- Amazon.co.jp ・マンガ (196ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592160267
作品紹介・あらすじ
12月。
年末に向けて、冬が本気を出して来る季節。クリスマス。そして年越し。
川本家で過ごす3年目のお正月は、ジグソーパズルを皆で囲んで。
時に惑いながらも、あたたかな幸せをかみしめてゆく。
零と三姉妹の日々はゆっくりと、着実に進んでゆく。
一緒に、考えよう。一緒に歩いて行こう。
一方、白熱する獅子王戦・決勝トーナメント。
零、二海堂、重田…互いに高め合い、切磋琢磨を繰り返して来た島田研の弟分たちが、盤上で熱い火花を散らす。
見据える先は、師との公式戦という舞台。
長い時間を共に歩んで来た同士が、その日々に見つけた答えとは――。
2021年9月刊
感想・レビュー・書評
-
わーーーーーーーー!!!!!
私はもっと早く若い時にこの漫画に出会いたかったよ。
そしたらもっと生きやすかったかもしれない。
たられば言っても仕方ないんだけどね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
幸せすぎる事への不安から吹っ切れたれいちゃん。
ラストの二階堂との対戦、二階堂のセリフとラストのれいちゃんの小学生姿に感動!
ほんとライバルって素晴らしいわ♪
-
なんてナチュラルに心じわっとしちゃうんだっ…!!!
泣きそうになるのにうれしいんだよ…
そんなことってある??
ううっ…(混乱中)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
相手のことをだいじにおもうって、
こういうことなのかな、っておもえる。
桐山くんもひなちゃんも
あんなにしんどいときがあったのを
知っているから、
よけいうれしい。
んでさらっとさ、
宗谷名人のおうちとかさ、
さらっとさ、出てくるからさ。
ちょっとぽかーんとしちゃったけどさ、
でも、なんか心じんわりしちゃったよね。
ここも。
おもうだけじゃ自分の気持ちは
伝わらないから、
まっすぐ相手を見て、
小手先のきれいなことばじゃなくて、
心からのことばを
相手に手渡せる人たちだから
こんなに応援したくなるのかな。
…もっかい読んじゃお…。 -
川本家で過ごす、12月~年末年始~1月の日々は、
冬なのに・・・ほかほかする温かさ。
手をつなぎ、触れ合い、語り合う零とひなた。
一日一日と、二人の間が近くなってきました。
遠慮し合った、あの二人はもういない。
お互いの心の内を素直に言い合えるようになってきました。
会えないとさみしい・・・会いたい!!すごく顔が見たい・・・と、
お互いが思えるようになってきました。
偶然の出会いから、こつこつと時を重ねて歩んだ二人。
失いたくない、得た居場所と将棋との関係がどうなっていくのか?
と、前巻で危惧したことも一気に霧散した気持ちです(^^♪
店の話で未来への道筋も見えてきましたし~。
冬なのに・・・力比べの対局の激熱。
獅子王戦挑戦者決定戦の、二階堂対重田。
それに影響されて、目をキッラキラさせ楽しそうな零と、
その姿に納得して、嬉しそうな二階堂。
果たして、零対二階堂戦の結果は如何に?って・・・次巻ね(^^;
うん、春は近いね~。
宗谷名人の家の話も良かったし、美味しいものレシピもあるし、
名言もあちこちに・・・。切山椒はもちもちしてて素朴な味です。 -
みんなで丁寧に積み重ねてきたやさしさのジグソーパズルが結実する16巻。桐山くんとひなちゃんに春が訪れ、将棋に対する姿勢も変わっていく。生きるための手段じゃなく、将棋を楽しむスタートラインへと彼は立つ。
桐山くんとひなちゃんは末永く幸せになってほしい!あのシーンは、ページめくった瞬間に「ふわぁ!」と変な声を出してしまった(笑) 相手のことを察することは大事。でも、思い込みや依存をせず、意見を交わしながら前に進む。
「お天気の日ばかりじゃいられないんだから かわりばんこにはげまし合って行けばいいんだ」
獅子王戦決勝トーナメントもこれまでと違った熱さがあって楽しい!二海堂が輝いちゃう以上に、桐山くんの瞳がキラキラしてるの好き。将棋という未知の世界は混沌の闇ではなく、果てしなく広がる光の部屋なんだとワクワクする。これで獅子王戦決勝まで描いてラストの予感?!
「きっとこんな風にね しつこくてあきらめきれない気持ちを『向いてる』って言うんじゃないかなって」
ひなちゃんのこの言葉が印象深い。ある人が好きなことを仕事にしてるって言われるけど、好きよりも離れられないから仕事にしてるって話をしてて、それを思い出した。 -
少女漫画炸裂の16巻でした。好き好きなのですが、将棋はどうなるの?という気もしたのです。
マンガは、なんとなく次の展開への節目というか、長編化(まあ、もうすでにそうかもしれませんが)する二は、たぶん物語の分厚さというか、登場人物の分厚さ、人間関係の分厚さ、がいるんでしょうね。そのための「舞台」を再構築していらっしゃるのかもしれませんが、悪くするとパターンになりかねない難しい山場ですね。
それにしても次号はどうなるのでしょうね。
感想をブログでも書きました。よろしければ「ゴジラ老人」で探してみてください。
https://plaza.rakuten.co.jp/simakumakun/diary/202110110000/ -
恋つまってます。
-
ゆっくりゆっくり重ねた時間がつながってつながってそれぞれの居場所に……
著者プロフィール
羽海野チカの作品





