めざめ。。。天上鬼の力を護るもの。
天上鬼とめざめが一体なって、この世を光で満たし、世界を護る力を発揮できる。
と、これは私がこの巻を読んで、勝手に考えたことです。おそらく、天上鬼の力を破壊に使わせるか、この世を護るために使わせるかは、めざめである典子の存在にかかっているんですね。
ここまで読んでくると、それが判ります。
二人が出逢ったのは本当に宿命であり必然であったのだと思いますが、互いに想い合う二人は自分たちのことだけでなく、常に周囲の人のことを考える優しさを持っています。
何とか幸せになって欲しいなーと、毎度、同じことを思いつつ、いよいよラストの二巻に行きます。