夏目友人帳 14 (花とゆめCOMICS)

著者 :
  • 白泉社
4.24
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本棚登録 : 2734
感想 : 130
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592193647

作品紹介・あらすじ

おつかいの途中で二匹の小物妖怪に捕まった夏目。咽をやられ声が出せなくなったところに、祖母・レイコを知る別の妖怪が出現!窮地から救われる。ところが、今度はその妖怪の棲家へと連れ去られて…!?

中級妖怪コンビが主役の特別編を収録。14巻発売記念、「夏読む夏目。」キャンペーンも開催!

感想・レビュー・書評

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  • 今回は妖寄り、そしてレイコさんのお話が多かった。
    謎に包まれたレイコさんの正体が少しずつ分かってくるんだけど…。
    一話目の妖怪の話から、ずんずん胸にくる!!
    あの最後の一言に涙腺が耐えきれなかった。
    あー、泣ーいーたー!

  •  話は、レイコの過去につながっていって…。
     
     夏目が「良い話は聞けないんだ、だって祖母は」って言うから、もしかして、女性の身におこる最悪ともいえるこをと想像してしまったじゃないか。
     ま、この辺はやっぱり夏目は男の子なんだろうな。
     
     子供を産むってことは、紙切れ一枚に左右されることじゃないんだよ。
     ましてや人を愛した結果であるなら。

     うん、レイコさんはちゃんと愛する人と巡りあえたんだね。
     なんか、夏目友人帳の最大の荷が軽くなった気がするよ。

     にしても、相変わらず涙腺を崩壊させてくれます。
     小さい女の子のアヤカシの最後の言葉に、決壊してしまった。
     
     夏目の世界は、優しいね。
     この優しさを、そのままにゆっくり大人になっていってほしいよ、夏目。

  • 夏目もレイコさんも人に誤解を受けやすい。誤解を受けることを諦めてしまっているところがまた切ない。傷つくことに慣れないでいて欲しい。レイコさんは子ども(夏目母)が産まれたとき幸せだったのだろうか?そうであって欲しいと願う。

  • 少しずつ頼ることを覚えてきた夏目くんを、応援したい気持ちでいっぱいです。五十五話の妖の「嬉しい」が大変可愛くて。嬉しい。
    最後の特別編も泣かされました。中級、好きだー。

  • 泣いた~…
    あやかし達がいじらしすぎる…

    あと、レイコさんってすごい謎な人だったけどちょっと秘密も明かされつつある
    夏目が居るってことは、レイコさんは子供を産んでたってことだけど、お母さんなレイコさんってまったく想像つかなかったし
    そういう雰囲気もずっとなかったから、作中ではずっとその辺は謎なままわざと触れないのかと思ってた
    でも、夏目がレイコさんについて知ったり考えたりするってことは、自分のルーツに触れるってことで、それって夏目にとってすごく大事なことなのかなと思った

  • 「お化けと人との関係は、このくらいが丁度良いんです。ほんと。」
    全日本妖怪推進委員会 京極夏彦推進!

    おつかいの途中で二匹の小物妖怪に捕まった夏目。咽をやられ声が出せなくなったところに、祖母・レイコを知る別の妖怪が出現!窮地から救われる。ところが、今度はその妖怪の棲家へと連れ去られて…!?
    中級妖怪コンビが主役の特別編も収録。
    あやかし契約奇談第14巻!!

  • 帯が京極夏彦のコメントで白泉社の本気を見た。

    もういわずと知れた妖怪ものになりましたね。
    創作妖怪ばっかだけど。

    あまりの商業展開っぷりにコミックス以外はなるたけ購入しないように決めてるんですが、
    先生のぬいぐるみとかにはほんと貢ぎたくなります。
    可愛すぎてけしからん!

    今回、れいこさんの過去がすこし見えてきて、もっと、夏目が彼女のことを知っていけるようになるといいなぁと思いました。

    あとは何時もどおりだよね!

  • フクロウみたいな妖怪がかわゆかったなぁ。あと子供の妖怪も!守りたいものが増えていく夏目くん、迫る祓い屋的場一門の手。夏目くんの選択が気になります…。

  • 人間との関わり
    妖怪との関わり
    今の関係があり
    今までの関係がある
    今に伝わってない
    あんな人がいたから今があるのだけど
    あんな人はどんな人なんだろうってことが
    気になり始める
    一緒に過ごしたことはないけど
    一緒に過ごしたことがある妖怪から
    その人のことを
    少しだけ感じられるようになるんです
    世界を超えて
    時を超えて
    繋がる

  • レイコの言っていた人は、もしかして、夏目君のお爺ちゃんになる人かな
    レイコの恋模様気になる

  • 2021.5.29 再読

  • 第55話●音無しの谷
    第56話●悪戯な雨
    第57話●変わらぬ姿
    第58話●同
    第59話●同
    特別編12 夏目観察帳⑥

  • 妖との接近戦がかなり激しくなって、自分にはとても耐えられそうにない。

  • この巻、エピソードが全般的にかあいい…声が出なくなった夏目をレイコだと思って一心に看護する妖(小鳥みたい。目がかあいい)とか、50年前の雨の日に借りたタオルを返そうと必死になる妖(てか見た目ただの幼女…)とか。人間相手の時より、コミュニケーション手段がワイルドなんだけど、ひたむきで無邪気なので憎めない。そのたびに拉致られたりする夏目は多少不憫に思わなくもないけど。壺の妖怪も、思い込みの激しいストーカーだけど、それでも人間のような邪な動機ではないところに、多少は憐れみをかけたくなる。多少ではあるけれども。

  • 夏目友人帳 14 (花とゆめCOMICS)

  • 今回も良い話でした。ごちそうさまです。

  • 8-14巻まで。お祓いの人との確執がどんどん進んで、それと戦うために少しずつ力をつけていく、みたいな物語になると思ったけど、それなりの緊張感は残しつつも、相変わらずのほのぼの感がそれを覆っていて、相変わらず良い雰囲気です。ちょっと緊迫したなって思うと、ふと温かくなる妖怪との触れ合い話が挟まれたり、緩急のつけ方も素敵。少年漫画的なケジメとか、大いなる目標に向かって、みたいな物語も大好きだけど、こういうほんわか系も大歓迎。無理な展開は期待してないんで、この調子で続いていって欲しいです。

  • こんなに穏やかに流れるコミックは良いですね。
    ゆっくりと流れる中にも、妖したち、
    友人たちとの関わりにも少しずつ変化が見られ、
    かつ、レイコさんへの興味が深まってきたようで、
    夏目自身の成長を追っている気分になれます。
    田辺も良い友ですなぁ。

  • れいこさん素敵。中級コンビ好きだなあ。

  • 人情味のある妖の短編が、個人的な好み。
    特にタオルのエピソードはかわいくていい。

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著者プロフィール

漫画家。熊本県出身・在住。血液型はB型。1998年、第18回LMGフレッシュデビュー賞を受賞した「珈琲ひらり」(『LaLa DX』(白泉社)11月号掲載)でデビュー。2000年、「あかく咲く声」で第25回白泉社アテナ新人大賞デビュー優秀者賞を受賞。

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