夏目友人帳 16 (花とゆめCOMICS)

著者 :
  • 白泉社
4.24
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本棚登録 : 1629
レビュー : 96
  • Amazon.co.jp ・マンガ (170ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592193661

感想・レビュー・書評

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  • 夏目のおだやかな日々を脅かすかと思われたクラスメイトが、複雑な身の上や妖との過去を抱えているというストーリー展開が見事です。
    1巻に収録されている田沼くんとの出会いと同じくらい好きなのが名取さんの登場する第7話です。分かり合える人に出会えたかと思いきや、名取さんの妖に対する対応に疑問を抱く夏目君。でも、名取さんが言うように同じ考えでなければ一緒にいてはいけないというわけでもないはずです。名取さんは名取さんで色々な苦労をしてここまで来ているわけで、今までの経験から選び取った末の現在が、名取さんにも夏目君にもそれぞれにある。色々な修羅場をくぐってきたなとりさんから見れば、夏目君の考えがとても甘く感じるのもわかる話です。
    人間と妖という区別ではなく、自分以外の人と分かり合うことはなかなか難しいものでありそれこそが平等というものなのかなという気もします。

  • 田沼くんがまっすぐな子でほんとよかった

  • 妖も人間も同じように大切に描いているのが伝わってくる作品。
    夏目友人帳はいかにもオバケ描きました、っていうわざとらしさがまったくない。なのに、ちょっとした妖の言動で人間とは違う存在であるというのが自然に描かれていて、ぞくっとするようなシーンにはっとさせられる。
    そして、作品全体がふんわりと優しい。
    妖も人間も、とても優しい。
    今回は要とイトさんのお話が印象に残っています。

  • 緑川先生があとがきで、各作品の解説をしてくれるのが、毎回楽しみで仕方ない。過去のコミックスの1/4コーナーで、アニメ化について触れていた部分では、監督さんたちのアニメに賭ける情熱が垣間見えて、しかも、原作を本当に大事に大事にしてくれていて、原作の雰囲気をそのままアニメーションの世界に投影させようと努力されている姿を知ることができて感動したし、あぁだからこんなに素晴らしい作品になるのだなぁと実感した。1クール作れるぐらいの原作は溜まっていると思うのだけど、5期まだかしら。番外編も全部アニメ化してほしいんですけどー!!!!!!

    連載から10年以上が過ぎたにしては巻数少ないなぁ隔週刊じゃなかったっけなぁと思っていたら、夏目友人帳掲載誌は月刊だったのね。

  • 改めて、友達とのかかわり方が変わってゆく夏目が愛しいです

  • 2013/11/19
    【好き】タキの家に迷い込んだ妖(あやかし)を探す夏目。 恋を知らない妖が気持ちを持て余す姿になんだか切なくなって涙が滲んだ。 田沼たちと旅行を兼ねてお手伝いにいった先で田沼の昔を知るイトさんというお婆さんと関わる夏目。 お互いを気遣う田沼と夏目の優しさはどちらも繊細でもどかしいが、失わないように大切に距離を詰めようとしているのが微笑ましい。 特別編は夏目の日常なんだろうか? 妖でも人間でも大切な誰かを喜ばせたい気持ちは同じなんだとちょっとホッとする話だった。

  •  タキちゃんは、天使じゃないかww

     アヤカシの助けに、祖父の陣を使ってしまうタキ。
     かつてあれほど怖い思いをしたのに、助けを求める声に耳を閉ざすことができなかったタキ。
     優しすぎるよ。

     夏目と仲良くなったのって、祖父の陣の件がきっかけだったけど、基本この二人は似てるんだよね。
     このまま、優しいまま生きていけるといいなと願うよ。

     でもって、夏目はもう少し精神的に大人になってもいいかもね。ホント。

     と、田沼の子供の頃と、それにまつわるアヤカシの話。
     も、うっかり油断してたら涙腺が…。
     今回もやられてしまいました。

     人間もアヤカシも、思い、思われ、その時々を切なく生きているんだよな。うん。

  • 交わることのない世界が交わって、決して実ことのない恋をしてしまった妖怪。
    ……切ないです。
    そりゃあ、あんな笑顔向けられたら好きになっちゃいますよね。
    あんな一生懸命になってくれたら、好感もっちゃいますよね。
    タキちゃん本当いい子すぎぃー…。

  • 夏目の周囲の人々に焦点を当てている巻

  • この物悲しさが・・・。

著者プロフィール

緑川 ゆき(みどりかわ ゆき、1976年5月23日[1] - )は、日本の漫画家。熊本県出身・在住。血液型はB型。
1998年、第18回LMGフレッシュデビュー賞を受賞した「珈琲ひらり」(『LaLa DX』(白泉社)11月号掲載)でデビュー。2000年、「あかく咲く声」で第25回白泉社アテナ新人大賞デビュー優秀者賞を受賞。

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