- 白泉社 (2001年11月19日発売)
本棚登録 : 409人
感想 : 30件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・マンガ (194ページ) / ISBN・EAN: 9784592177920
感想・レビュー・書評
-
この二人の関係は本当によかった。
恋愛感情ではないけれど、とても強く惹かれ合っていて補いあっていて。だからこそ、この結末に至ったのだと。
それぞれの思いに胸が苦しくなる。ある意味不器用で、だけどとても純粋で真っ直ぐ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
時々読み返す。
望月さんは微妙な心理をうまくついていて、
義理の兄妹の、向いてはいけない方へ葛藤する姿の描写が素晴らしい。あと黒髪をうまく使ってるなぁ、と。鳥肌!
読み終わったあとは、どこか悲しい、せつないけど
ほっとする。不思議な感覚が多い。
思春期のエグさを書かせたら右に出る人はいない。 -
義理の兄弟。男女。思春期。危うさが素晴らしい。
-
個人的に、
「いつもかわりに怒ってくれたから、優しい気持ちになれたんだよ」ってところが胸につきささった。
ちょっとニュアンスが違うけど
人が怒ってるときに
まあでもあの人にはあの人なりのいいところがあるよって、言うのは、
性格のできているわけじゃいんだ。
なだめるのは優しくないね、
当人の視野をひろげてあげてる、自分の度量の深さを示しているつもりかもしれないが
翻って、当人の心が狭いと、あげつっらているような態度かもしれん。
当人の感じた気持ちに配慮がない、よりそう気の全然ない姿勢かもしれん。
かわりにおこったり、
あるいはいっしょに腹立てることって、
相手に、心の余裕を作れるよう、促せる、ホントの優しい気持ちなんかもしれん。
場合によるか。一緒にキレてたらどんどんずれてくかもしれんし。
まあいずれにせよ、
自分のふるまいや考え方をゆさぶってくれるところがあるので 、
大事なお話のひとつになっている。 -
あやうい。そのあやうさが良い。
-
もー好きて感じ。
読んでる人との距離を遠く作っているというか。
なんか表現が独特というか。
余計気になる。
たくさん読むといいと思う。 -
望月花梨に外れなし。ですが、この作品は他の作品に隠れてしまっているように感じます。少し影が薄いです。ただ、幼い頃の主人公ふたりを回想する中で、「女性として意識しないように象徴である長い髪を切った」という場面は、ふたりの危ういバランスを感じさせて印象的でした。
-
2009.5 望月花梨先生既刊コンプリート完了
-
カバー折り返しのイラストがすごく好き。
-
再婚した家庭の連れ子同士が恋に落ちる。しかし、せっかくつかんだ「家族の幸せ」を壊したくないばかりに互いの思いを封印する姉と弟。気づいてはいけない、ということを互いに気づいている感じが何ともエロくていい。物語の前半と後半に、それぞれ見開きで、しかもまったく同じ構図で、姉弟が追いかけ合うシーンが出てくる。彼らの積年の思いが一瞬で伝わる、いい演出・絵です。今は絶版になっているとはもったいない…。
-
-
戻ってきて欲しい少女漫画家No.1の望月花梨。これほど花とゆめにぴったりな作風の作家はいないと思ったものだが…
個人的分類ではこの人は何を描いてもJUNEという認識です。第二次性徴に差し掛かって急激に変化する自分自身と環境に戸惑い反抗し葛藤する少年少女を描かせたら、すごかった。
どうすごいのかはうまく説明できないので読んでみてください。 -
一度読んだはずだけど、結構忘れてたので古本屋で見つけて再読。お互いの微妙な距離を保ちながら暮らしてる、連れ子同士の兄弟の話や、姉に憧れる妹が大人になる話など、揺れ動く細かい心理が相変わらず良い視点だなぁと思った。でも全体としては他の話のほうが好き。
-
武田くんが転校する辺りが巧みだなあと思いました。
-
入りもすっきり、後味もすっきり。
-
義理の姉弟のはなし。演出とか構成がすごくいい。表紙がすき。
-
いづみと悟郎は血のつながらない姉弟。仲は良いが、昔いづみの長い髪を悟郎が切った事があった。それ以来髪を伸ばさぬいづみ。二人だけの秘密に隠された想いとは?上京した姉を探すため旅立つ少女の物語「シャボン」も収録。
-
禁忌を犯す勇気と難しさ。
-
きょうだいの話に弱いのです。
髪に執着してるのも好き。 -
貸したまま返ってきてない・・・。
私の手元に返ってくることあるのかなあ。
一回しか読んでないよ。
モチカリ節全開な作品だった気がします。
双子の屈葬の話ってこれだっけか。 -
血のつながらない兄妹の微妙な空気感をひしひしと感じた。
91ページの「…意気地なし」はどっちが言ったのかわかんないです。
どっちにも当てはまるような気がする。
同時収録のシャボンも良かったです。
望月花梨の作品
