3巻で、バイオレットの国、アルバフォレスト王国の重臣シドが復活です。三獣士の仲間と勘違いされて、捕まってしまいますが、バイオレットが「友」と呼ぶ人間であれば、気にくわなくても敵には売らない・・・いやぁ、人間ができていますね、シドさん。
鴉は鴉で、バイオレットがシドは名前を呼び捨てにするのに、ちょっとやきもち焼いてたりはしますけど、もうちょっと、好きだけど立場が違うから好きになってはいけない・・・って感じで苦しむ鴉が見たいかも。クールすぎて、ちょっと物足りないです。
最後で、まだ残虐非道のジャックが出てきますけど、海に飛び込んだのはよいとして、島に着くまでに、あんなに人がいたら、浮かんできたところを見つけられそうでは?って、思うんですけど、島に着くまで見つけられなかったんですねぇ。ジャック、水中突っ切ってきたのかしら?
バイオレットの父が死んだ原因とかも出てきたんで、次の巻では、王様が見つけたかもしれない宝の謎も出てきそうですね。