花咲ける青少年: 愛蔵版 (1) (花とゆめCOMICSスペシャル)

著者 :
  • 白泉社
4.28
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本棚登録 : 444
感想 : 55
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (386ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592198017

感想・レビュー・書評

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  • 樹なつみ作品初めてでした。

    読後感を一言で言うと、「少女漫画の王道!」です。

    王子様、貴族、大財閥…と、乙女(?)ならば必ず一度は夢見る世界が舞台。
    そして出てくる男の子がみんな主人公を好きになる。
    この時点で少しむずがゆく、「また夢みたいなご都合展開か…?」と思っていました。
    しかし、稀代のストーリーテラーというだけあり、深く練られた世界観と展開に目が離せず、特別編まで一気に見てしまいました。

    少女漫画に必要なことは、どれだけヒーローを格好良く魅力的な人物にするかということだと思います。
    その点で「花咲ける」に出てくる男の子たちは満点。
    お兄さんタイプで優しい立人、影があることにより一層美しいユージィン、
    王として悠然としつつ可愛いところのあるルマティ、素直で実直なカール。
    もちろんみんな主人公に恋してしまう王道パターンですが、それぞれに背景があり、人間味溢れる魅力的な人物に描かれています。

    そして、魅力的なヒーローと同じく不可欠なのは読者に「受け入れられる」ヒロインであると思います。
    その点花鹿は少し読者の女の子には取っつきにくい存在かもな、と思いました。
    自信があり無邪気な設定だからこそ周りの男性陣を惹きつけるのでしょうが、
    花鹿の内面の葛藤や不安、後ろめたさなど、彼女の「弱み」を男性陣と同じように描いてくれたらもっと感情移入できたかもしれません。
    それでも、自分勝手な自己中でもなく、守って貰わないと動けないか弱さもなく、
    脇の男性陣の魅力に勝るとも劣らない魅力的な人物設定だったと思います。

    ☆5つにしたのは、久しぶりに「この世界に入って、あの人と付き合いたい…」というような感情を抱いたから。
    この感情こそ少女漫画を読む醍醐味であり、私が少女漫画を愛してやまない理由なのです。
    ちなみに私は立人派でした(笑)

  • レンタルで全6巻読了。

    あらすじを見た限りでは、こんなにスケールのでかい話だとは
    思わなかった(笑) 世代を超えて繋がっていく展開です。
    また個性的なキャラクターそれぞれにサイドストーリーがあって、
    最後まで楽しめました。

    何を勘違いしたのか花鹿はルマティと結ばれると思い込んでて、
    えー立人のがいいのにーと思ったら結局立人ENDで驚いたw
    そりゃ (普通に考えたら) そうだよな (;^ω^)
    婿候補の面子すごいわ・・・どう転んでもオイシイじゃないか ←

  • 読了。
    最初のマハティ編が好きです。

  • 全6巻、読了。

  • 財閥/夫探しゲーム
    16.05.12 特別編02巻up

    全12巻 完結
    特別編 1-02巻 続(全05巻)

  • 政治ネタとか、暗い生い立ちとか、作家にはやりたいことが沢山ある。

    でも作者のエゴはあまり読者を楽しませない。

    今作では、そういうものをイケメンの逆ハーレム状態で包みこむことで作者も読者もちゃんと楽しい作品になっている。


    これこそ、少女マンガの成せる技!

  • 友達の漫画。絵に馴染みにくかったけど、序盤のマハティとキャスリーンの物語を読み終わる頃には慣れました。マハティは今後登場するんでしょうか。密かにお気に入りのキャラ。立人も、冷静な反面花鹿を心配する過保護っぷりがよいです。それにしても1話1話が長いですよね。

  • まだまだこのあと面白くなることを期待。

  • テンポよくて面白かった!

  • 2011/07/06:コミックレンタルにて全6巻読了。

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