもいいから、呪いから解き放たれる日がいつ来るのか。そういう存在がいつ現れるのか。
    ひなちゃんには、もう現れてるんだけどなぁ。というか、宣言しているんだけどなぁ。
    何度も何度も。




    竹本くんと森田さんは!?

  • 幸せに幸せに動いている。
    何もない所から必死に歩いて、ゆっくりだけど確実に歩を進めて、そして零くんは幸せを掴んでいるんだね。
    ひなちゃんは、お父さんのことで人の心変わりが凄く怖いんだと思うんだけど、自分の心にちゃんと向き合える日が来るといいな。
    あと、ハチクロの皆に久々に再会出来て嬉しかった。

  • 今作は大きな大会や事件もなく、全体的におだやかな空気が流れていて、ちょっと小休止のような。。
    物足りないひともいるかもしれませんが、私はこういう回も必要かなと。

    特筆すべきはハチクロファンへのプレゼントですね!!
    悶絶しました。

    羽海野チカ先生のモノローグは胸がえぐられるような、それでいて、光を失わない。そんな優しさがあって大好きです。

  • 前巻から1年以上あいたので作品に入れるかと微妙だったのですが、直ぐに入り込んでしまいました。ひなちゃんの気持ちがだんだんはっきりして来た。みんなあったかいな〜。いつも思うけど食べ物美味しそう!お腹空く。
    あと、懐かしい人達が!近況が分かってワクワクしました!!

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著者プロフィール

東京都出身の漫画家。デビュー作品、 美術大学を舞台にした青春漫画『ハチミツとクローバー』が大ヒットとなり、アニメ化・映画化された。 2007年より『3月のライオン』の連載を開始。 同作はマンガ大賞や講談社漫画賞、手塚治虫文化賞などを受賞した。

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