夏目友人帳 9 (花とゆめCOMICS)

著者 : 緑川ゆき

• 白泉社 (2010年1月4日発売)

作品紹介・あらすじ

祖母・レイコの遺品で、多くの妖の名を預かった契約書である「友人帳」を受け継ぎ、名を返す日々を送る夏目。ある日、名を取り戻しに来た時に指輪を落としたという妖・アマナに襲われるが…? また、夏目の元に友人帳を狙う猿面の妖の集団、更には的場の妖も現れて――? 2010年1月刊。

感想・レビュー・書評

[山本 あやさんの感想 · 2014年2月15日]

夏の暑い日。
夏目の頭に乗っかって西瓜を買いに行くニャンコ先生。
暑いから降りろという夏目に

「私のかわいい肉球がアスファルトで火傷してもいいのか!?」

全力でガマンだ夏目!!ヽ[´▽`]ﾉ♡

イカほしさに「全身全霊でお前を守る」と
欲望に忠実な宣言をしたり、ゴミ箱に捨てられてたり。
あぁ、愛しき中年ニャンコ♡

女の子視点で書かれた、まだいろんな場所を
転々としていた頃の夏目の特別偏。
第三者から見た夏目の切なさの角度が
新鮮で儚く柔らかで素敵だった。

[璃珂子さんの感想 · 2010年1月5日]

新刊待ってた(>_<)

[sakopyさんの感想 · 2024年1月5日]

ラストにある
視点が変わった物語が好き
藤原夫妻のところに行く前って
これほど不安定な生活だったんだね
帰る場所がない
どこにいても落ち着かない
こんな時間があったから
今の生活がとても安心したものに思えます

[彩夏さんの感想 · 2023年10月5日]

的場が夏目友人帳に気付きそうなの怖い

[アイネクライネさんの感想 · 2022年12月25日]

的場さんに捕まっちゃったりとか、ちょっと怖いね。((ﾟДﾟ；))
でも彼はレイコさんのことは知ってるけど、友人帳のことは知らないみたい。

夏目のピンチに必ず駆けつける妖として、ヒノエ・中級(牛とツルツル)・三篠が定着しつつあって微笑ましいね。(´∀｀〃)
妖も友人と認め始めた夏目の成長ぶりに胸がいっぱいになった＊

[doraさんの感想 · 2021年5月23日]

2021.5.23 再読

[あおくじらさんの感想 · 2020年5月15日]

読み直し9冊目。
今回は前巻の友人と仲良くすごすほのぼの回と対照的な的場一門との回です。
巻末の緑川さんコメントによれば、的場回はピリッとして好きなんだそうですが、私はやっぱり夏目には癒しを求めてるので、つらい感じになるのは避けたいところです。
珍しくみすずが仲間的な感じで登場して、5人ですが百鬼夜行的に帰っていくところがやっぱり見どころなんでしょうか。
最後の短編は珍しく過去の夏目の人間の理解者の話でした。

[ＪＵＮＥさんの感想 · 2020年4月7日]

第32話●小さきもの
第33話●同
第34話●東方の森
第35話●同
第36話●同
特別編9　夏目観察帳⑤

[amiさんの感想 · 2019年7月31日]

あたたかくてやさしい。

[escape2009さんの感想 · 2018年11月26日]

夏目友人帳 9 (花とゆめCOMICS)

[pumpkindadさんの感想 · 2018年10月27日]

妖の中にも人間の中にも仲間が増えた夏目
協力して大きな力を得ることができるか

[桔梗屋さんの感想 · 2018年9月18日]

中編２話構成。前半はちっちゃなケセランパサランぽいのと、なかなかコミュニケーションが取れなくて緊張感漂う話。後半は「祓い屋」的場一門とのひと悶着。人と妖との間で、なんとか上手い具合にやっていければいいなー、という夏目のあり方は、確かにさまざまな痛手を受けて汚れちまった大人からすれば、甘ちゃんにしか見えないんだろうけど、ま、でも。それでも。夏目自身の経験してきた過去だって、相当ハードなもんだと思うよ。だから、今の夏目のあり方を、これからもずっと通していければいいなあ、と思って。この後『東京喰種』読むと尚更。

[tanokurasさんの感想 · 2017年12月30日]

的場と夏目の対決は、逃げられないんだろうなあ。

[かおるひめさんの感想 · 2017年11月15日]

不思議な妖の群れ、猿面の集団、的場一門･･･
そう、キーワードは集団！
小さき者が何故群れるのか？
妖と祓い屋、２つの集団の間で奮闘する夏目。
この２つの話で、夏目を心配する“仲間”という集団。
そして、田沼やタキ、また、以前通った学校でも、
夏目を心配してくれる人がいた。(特別編)
まだまだ一人で動いてしまう夏目が、
そういう存在に素直に頼れれば良いなぁと思いました。

[でかさんの感想 · 2017年8月28日]

百鬼夜行だ

[ひとまるさんの感想 · 2017年8月8日]

最初の頃は妖怪とレイコさんのやりとりに関する感動エピソードが多かったけど、最近は夏目中心に人と妖怪との関わりエピソードが増えたなと感じる。
個人的には泣ける要素は減って緊迫感や愁いのある話が増えてきたのが残念だけど、逆に夏目の考えの行き着く所がどこか楽しみ。
中扉の夏目が着ているシャツ（腕ににゃんこ先生のシルエットがあるやつ）素敵だな。

[junkeiさんの感想 · 2017年5月18日]

かわいい妖のカル。やっぱり丸まるしたのは、かわいく見える。ニャンコ先生もフォルムが丸いからかわいい。
番外編はクラスメイトの女子目線の短編。夏目の過去のエピソード。小さな恋バナでよかった。

[reinouさんの感想 · 2017年1月20日]

東方の森、的場編第二幕。

[blackkittyさんの感想 · 2015年5月31日]

夏目が他人を頼るようになる日が来ました。的場とは、いづれ決着をつけるのですかね。

[さくらさんの感想 · 2014年8月24日]

大切な人のために何かをしたいと思う気持ちは誰もが持っているものだけど、本当に相手のためになる行動が出来るかどうかちゃんと考えなければならないのだと思いました。

著者プロフィール

漫画家。熊本県出身・在住。血液型はB型。1998年、第18回LMGフレッシュデビュー賞を受賞した「珈琲ひらり」（『LaLa DX』（白泉社）11月号掲載）でデビュー。2000年、「あかく咲く声」で第25回白泉社アテナ新人大賞デビュー優秀者賞を受賞。