- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592191988
作品紹介・あらすじ
───飢えているのは血だけじゃないんだね。街の爪弾き者・ロヴィサ、死を待つ牙折れの白い吸血鬼・アシュリー。巡り会った2人は、静かに孤独を溶かし合うが…。餌としての至福、太陽を捨てる決意…人と吸血鬼、いくつもの夜を越えて生きていく。連作読切集!! 2013年9月刊。
感想・レビュー・書評
-
吸血鬼テーマの連作読み切り集。いつもの雰囲気よりちょっと大人っぽくて、読了後はなんというか淡泊。でも、読み返すとじわじわ来ます。
連作集とは別の読み切り「しのびごと」が切なくて泣けました。
草川さんの作品は、言葉の選び方が美しく潔くて大好きです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
吸血鬼に“成り果ててしまった”人間の物語
元が人間だからこその異形の運命を強いられた、辛さ、哀しみ、それでも前を向こうって言う人間らしい逞しさ、を繊細に描ききっている
恋愛色が鮮やかであるので、正直に言えば、物足りなさも覚えるのだが、割りかし、嫌いじゃないらしい。甘々じゃなく、やや辛めなのが好印象の理由かな、と自分では分析している
人間を惑わす一方で、人間に惑わされる吸血鬼の、バケモノらしくなさがイイのか?
『しのびごと』は安定感のある、悲恋ホラーかな?
この手の切ないハッピーエンドは、たまに読むくらいが丁度、いいな・・・あんまり読む込むと、底に引きずり込まれそうになる -
吸血鬼ものと幽霊もの。
全話切なかったー!特にアウレリア編。 -
切なくて文学的で官能的で堪らない。草川ワールドの魅力が炸裂。
イチ押しは「僕の棺で晩餐を」。タイトルも好い。 -
滅茶苦茶よかった。アシュレーかっこいい…
-
5
-
1巻ものかと思ってたら、短編でした。
吸血鬼ものが3つ。うち2つは、同じキャラクターがでています。
草川 為と吸血鬼ものは、いい組み合わせです。
「ガートルートのレシピ」をちょっと思い出しました。
ちょっと、不気味なところがあるのに、サラッとかけているところが、好きです。
これとか、「ガートルート」とか、「龍の花わずらい」とか、業の深い感じが好き。 -
とても好き
草川為の作品





