スピカ 〜羽海野チカ初期短編集〜 (花とゆめCOMICSスペシャル)

著者 :
  • 白泉社
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本棚登録 : 3714
レビュー : 361
  • Amazon.co.jp ・マンガ (99ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592192329

感想・レビュー・書評

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  • 羽海野さん!羽海野さんじゃないの!!!!!!
    …と、書店の新刊コーナーでみつけて即手にとりました。
    (同伴してた人にいつ手にとった?!って言われた…即です!笑)
    10年前くらいの短編の詰め合わせですが、昔からずっと変わらず優しいお話を描く人なんだと知りました。

    こういう、美し過ぎるものと、その正反対のものをちゃんと描ける、なんていうかな…感じたものや吸収したものをちゃんと咀嚼して紙面に出せる、っていうのかな?
    紙面にちゃんと人間がいる感じ。
    羽海野さんのお話を読むと、誰か(登場人物や、自分以外)になれた気がするほど、ぐっさりくる。
    わたしにとっては「凄い人」なんだけど、そんな凄い人は何を見て何を感じて何を飲みこんでるんだろう、ってのは常々気になるところで、羽海野さんはそういうのも紙面に忍ばせてくれるから、なんかお礼言いたくなる感じです。

    や、ほんと素敵な人だわ、羽海野さん。
    わたし羽海野さんの作り出す漫画も大好きだけど、きっと羽海野さん自体が好きなんだと思う。お友達になりたいレベルで。
    ステキな女子だと思います。

  • 羽海野チカさんの漫画を読むと、
    自分が大事にしたいものや大切にしたいこと
    生きていくスピードとか
    間違ってないんだってほっとします。

    忙しい毎日や周りのスピードに辟易してしまったりすることも多いけれど
    私と同じようなことを考えたり
    同じことに悩んだり、苦しんだり
    笑ったり、いとおしく思ったりする人が
    この日本にも住んでいるなら
    こんな風に私の言いたいことを
    言ってくれるひとがいるなら
    私も明日からもがんばれそうな気がする
    勝手ながら、ほんとにほんとにそう思って、
    そして気づくと涙がこぼれてしまうんです。

  • 人によっては青臭く感じる話が多いかもしれないが、個人的にはテーマと描き方のどちらもハイレベルに感じられた。ここ最近読んだマンガの中でも特に印象深い。どうでもいいが、キリンの話のカラーページがやまだないとを思い出させる。アシスタントでもやっていたのだろうか。塗りのクセが妙に似ている。使っている機材は恐らく違うはずなのに。

  • 表題作のスピカがとても良かったのと、最後のイノセンスを待ちながらにキュンときた。
    パトレイバーと攻殻機動隊への愛。
    好きな作者が好きな作品を語るのがとても好きな僕なのだけれど、愛がとても伝わってきた。
    バトーの「もとこぉっ!」は僕も好きです。

  • じんわりとあたたかい読後感の作品が揃っている印象です。表題作が一番好き。

  • 可愛いし明るく希望があるのにどこか哀愁が漂う短編集。ほんのりBLっぽいものもあってなんだか得した気分。

  • 羽海野さんの、よいところがいっぱい詰まった短編集。特に好きだったのが、表題作『スピカ』。
    なんというか、これからの私の考え方に影響を与えたと思う。悩む人間が、ひとつの答えを見つける描写に長けているなぁと思う。その答えと、行き着く過程に説得力がある。

  • 3月のライオンは好きなんだけど、読むのにパワーが必要。この短編集は、羽海野チカさんらしいテイストはありながらも、短編なだけにそこまで重くなりすぎずに読めるのが良かった。そして、短いページの中でもしっかりとキャラが生きていて、まとまっているが素直に凄い。

  • 読んだ後、心が温かく優しい気持ちになりました。どの話も誰かを大切にしたい気持ちや人の弱さなどの表現がとても丁寧に描かれていて、羽海野チカ先生の作品の原点がここにあったんだなぁと思いました。
    羽海野チカファンの人やそうでない人にもオススメしたい一冊です。

  • 羽海野先生はハチクロしかり、日常の中に潜む寂しさだとかもだもだした気持ちを切り取るのが本当に上手いなと思います。

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