花よりも花の如く 19 (花とゆめCOMICS)

著者 :
  • 白泉社
3.71
  • (8)
  • (21)
  • (17)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 265
感想 : 14
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592210092

作品紹介・あらすじ

小学生の時に埋めたタイムカプセルの行方を探す憲人たち。
当時と違う様々な事情を抱えた同級生を訪ねる中で、担任の原先生や同級生の当時の想いに気づいていく。
ついにタイムカプセルの行方が判明し…!?
2020年1月刊

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 1巻からまとめて。
    能という世界が一気に身近になる。全然知らないのに。
    結構小さい時から好きな作家で、ずっと気になってた作品。
    相変わらず、絵が美しい。
    そして、シリアスなのに、どこか抜けている空気感。含蓄があるのに、楽。
    さすがです。

  • やはり成田美名子❗
    正直、小学校のタイムカプセルとか幼なじみの引きこもりネタが何なの?と思っていたが、今巻で終了して、納得。
    あの手紙のシーンがこの回の白眉。
    そして望さんの受賞などで、疎外感を味わうケント。ケントっていつも自分の世界で一生懸命だし自立してるから、ああいう疎外感は初めてじゃないかな。いいね~、葉月さんのキモチ、分かっただろ~。てか、ケントは全体的にマイナスの感情をあまり持たない人だから、そういう感情との付き合い方が下手。西門の養子の件もずっと引きずってるし。
    安達ケ原をやるなら、そこだよ、ケント❗
    でも、もうすぐ最終回を向かえそうで、寂しいな~。

  • 安達ヶ原の舞台を控えて、いまだタイムカプセルの件に関わっている賢人。
    けれど、同級生との再会にいろいろなものを得ていく。

    あー、道成寺を開いたら、完結かぁ。
    つらたん。

  • 涼太が部屋を見せない理由がちゃんとあったことが
    なんだか良かった。
    ただいじわるで人を入らせないのとはまた意味が違ってくる。

    誰かに認められなくても
    自分は自分と思えるのは大切だと思う。

  • 数年前に読むのをやめてしまった作品。
    (お能の世界が難しすぎて。文字数多いし)
    久しぶりに読んで、この漫画家さんは人の気持ちをすごく大切に描く人だったなあって思い出しました。
    CIPHERから大好きになった漫画家さん。また、読み始めようと思った内容の巻でした。

  • 今回はお能のシーンが少ないのが残念でした。
    色々な転換があったので、次巻を楽しみに待ちたいと思います。憲人の在りようがいいな、といつも思いながら。
    こんな人が近くにいたら居心地が良さそうだな、面白そうだなと思うのです。

  • スピンオフとして始まったのが、成田美名子の最長連載に。ゆっくりとした展開だったけど、ここにきて確実に終わりに向かっているのだなぁという感じひしひしと。でもまぁ、完結するにはまぁ何年かかかるのだろうけど。

  • 202001/

  • タイムカプセル問題は解決してスッキリ。
    でも、ここ何巻かで感じていたのだけど、ケントと葉月さん、なんだかラブラブ度が足りないような?恋人同士の割には距離を感じる。そこがすれ違いの原因なのかなぁ。
    あと、成田先生は現代の社会問題を一通りやるつもりなのかなと思ってしまった。
    道成寺が終わったら連載も終わり、と先生が書かれていて、残念でもあり、そりゃそうかとも思ったり。

  • こんなにうまくいくことは現実にはないと感じつつも、けんちゃん自体が現実にいないから、それもまた。でも、こういう先生はいそう。涙出そうになってしまった。

全14件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

成田 美名子(なりた みなこ、1960年3月5日 - )は、日本の漫画家。代表作は、『エイリアン通り(ストリート)』、『CIPHER(サイファ)』など。血液型はAB型。
青森県青森市出身。青森県立青森東高等学校出身。1977年、『花とゆめ』(白泉社)掲載の『一星(いっせい)へどうぞ』でデビュー。
登場人物の前向きな姿の描写へのこだわりで知られる。マンガ評論家ヤマダトモコは、成田作品の個性を「明るさへの意思」だと評した。

成田美名子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×