愛蔵版 蛍火の杜へ (花とゆめCOMICSスペシャル)

著者 :
  • 白泉社
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本棚登録 : 1626
感想 : 174
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (165ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592198406

感想・レビュー・書評

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  • 評価が高かったのと夏目友人帳が好きなので購入しましたが先の展開が読めてしまいました。
    この作者なら最後はきっとこういう風に別れが来るんだろうなー、と思ってたら本当にそうなりましたし、ストーリー展開が無難すぎてなんだかどこかで読んだことのある気がする。という既視感が何度も。
    一冊完結作品なんだし、どうせならもっと冒険しても良いと思う。
    とはいえ消える寸前に抱き合う二人の幸せをかみしめた表情も、全体的にまとう透明感、ピュアな空気は清々しい。

  • 表題作の他、「体温のかけら」「星も見えない」、描き下ろし「蛍火の杜へ特別編」収録。妖怪たちが住む山神の森で出会った、妖怪ギンと人間の少女・蛍の切ない恋の物語。
    触れてしまうと相手が消滅してしまうなんて…。ラストの余韻も素敵、特に妖怪の台詞がお気に入りです。描き下ろしのギン視点の物語も良し。他読み切り2作といい、切ないお話が上手い作家さんなんですね。ただね、個人的に絵が好きじゃない……。もっと上手くならないかな〜と毎度思います。『夏目友人帳』がどんなに話題になっても、読む気にならないんです。ごめんなさい。

  • 人間に触れられると消えてしまう青年のアヤカシと少女の話。

著者プロフィール

漫画家。熊本県出身・在住。血液型はB型。1998年、第18回LMGフレッシュデビュー賞を受賞した「珈琲ひらり」(『LaLa DX』(白泉社)11月号掲載)でデビュー。2000年、「あかく咲く声」で第25回白泉社アテナ新人大賞デビュー優秀者賞を受賞。

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