秘密 season 0 1 (花とゆめCOMICSスペシャル)

著者 :
  • 白泉社
4.36
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本棚登録 : 669
レビュー : 55
  • Amazon.co.jp ・マンガ (276ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592197362

作品紹介・あらすじ

「秘密」スピンオフ新シリーズ。青木と出会う前の大学生の薪は、鈴木との運命的な出会いをして…。薪の出生の秘密も明らかに!! 2013年8月刊。

感想・レビュー・書評

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  • すごい…しばらく読んでいない間に秘密が完結して、更に薪さんの昔エピソードまで。この一冊で終了か?と思えるくらい綺麗な終わり方だったけど、まだ続きがあるのか!気になる~!

  • 『秘密』は、これとseason0の4巻が好きです。
    …というのも私は薪剛ファンではないからなんですが、なんというか鈴木にしても青木にしても貝沼のことにしても、「不幸」なところも薪剛の美しさや完璧さの一つというか。そういう風にしか見えないので彼に熱狂出来ない私は意外性もなくふーんって感じに読んでしまっていたのですが、このseason0の1巻は、こういう育ち方してたらああいう人になっても仕方ないと思わせるのが上手いなあと思います。
    過去編って過去であっても突き詰めると後付けだからね。そういう前提があったとしても、薪の実父・澤村が、劣化版薪っていうのが面白いです。
    だって薪剛そっくりの澤村が薪剛並のスペックを持てなくて、出生からプレミアムで上手に群れることも出来ずに、嫉妬や焦りから薪俊と妻を殺してしまって、成長して自分そっくりの薪剛に「群れるのは弱者」って言い放たれるのって凄くないですか。そう言い放てるだけの誰にも理解されないことの孤独を、薪剛はそれまで味わっていたんだしそれが彼を普通の人間よりも強く鋭利にしたんだと思うと、紛れもなく澤村の人としての弱さは薪剛を育ててつくったんですよね。愛憎も生まれるってものです、忘れられるわけがない。そしてこの話が「創世記」、つづく作品の題名が「原罪」なんですよ。おそらくこの題名は、薪剛出生の秘密と、『秘密』という作品の主人公・薪剛の過去編っていう意味で「創世記」と「原罪」なんだろうなあ。凄いなあ。
    東大時代の薪と鈴木、鈴木ってこういう人だったのかってとこでも楽しめるスピンオフでもあります。

  • 清水玲子先生、一生ついていきます。

  • もう最後涙がでてしょうがなかった。
    これこの巻から読んでもいいだろうけど、やっぱりseason0前の「秘密」を読んでからの方がいいと思う。
    薪さんに起こるいろいろなことを知ってるだけに胸にくる。
    「秘密」での青木くんとの話もよかったけど、この「season0」で薪さんの知られざるプライベートな部分を初めて知り、まだ鈴木くんとの出会いがこんなに深い物語があったなんて知らなかっただけに、鈴木くんに青木くんは勝てないよーなんて思いながら、鈴木くんが雪子さんと結婚せずに独身を貫こうとした理由とか、過去に薪くんがらみでこんな大きな事件が起って、鈴木くんのご両親が今後一切のお付き合いはしないでと言うのを無視して大学卒業後一緒に警視庁の第九で働き、結局鈴木くんは薪さんに殺されてしまったことなど、この後に起こる2人の物語を思うともう切なくて切なくて、鈴木くんが友達として一生薪さんのそばにいることの決心も、後々青木くん達のことを家族のようだったと言う薪さんの思いも、家族でありたいと思ってる青木くんの思いも薪さんのこんな薪さんの大きなこの過去の出来事に全部つながるでしょうね。
    事件に巻き込まれるために、事件を解決するために薪さんは生まれてきたような人ですね。
    鈴木さんの前では薪さんが子供のようで、薪さんと対等でいられるのは鈴木さんくらいだったのかもしれません。
    面白かったです。

  • 絵がむちゃくちゃキレイだった(T-T)
    映画のカメラワークを思わせるカット、伏線の張り方、ストーリー、どれも楽しめた。

  • ストーリーの奥深さ、おもしろさは言うまでもなく。
    鈴木克洋くん、いいじゃないのーーーーー!!
    薪さんのことを「お姫様みたい」とか「ロミジュリみたい」とか無意識に言っちゃって、まー。
    男同士がそんなに顔を近づけて話すかね。その左手は何なのーきゃー!とか、勝手に萌えてしまったけど、でも友情なんだろうな。わかってくれる人に出会えて良かったね。

  • 噂の鈴木さんが登場。
    そして、薪俊さん、なんと器の大きな男でしょう!!
    ところで。これは「1」となってますが、どこまで続くのでしょうか・・・?
    まさか、「あの事件」までやるのでしょうか。
    それはそれでかなり鬱な展開なのですが・・・。

  • このシリーズの本当の始まりがこの作品だと思う。

    薪さんのバックグラウンドも重い…
    澤村さんも、親の事や差別を受ける様な環境や見た目でなければ、事件が起きらなかった…(でも、それだと薪さんが存在していない…)

    鈴木くんや薪 俊さんみたいな良い人程、長生き出来ない現実が1番辛い…

    「0」は今後も過去編で進むのかな?
    鈴木くんがお気に入りキャラなので、過去編だと私は嬉しいです。

  • 04巻まで読了。本編「秘密」の薪過去。確かにスピンオフだけれど、緻密~な薪の過去設定により一つの物語として確立されている。この方は、本編でも犯人の育った環境や生い立ちなど本来ふんわり済ませたり端折られたりする部分を詳細に描くのが本当に巧い。御蔭で今回ますます薪に愛着が湧いて、もう一度本編を読み直したいと思った。

  • 薪さんの素性が。
    これはつらい生い立ち‥。

    今まで鈴木さんの存在感がうっとおしかったんだけど鈴木さんいないと薪さんダメだろこれ‥。
    鈴木さんと青木ではポテンシャルがぜんぜんちがう!
    ああやって素直に自分を出すことができる相手は鈴木さんしかいないよ‥。
    (青木も好きだけど薪信者でしかないからなぁ‥)

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著者プロフィール

清水 玲子(しみず れいこ)
1963年兵庫県生まれ、熊本県熊本市育ちの漫画家。1982年、『フォクシー・フォックス』で「第9回ララまんがハイ・スクール(LMHS)」佳作受賞。1983年、『LaLa』掲載の『三叉路物語(ストーリー)』でデビュー。
2002年『輝夜姫』で第47回小学館漫画賞受賞。2011年『秘密 ―トップ・シークレット―』で第15回文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞。同作は2016年に生田斗真・岡田将生主演で映画化された。

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