お伽もよう綾にしき ふたたび 6 (花とゆめCOMICS)

  • 白泉社
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本棚登録 : 139
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (187ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592193364

感想・レビュー・書評

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  • ※5~6巻までの感想をまとめてこちらに。

    第5巻は前巻から引き続き、寺から戦死者名簿を盗んだ犯人を追う一行。その先でとある商人一家と出会い、この一件がその家族によって引き起こされたものだと気づく──。
    なんとも切ない話だった。お互いもっと早くに歩み寄れていたら良かったのにな、と。(≧ヘ≦ )
    でも、人って傷ついてるときほど周りがどんどん見えなくなっちゃってて、全然報われないなーって思って、また傷つく…っていう流れに飲み込まれてしまうものだと思うんだよ。
    だけど今回茶釜たぬきが見守ってたみたいに、報われない報われないって思ってる自分を見ててくれる人はどこかに絶対いて、それに自分が気づけないだけなのかもしれないなーと思ったよ*

    第6巻は、ついに明かされる!おじゃる様の過去編。ヽ(゚∀゚〃
    何故おじゃる様は笛に封印されたのか~という背景が分かり、納得した。
    おじゃる様の根が優しいからっていうのもあるけど、たぶん最初に出会えた人たちがいい人たちだったんだろうなぁ。
    すずたちと出会えた今の生活も、きっとそれなりに気に入ってることでしょう☆

  • この巻ではおじゃる様の過去が明らかにされています。
    何かを求めて都に下りた大狐。この世に未練を残して逝った若者の願いを聞き入れ、若者の母と祖父と暮らすようになるのですが、人の悪意のせいで穏やかだった大狐が荒れてしまい、竹笛の中に封印され、やがてすずに出会い、おじゃる様として今、心は満たされているのでしょうからよかったぁと思います^^
    それこそ“尻のかゆくなる面々”に囲まれて。

  • おじゃるさまとすずと新九郎、好きだなあ。
    この作品のゆるやかでほんわりした雰囲気が好きなので、この巻は特によかった。

    すずはたぶんおめでた?だろうなあ、きっと。てことはまだまだ続くんだよね。気長に楽しみにしているシリーズ。

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