忘れ雪の降る頃: 高尾滋作品集 (花とゆめCOMICS)

著者 :
  • 白泉社
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本棚登録 : 573
感想 : 41
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (183ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592192657

感想・レビュー・書評

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  • 高尾滋さんのちょっと昔の短編を集めた作品集。忘れ雪の降る頃、帝都南天隊、デイジー・トリックの3編が収録されています。
    10年以上前の話とかあるので絵柄が今とずいぶん違いますが、これはこれで好き。忘れ雪の降る頃とか話が結構好き。高尾さんらしい話が詰まった素敵な短編集だと思います。

  • 「珠玉の作品集」の唱いに相違無し。高尾滋の持ち味のひとつである短編(読み切り)を連ねた作品集。懐かしい絵柄の作品も収録されており、ファンとしては二度美味しい一冊。

  • 久しぶりにきゅんとした。弾けるより、ひたすらに優しくて純粋な気持ちをやわらかーく描いていってほしい。

  • 初めて高尾さんの短編を読んだと思う。このふんわりした絵柄が好きだと再認識。

    「忘れ雪の降る頃」付き合っていた1つ上の先輩から別れを告げられてしまった雪子。別れてから相手のことが分かる。「…聞くな」と“大事なもの”へ告げる言葉にやられた。えっちゃん先輩、格好よくて可愛い。

    「帝都南天隊」
    レトロな時代背景と、ミステリな雰囲気と小気味良いテンポが楽しかった。飄々とした平井さんと髪の短い美代子の組み合わせ良いです。

    「デイジー・トリック」
    無垢でひたむきな百合描写と、ラストの余韻が素晴らしい。女の子の心情にキュン。

  • やっぱりディアマインや初期の絵も好きだなあと思った。
    言葉選びや表現の魅せ方がいい意味で変わらなくてほっとする。

  • 短いお話が詰まった一冊。表題作でもあるひとつめのお話が好きだなあ。えっちゃん先輩が無条件でかっこいい。でもそれだけじゃなくて、彼なりの葛藤が少しみえて、いいなあと。この短さだからいいのかもしれないけど、もうちょっと二人についての情報をわたしは知りたかった。最後のお話も、なんだか素敵。結果的なことを言えば成功はしないのに、とっても前を向けそうなお話でした。

  • じわ、っとくるよね。
    真ん中の3話使ったの、シリーズ化してくれないかな…
    読みたいです。

  • ラストに収録されてる「デイジー・トリック」がこの作者を読むきっかけだったなーと懐かしく。ずっと収録されないからあれは幻だったのかと思い始めてた頃だったので良かった(笑)平成10年の作品だったのねー。

  • どの作品もとても好きです。「帝都南天隊」なんかは、続編ができてもいいんじゃないかと思いました。
    高尾滋さんは、言葉を丁寧に使っている感じがします。

  • 不覚にもまた高尾先生に泣かされました。

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