愛蔵版 蛍火の杜へ (花とゆめCOMICSスペシャル)

著者 :
  • 白泉社
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本棚登録 : 1348
レビュー : 169
  • Amazon.co.jp ・マンガ (165ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592198406

感想・レビュー・書評

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  • この本はアニメの蛍火の社へを見て、読みました。決して触ってはいけない
    夏だけあえるという二人の関係…


    とりあえず、ギンかっこいい!∑d(ゝω・●)

  • もういい歳なのに泣いてしまった。
    ギンのキツネっぽい顔と横顔がとても好き。
    本編以外の読み切り2編と描き下ろし番外編もとてもよい。

    私は基本的に、大事な出来事を台詞のみで説明する作品は好きではないのですが、無駄な描写をせずに、短いセンテンスで出来事を推測させる台詞選びをしている作品は本当に素晴らしいと思う。
    緑川さんの作品は全部そんな厳選された台詞が多くて、本当にセンスのある人で、そして丁寧に丁寧に、一語一語拾ってらっしゃるのだなあと感嘆する。
    「蛍火の杜へ」だと、物語最初の方でギンが蛍に「お前は恐がらないね」と言う、そのたった一言で、ギンがこれまで出会った人間たちに恐れられている場面がなくても、そうであったことがわかるわけです。

    無駄な台詞もコマもまったくないからこそ、物語が結晶のように純化されて心を揺さぶられるんだろうなあ、としみじみ。

  • 以前読んだことがあるのですが久しぶりに読みたくなって購入。

    表題作が一番好きです。
    先生の描く世界は相変わらずどこか悲しくて、でも優しくてあったかい。

    結末はどうあれ、キャラクター全員の未来を応援したくてたまらない。
    先生の描く世界は可愛いですね。

  • 映画を観て、原作が気になったので購入。
    ほっこりほっこりなんですが、やっぱりお別れのシーンは切ない!

  • 『飛びつけばいい 本望だ』

    映画化したと聞いて読んでみた。

    人に触れられると消えてしまうギンと
    ギンに会える夏を心待ちにしているほたる。

    基本的にはハッピーエンド派だけど、
    こーいうせつない感じのもたまには良いよね。

  • 3作とも緑川先生ならではのとても優しい世界観の作品。
    「蛍火の杜へ」・・・結末が予想出来るけど、この世界観と表現が切なくてそれが好きです。映画観に行きたい。
    「体温のかけら」・・・想い合ってはいるけれどどうにもならないことって、なきにしもあらずで本当に辛い。
    でも、それを爽やかに優しく表現してくれて、それがとても響きました。
    「星もみえない」無邪気な主人公の男の子の心の移り変わりがかわいいです。

  • 星も見えないは好きだ。雑誌掲載時から収録を楽しみにしていた。緑川的ナンパな少年・才谷と、美人だけれど人を寄せ付けない雰囲気を持つ石田。二人の距離の縮め方のありようはたどたどしくも、確かに思いを相手に伝えて。才谷の友人達もいい味を出している。

    が、初見の体温のかけらがイマイチ。
    竹田から吉尾への思いがよく解らないままに吉尾の押し切り勝ちみたいになっていて、竹田の彼女の谷崎さんが可哀想というか。これ、ハッピーじゃないの彼女だけだよな。俗な言い方すれば、略奪愛だもの。
    まぁ単純に吉尾好きになれなかったのが一番。最終的に竹田も嫌いというか、苦手になった。緑川作品では珍しく…や、くるくる落ち葉も主役二人好きじゃないが、うん。
    少年少女の未熟で身勝手な、でも大切な気持ちや感情が誰かを傷付ける、その傷付けられた誰かがきちんと描かれていないように感じられて、結局何を伝えたかったのかと。意地悪なものが描きたくて、という言葉をどう受け取ればいいのだろう。尻窄みな印象だけが残った。

    後、以前収録されている作品を新たに未収録短編と抱き合わせで出されたことへのちょっとした不満からこの評価で。蛍火自体は以前書いたので割愛かつ評価対象から外した。
    書き下ろしも何となく消化不良。とってつけた感が否めない。うーん、嫌いじゃないけど好きでもない。

  • ■書名

    書名:愛蔵版 蛍火の杜へ
    著者:緑川ゆき

    ■概要

    人でも妖怪でもない不思議な存在の少年と、人間の少女が織りなす、
    優しく切ない、恋の物語。
    愛蔵版では「蛍火の杜へ」本編&描き下ろし特別編+読み切り
    「体温のかけら」・「星も見えない」を収録。
    (From amazon)

    ■感想

    表題の物語は、元の本を持っているのでしっているのですが、愛蔵
    版ということで、新しい短編のほうが読みたくて購入しました。

    表題の物語は、元のものと大きく変わりませんが、多少加筆されてい
    ます。相変わらず、切ない恋物語です。
    本当にやり場のない感情に襲われる感じですね。

    ほかの短編2編も、負けず劣らず切ないですが、表題と違い2つとも
    ハッピーエンドになっています。

    この人は、相変わらず一方通行の恋を最後には成就させるパターン
    がうまいですね。こういう展開が好きなんでしょうね。
    (いくつかは成就させない場合もありますけど、基本的には、片思い
    から始まる物語です。)

    表題は、今度映画になりますが、これ、間違いなく泣けます。


    この人、もう少し絵が上手ければいうことないのにな~~
    (線が細く、少し絵が雑に見えるんですよね。物語がいいのに勿体ない。)

  • 「蛍火の社へ」の映画見に行った帰りに買ってきました。



    原作を読むと分かるんだけど、映画は原作のコミックで描写されていた背景とか、妖怪とかほぼそのまま映画にしているんですね。 ただ原作をそのまま映画にするには短いからか、原作に無いシーンも映画には若干追加されていましたが、原作で語られなかった部分を膨らませて追加したような感じになっていました。

    そのためか、映画と原作を比べると原作の方が短いのだけど、その分成長しないギンと、人としてどんどん成長していく蛍との対比が際立ち、いっそう鮮烈な物語になっています。



    愛蔵版には新しくギン視点の日常風景を描いた漫画が追加されています。 蛍の居ない日常でギンはこういう日々を送っていたのだろうという物語だけど、余分と言わざるを得ない。 あの二人の物語はあれで終わり、それで良かったんじゃ無いかと思う。



    蛍火の杜へ、の2本のほかに2本の短編「体温のかけら」と「星も見えない」が入っている。



    こちらも蛍火の杜へと同じように恋に絡んだ物語で、どちらも余韻の残るいい物語になっている。



    緑川ゆきさんは「夏目友人帳」で有名になったが、やっぱりこういう恋と別離の物語がとても上手いし、こういう方向でもがんばってほしいと強く思う。

  • 単行本を持っていますが、ファンとしては揃えたいと映画公開と同時期に購入しました。描きおろしのお話を読んで優しい気持ちになると同時に少し切なくなりました。
    ギンと蛍の2人が大好きです。

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著者プロフィール

緑川 ゆき(みどりかわ ゆき、1976年5月23日[1] - )は、日本の漫画家。熊本県出身・在住。血液型はB型。
1998年、第18回LMGフレッシュデビュー賞を受賞した「珈琲ひらり」(『LaLa DX』(白泉社)11月号掲載)でデビュー。2000年、「あかく咲く声」で第25回白泉社アテナ新人大賞デビュー優秀者賞を受賞。

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