夏目友人帳 13 (花とゆめCOMICS)

著者 :
  • 白泉社
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本棚登録 : 2935
感想 : 164
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592193630

作品紹介・あらすじ

ある日、祓い屋一門の当主・的場からの手紙を受け取った夏目。ところが、読む前にそれを無くしてしまう。内容がわからず不安を覚える中、的場本人が現れた! 彼の目的とは──!? 夏目と友人・西村&北本の出会いや交流を描いた特別編2話も収録。あやかし契約奇談第13巻!! 2012年1月刊。

感想・レビュー・書評

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  • やっぱりこの作品はすごくいい。読むとほっこりしたりせつなくなったり。今回は夏目の友人・西村と北本とのお話も収録されていて、彼らの夏目への思いや家庭のことなどが知れたのは新鮮だったし、彼らが夏目と友人になれて本当に良かったと思った。田沼編もぜひ読んでみたいです^^

  • 面白かったです。昔の夏目の話もよかった

  • 的場に頼まれて(脅されて)一門を襲う妖:凶面探しを手伝うことになる夏目。スリリングな展開にワクワクさせられます。
    そんな中で明らかになる「祓い屋一門」として生まれた的場&名取の宿命の重さ。レイコとはまた違うけれど、案外的場もまた「人とも妖ともうまくやっていけないもの」に思えてきました。
    夏目に関わるのも名取同様夏目が好きだから・・って気がします。
    あの手紙はそんな思いがかかれてたりしてね~?
    夏目を介して的場、名取の間にも繋がる瞬間がくるんじゃないだろうか・・・
    今は夢みたいと思います----。

  • 的場さんの事をだんだん嫌いにはなれなくなってきました。

    夏目も的場さんも名取さんも、妖との距離感や捉え方が違うだけで、
    どのあり様が正解なんて言えないんだなぁと実感します。

    西村と北本のお話も良かった!
    今では気兼ねない関係のように見える三人だけど、
    夏目が転校してきた当初は、色々あったんですね~。
    ほっこりと胸が温かくなりました。

  • 毎回毎回泣かされるので構えてたんですが、
    中村と北本のエピソードでやっぱり泣けました。

  • 初期のような、思わず涙が出るような「刺さる」感はないものの、これはこれで考えさせられる展開になってきたと思う。

    妖怪達と夏目だけで描かれていた世界から、夏目対様々な人々を描く世界へ。
    これは、夏目の視点や価値観がそうやって広がってきたことの現れなんだろうか。
    だとしたら悪くないな。

  • 同じ出来事を
    語り手を変えて
    視点を変えて
    おかげで
    少しだけ語り手のことがわかるようにかる
    よかったねと思えるような出会い
    ここが始まり
    ここから始まった
    知られないように
    知らなくても良いように
    知らなくても
    見えなくてもある世界
    見えるから始まるのではなく
    あいつと
    一緒にいることから始まる物語

  • 的場さん再び…!
    あとは、夏目×西村、夏目×北本の出会い編収録。

    夏目は、西村の世話焼きなところに救われることもあるんでしょうね。
    ってか、お調子者のようでいて、西村も色々と家庭環境複雑なのね。

    北本と夏目は意外とまだ付き合い浅かったんだねぇ。
    でもミーハーの西村と比べると、夏目にとっては北本の方が通じる部分が多いのかなと。
    北本の家も結構大変な家庭だったのね。普段そんなことおくびにも出さないけれど。
    今巻で北本の好感度爆上がりだったw

  • 2021.5.29 再読

  • 夏目読み返し13巻。
    的場さんが夏目を脅して、的場家に敵対する妖払いを追い払う「連鎖の陰」と、西村・北本それぞれと夏目が仲良くなっていく特別編2本の構成でした。
    的場さんの長い手紙、ちょっと読んでみたかったんだけど、誰も読まずに、名取さんが破ってしまいました。
    西村・北本と夏目は、読んでみるとなんか、時系列が少々おかしいような気もしますがまぁ、そこは愛嬌かな。
    妖とのつながりの話よりはほろり要素というよりは、人間ドラマの方に重きが置かれていて、ちょっと私的には読みごたえが薄い巻だったといえる気がします。

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著者プロフィール

漫画家。熊本県出身・在住。血液型はB型。1998年、第18回LMGフレッシュデビュー賞を受賞した「珈琲ひらり」(『LaLa DX』(白泉社)11月号掲載)でデビュー。2000年、「あかく咲く声」で第25回白泉社アテナ新人大賞デビュー優秀者賞を受賞。

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