- Amazon.co.jp ・マンガ (165ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592198406
感想・レビュー・書評
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こんな切なくて綺麗なお話あっていいんか?ってなるくらいの、ガラスみたいなお話でした。
出会えて良かったです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
この本はアニメの蛍火の社へを見て、読みました。決して触ってはいけない
夏だけあえるという二人の関係…
とりあえず、ギンかっこいい!∑d(ゝω・●) -
3作とも緑川先生ならではのとても優しい世界観の作品。
「蛍火の杜へ」・・・結末が予想出来るけど、この世界観と表現が切なくてそれが好きです。映画観に行きたい。
「体温のかけら」・・・想い合ってはいるけれどどうにもならないことって、なきにしもあらずで本当に辛い。
でも、それを爽やかに優しく表現してくれて、それがとても響きました。
「星もみえない」無邪気な主人公の男の子の心の移り変わりがかわいいです。 -
■書名
書名:愛蔵版 蛍火の杜へ
著者:緑川ゆき
■概要
人でも妖怪でもない不思議な存在の少年と、人間の少女が織りなす、
優しく切ない、恋の物語。
愛蔵版では「蛍火の杜へ」本編&描き下ろし特別編+読み切り
「体温のかけら」・「星も見えない」を収録。
(From amazon)
■感想
表題の物語は、元の本を持っているのでしっているのですが、愛蔵
版ということで、新しい短編のほうが読みたくて購入しました。
表題の物語は、元のものと大きく変わりませんが、多少加筆されてい
ます。相変わらず、切ない恋物語です。
本当にやり場のない感情に襲われる感じですね。
ほかの短編2編も、負けず劣らず切ないですが、表題と違い2つとも
ハッピーエンドになっています。
この人は、相変わらず一方通行の恋を最後には成就させるパターン
がうまいですね。こういう展開が好きなんでしょうね。
(いくつかは成就させない場合もありますけど、基本的には、片思い
から始まる物語です。)
表題は、今度映画になりますが、これ、間違いなく泣けます。
この人、もう少し絵が上手ければいうことないのにな~~
(線が細く、少し絵が雑に見えるんですよね。物語がいいのに勿体ない。) -
友達が「夏目友人帳が絶対ツボなんだけど、長くなりすぎてて絶対深い沼なので読まない」と言っていたので、
ならばこの短編はどうだ?と勧めたらまさに好みにストライクだったそうで、私は持っていないのですが借りて読むことが出来ました。
緑川ゆきさんの作品は、デビュー間もない頃から雑誌で読んでいましたが、
絵柄に派手さは無いけれど、印象に残る言葉や場面の見せ方がとても上手く、そして優しく切ない、素敵な作品を生み出す方だと思います。
本当に優しくて優しくて、美しい珠玉の物語集です。 -
切ないけど温かい物語でした
出会えてよかった -
緑川先生の作品で、一番最初に読んだのが「蛍火の杜へ」だった。 もう、何度も読み返しているけれど、その度に泣けてくる。 読み切りの「体温のかけら」は谷崎さんがすごく優しくて、そして切なかった。 「星も見えない」も切なくて優しくて好き。