落日の桜 (花とゆめCOMICS)

著者 :
  • 白泉社
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本棚登録 : 28
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592190486

作品紹介・あらすじ

王に踊りを奉納する女形の踊り子“花子"。数多くの中から王に選ばれた花子は“気に入り"と呼ばれ王宮に仕えることを許される。“気に入り"となり、盛りを過ぎることのない桜のようだとまで言われた花子・燕。王の妹・楽子とも昔は遊び仲間だったが、その関係性は少しずつ変化していた…。表題作「落日の桜」をはじめとして、時代も立場も異なる四人の“花子"たちの生き様を描いた著者初の連作短編。
2016年1月刊。

感想・レビュー・書評

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  • 綺麗だった、が、もうひと味耽美感が欲しい?

  • 花子が美しい。

  • どのページも美しい…。朝顔が一番好きかなー。

  • 王に躍りを奉納する踊り子“花子”、そして王の寵愛を受ける花子は“気に入り”として仕える。

    「落日の桜」
    既読。
    盛りを過ぎない桜のような気に入り・燕、学ぶのをやめない王妹・楽子。
    楽子が今までの気持ちを吐露したラストで涙腺緩んだ。

    「花車の椿」
    既読。
    頂点を極め、化け物と呼ばれた気に入り・心。
    裏切りと絶望、でも読み応えある。

    「有明の朝顔」
    庶民に親しまれる花子・善と化粧師・鮎。
    鮎の叱咤と涙に泣いた。

    「王の藤」
    家の期待を背負う花子・廉と王宮の侍女・すみ子。
    この中でお気に入り。後日談もあり、軍服の彼女の凛々しさに見惚れる。

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