- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592190486
作品紹介・あらすじ
王に踊りを奉納する女形の踊り子“花子"。数多くの中から王に選ばれた花子は“気に入り"と呼ばれ王宮に仕えることを許される。“気に入り"となり、盛りを過ぎることのない桜のようだとまで言われた花子・燕。王の妹・楽子とも昔は遊び仲間だったが、その関係性は少しずつ変化していた…。表題作「落日の桜」をはじめとして、時代も立場も異なる四人の“花子"たちの生き様を描いた著者初の連作短編。
2016年1月刊。
感想・レビュー・書評
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綺麗だった、が、もうひと味耽美感が欲しい?
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花子が美しい。
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どのページも美しい…。朝顔が一番好きかなー。
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王に躍りを奉納する踊り子“花子”、そして王の寵愛を受ける花子は“気に入り”として仕える。
「落日の桜」
既読。
盛りを過ぎない桜のような気に入り・燕、学ぶのをやめない王妹・楽子。
楽子が今までの気持ちを吐露したラストで涙腺緩んだ。
「花車の椿」
既読。
頂点を極め、化け物と呼ばれた気に入り・心。
裏切りと絶望、でも読み応えある。
「有明の朝顔」
庶民に親しまれる花子・善と化粧師・鮎。
鮎の叱咤と涙に泣いた。
「王の藤」
家の期待を背負う花子・廉と王宮の侍女・すみ子。
この中でお気に入り。後日談もあり、軍服の彼女の凛々しさに見惚れる。