- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592196334
作品紹介・あらすじ
時は昭和初年。「人のウソが聞き分けられる」能力を疎まれ、生まれ故郷の村を出た浦部鹿乃子。空腹で行き倒れた九十九屋町で、貧乏探偵の祝左右馬と出会い…!? 2013年6月刊。
感想・レビュー・書評
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人の声からウソが見抜けてしまう鹿乃子。
その能力のせいで気味悪がられ
逃げるように都会へ出てきた。
そこで出逢ったのは
万年貧乏な探偵事務所所長、祝左右馬。
今度こそ人に嫌われたくない鹿乃子は
自分の力を隠そうとするのだが…。
前から気になっていたミステリ系の漫画。
ついに手を出してしまいました(笑)
1巻を読む限り、とっても私好み。
レトロでモダンで、やさしい話。
なにより鹿乃子ちゃんが可愛い(*^o^*)
ウソなんか見抜けなくてもいいと思ってるのに
見抜いちゃったら黙ってられない。
対する左右馬サンは生来の才能か
人の気を察し、推理を働かすのが得意。
そして、鹿乃子の力を
ポジティブに活用しようとしてくれる。
これはちょっと続きの巻も買ってみようか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
嘘を聞き分けることの出来る鹿乃子ちゃんと、名探偵だけれど、超絶貧乏な探偵さんのお話。
昭和初期という時代設定で、こんな超能力少女をメインに持って来るとか、すごいよね。
かわいい。 -
もおっ主人公が超かわいい……超かわ……めちゃくちゃツボ……! 相方の森田サンみたいな探偵役もとてもいいし、一話ごとに重くなり過ぎず、ほんのりと暖かなメッセージを残して着地点する、見事な作劇も光る。これでミステリーとしても楽しめたら最高なんですが、今のところ5巻まで読んで、そこにぐっときたのはまだゼロだな……。
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主人公の特殊能力を探偵の観察眼と話術が筋道立てて補完し、小さい謎から大きい事件まで解決していく
本格ミステリのような謎解きではないけれど、人の気持ちにそって「なぜ」が解決されて行き、主人公の気持ちも前向きになることで本来の明るさが嘘の救いになっていく
昭和モダンな感じの世界観も好み
主人公たちがしょっちゅう金欠ではらへのせいか食べ物もおいしそうw -
【レンタル】群青シネマが好きだったので作者と探偵ものとで手を出した。キャラが立ってて可愛く楽しく、テンポが良く読みやすかった。セリフにトーン貼るの大変そうだな、とか思いながら読んでたw
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昭和初期! おかっぱ眼鏡の女の子! 探偵! とときめき要素がそろい踏みで好きじゃないはずがなかった。犯人もトリックも読んでいてすぐにわかるのですが、答えの出し方のひとひねりとお金で踊りだす祝先生が楽しかったです。
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思った以上に良かった!
『嘘が聞き分けられる』という特殊能力は便利であると同時にすごく寂しい。
人々のつく何気ない嘘は、本当に厄介。自分も絶対やってしまっているだけに気をつけよう、と思いました。
第一話のラストがグッと心をつかんだように思います。
『傍にいるのが嫌じゃない』鹿乃子ちゃんが一番言って欲しい言葉で、それでいてその言葉に嘘がないということを鹿乃子ちゃんが一番わかる方法で言ってくれるというのは本当にすごいことです。祝さんは人を良く見ていてとても素敵な人。彼のそばで、今までは嫌いだった能力を少しでも好きになれたらいいな。
祝さんとの今後に期待です。 -
『嘘解きレトリック』
フジテレビ/毎週月曜放送
2024年10月7日から -
※感想は第9巻のレビューに。