おちくぼ 1 (花とゆめCOMICS)

著者 :
  • 白泉社
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本棚登録 : 219
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592214311

作品紹介・あらすじ

時は平安、京の都。中納言家の姫は生母が亡くなったのを機に、義母の北の方に引き取られるも、イビリの毎日!挙句、付けられた名前が「落窪(おちくぼ)の君」…。姫の乳兄弟・あこきは、そんな北の方のイジワルに怒り心頭!姫の玉の輿を計画し始めた矢先、都イチのプレイボーイ・藤原道頼が姫に興味を…!? 平安時代の名作「落窪物語」を、「なんジャパ」の山内直実がコミカルに描く、平安版シンデレラストーリー!
2015年8月刊。

感想・レビュー・書評

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  • 平安のシンデレラストーリー。高校時代に出会いたかった!笑
    そうしたら古典の授業をもう少し楽しめていたかも。

  • 大好きな落窪物語が山内さんの漫画で読めるのはとても幸せです(≧∇≦)
    それぞれのキャラが素晴らしいです。
    次の巻楽しみです。

  • 『落窪物語』は何度も読んでいる大好きな作品の一つ。漫画になっているのを見つけ、早速読了。古典の美意識のイメージでいくと、今風にアレンジしてある山内さんの画にギャップを感じましたが、直に慣れていくのでしょうね。左近の少将=チャラ男、に笑ってしまいました。

  • 山内さんだから描ける漫画って感じがしますね!
    シンデレラ風平安ラブコメ!

  • 古典『落窪物語』も、作者の他のコミックも未読。なので何の先入観もなく読めました。これくらい外来語やら“チャラ男”などの軽い言葉が飛び交うと、継子いじめのジメジメ感が全くないので、これからも安心して読めそう。

  • 「落窪物語」のパロディー。
    先日読んだ、田辺聖子先生の「おちくぼ物語」は、女房の阿漕はキャラが立っているけれど、姫君はどうも印象が薄いなあと思っていたけど、こちらは姫君にも「手芸オタク」(?)という特徴を付け足したおかげで少女マンガらしいヒロインになっている気がします。
    「チャラ男」とあこきに一蹴される道頼が姫君と出会ってどんなふうに変わっていくかが楽しみです。

  • ジャパネスクにハマった頃、田辺聖子バージョンの「おちくぼ姫」も読んで好きだったので、嬉しい組み合わせ。

    これから右近少将がちゃんと魅力的な人物になるのかどうかを気にしながら見ていきたいと思います。

  • 始まり。
    これからが楽しみ

  • 山内直実さんの新シリーズ。
    「落窪物語」は読んだことがなかったですが、山内直実バージョンを楽しみにしてます。

    こういうお話はだいたいヒーローとヒロインだけがメインですが、サブキャラもメインっぽいので、珍しいなぁって思いました。乳兄弟の女房のあこきとその彼氏の惟成が主点でも話が進むので、面白いです。

    悪役は分かり易すぎる北の方で、ヒロインはそんな彼女に否定され続けて、自分に自信がなくなってしまったあこきの姫様「落窪の君」。この生活から脱却しようとあこきが彼氏の惟成に相談したのが始まり。

    惟成の乳兄弟は右近の少将の藤原道頼で、仕事もできるしお金持ちで顔もいいけど、女癖が悪いのが欠点。
    ちょっと惟成が「落窪の君」に興味を持って、文を出すけど全く返事がない。
    これまで自分がアプローチして乗ってこない女はいなかった彼からしたら、興味を持つのは当然ですが、強引に接近して、自分の顔を見たら拒否されることはないだろうと思ったんでしょうね。

    「落窪の君」にものすごーく拒否されて、へこんだ道頼が一転。
    これまでは軽い気持ちだったのが、「落窪の君」を大切にしたいと思うようになり、そのときの道頼の顔がいい顔しています。

    すごくいいところで終わったので、続き楽しみです。

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