神様はじめました 17 (花とゆめCOMICS)

  • 白泉社
4.33
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本棚登録 : 722
感想 : 31
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (181ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592192978

作品紹介・あらすじ

最後の時廻りへと旅立った奈々生は“全てが終わった"時代で再び黒麿と出会う。そこで巴衛と雪路が辿った運命を見せてもらい…!? 巴衛と奈々生、二人の縁が巡り合う感動の過去編クライマックス! 2014年1月刊。

感想・レビュー・書評

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  • 巴衛の過去編完結。野孤巴衛の不器用で熱烈な愛がいじらしくてたまらない。全て自分への愛だったと知った奈々生ちゃんの幸せそうな顔、呪縛から解き放たれて・時廻りから帰ってそれぞれ再会した二人の幸せな’神使の契約’が自然とニヨニヨさせる。悪羅王のエピソード、雪路のエピソードも挟みながら、そしてミカゲの思惑も面白かった。これまでの謎や伏線が回収され、そして新たな謎も残しながらの過去編完結。

  • 雪路さん、悲しいけど最後よかった。
    こんなふうに繋がっていたんだなぁとなんだか不思議な気持ちに。
    黒麿も神堕ちしてたけど、やっぱり神さまの片鱗が。

  • また時廻りをして巴衛を人にする為の契約をした黒麿が死にかけている場面に行く。

    黒麿があんなにすらすら経緯を教えてくれるなんて拍子抜けだったけど、まぁ壮大な話だったので終わらなくなるから良かったのかもしれません。

    そして結構な回り道をして結局は巴衛は最初から奈々生にしか惚れてないという。
    最初からの色々な伏線がようやく回収されてスッキリした巻でした。

    ここから先はどう続いていくのかな?
    ラブラブターンかな?

  • 少女マンガのファンタジーは「ご都合主義上等!それよりも優先するべきは、萌えと恋愛要素でしょ!」的な事が多すぎて、萎える事がしばしばだけど、この作品はその辺りがなくて良かった

  • 過去編の完結。奈々生三度目の時廻り。こんなに何度も時廻りしちゃって大丈夫なのかね。二度目の時廻りから八年後。悪羅王に雪路の嫁ぎ先が襲われ旦那を失った雪路はお腹の子供を守るために巴衛に助けてもらう。雪路のために献身的にお世話をする巴衛が健気。人間になりたい巴衛と、そんな親友に裏切らたと感じて孤独を感じる悪羅王、契約という形で誰かと繋がりたい黒麿、憧れた悪羅王に側において認めてもらいたい毛玉。妖怪った寂しがりやなの?助に食べられて姿を変えた毛玉が怖い。迎えにきたミカゲの手さえ取らなかったのに、奈々生の手を取り鏡から出てくる巴衛。500年越しの記憶を取り戻したキスとお互いを確かめ合う感じが何とも言えずすごくいい。だから雪路は俺に…なかったのか。は、なんだろう。目を見せなかった?雪路巴衛がいるところでは目を開かなかったよね。奈々生とは目が違うってわかってたからだよね。最後まで奈々生のフリをし続けたってのはどうなんだろう。せめて妖怪嫌いなのはなくなったのかな。両思いなのとか結婚の約束有効なのかとか聞いちゃう奈々生が可愛かった。それに対しての巴衛も甘かった。

  • 過去編の完結まで一気読み。

    過去の出来事と、巴衛と悪羅王の過去と、奈々生の縁が明らかになって大団円で終わった。
    が、もう1つ肝心の話にはちょこっと触れただけで終ってるが、ここが描かれるのは連載自体が終わる時だと思うので楽しみに読んでいこう。

  •  雪路本人からすれば巴衛は妖怪だし、自分は妊婦だしで罪悪感すら沸かないのかもしれないが、終始「巴衛と約束した方の雪路」のフリをするのはちょっと巴衛が可哀想だと思った。奈々生に対してでもいいから、少しは罪悪感持とうよ。逞しいを通り越して自分本位な女に見えてしまった。
     そのせいか巻末の殿との再会?もどうも感動できなかった。
     奈々生の家系は代々短命だが、胎児の際に龍王の目を継ぐことで、出産までは病弱を補える。…じゃあ今の奈々生はどうなるのだろうか。龍王の目は返しちゃった訳だし、短命病弱?
     黒麿の話題はもう出てこないのだろうか。
     ひめみこ可愛い。

  • 過去編完結。全ての伏線が繋がったと知った瞬間の感動ときたら……最初に読んだ時に、ほぼセリフも読み飛ばすように次のページを捲ってた。何度読んでも、無事に巴衛を助けた奈々生が「巴衛、私は、誰…?」「奈々生だ」「そうだよ」のくだりで涙ぐむ……。あのシーンはずっと眺めてても良い。

    ともななおふたり以外にも、やはり様々な感情が描かれた巻だなぁと。親友は永遠に変わらないものだとばかりに思って離れていくのが受け入れられない悪羅王の怒りと悲しみ。人との繋がり方が分からず、敢えて無理に繋ぎ止めようとする寂しがり屋の黒麿。憧れの人に見向きもされず、嫉妬が増幅させてムキになる毛玉。最後にとても完璧に幸せとは言えないものの、お互いに思いやる雪路とその旦那さん。

    過去編は間違いなく神はじの中の最高潮だと思うけれど、ここで終わってしまえば、巴衛がかつて芽生えた「人間になりたい」思いは果たせないままでいる。だからまだ少し続けてて良かったと思うし、最終回にも繋げたと思うのね。


    「最後に笑って死ねれば、それは良い人生だと思うよ」
    「お前達が何百年も生きてきたように、同じ年月、彼らはそうやって命を繋いできたんだ。人間は弱くない」

  • 巴衛帰ってきた…!

  • 【レンタル】ようやく巴衛さんの呪いが解けた。黒麿さんは巴衛さんを利用した、ってことでいいのかな? そしてミカゲさんは何もかも知っていたってことか。ああでも二人の想いが繋がってよかった!

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