贄姫と獣の王 2 (花とゆめCOMICS)

著者 :
  • 白泉社
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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (186ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592215424

作品紹介・あらすじ

宰相が招いた姫の一人が王の寝室にいるのを目撃し、胸が痛むサリフィ。魔界で初めて出来た友達・アミト姫の恋する姿に背中を押されて…? 人間を疎む宰相達はサリフィに更なる試練を課す!正式な王妃と認められる為に、サリフィは、命を懸けて聖獣の召喚に挑む事に…!!
2016年9月刊。

感想・レビュー・書評

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  • “不死鳥”を助けに飛びこんできたサリフィの行動に涙する聖獣に泣けました。。゚(゚´ω`゚)゚。

  • ▶episode.6~11

  • 認められる為の試練編
    お供の丸い二人がかわいい。オマケ漫画の人間ヴァージョンが特に可愛いな!

  • 宰相が招いた姫の一人が王の寝室にいるのを目撃し、胸が痛むサリフィ。魔界で初めて出来た友達・アミト姫の恋する姿に背中を押されて…? 人間を疎む宰相達はサリフィに更なる試練を課す!正式な王妃と認められる為に、サリフィは、命を懸けて聖獣の召喚に挑む事に…!!

  • 相変わらず魔族ばっかり登場する漫画だけど、今回からサリフィの友人としてアミト姫が登場したことでサリフィの周囲が一気に賑やかになった印象

    前巻から引き続きの側室候補探しは、始まる前から結果は決まっていたようなもので、王様としてはサリフィ意外を傍に置く気がないのだから決裂する以外の道は無いんだよね
    ただ、王様としては自分の執着にサリフィが全く気付いていなかった点はもどかしかっただろうな。けれでも、アミト姫のアシストによってサリフィの意外な表情を見れたのは良かった。サリフィって元気一杯な娘だからああいった表情が突然描かれると本当に強烈な印象を与えてくる

    又、サリフィとレオが互いを支え合う構図は変わらないけれど、レオを守るために守られるだけの存在からサリフィが脱却する展開は王道。
    その上で正しく聖獣を呼び出す方法がサリフィにもう一歩新たな覚悟を必要とさせるものだったのは良い展開だった。自分に未来は無いと思いこんでいたサリフィがレオとの未来を望むようになるとは。レオはサリフィに会って心境に変化があったわけだけど、それはサリフィも同じだったんだね
    ……呼び出された不死鳥は色々と意外なキャラクターだったな(笑)

  • 浅い、と他の漫画読みに言われるのを承知だが、ホント、この『贄姫と獣の王』、凄い
    昨今の少女漫画はレベルが高くなってきて、ストーリーが青年漫画か、とビックリするくらい、厚くなっている。その一方で、作品に質の差が広がり、「面白すぎるモノ」と「大して印象に残らないモノ」が生じてしまっているが、それは別問題なので、あえて、今は語らない
    そもそも、まず、タイトルからして、少女漫画の枠にはまってない感じがする。少女漫画のタイトルで「贄」って漢字が入るって、そうはないんじゃないだろうか?
    あくまで、私個人の感覚だが、登場キャラクターが、ヒロイン以外、全て、人外ってのが、特に面白さを生んでいる
    人と人でないモノの恋愛は、少女漫画のお約束だが、ヒロインだけが人間って思い切ってる作品は、この『贄姫と獣の王』くらいじゃないか
    人外のキャラクターだが、人から懸け離れているのは姿形だけで、性格や個性は実に人間臭い。大切なモノを守るために激高したり、目的完遂の為なら汚い手段を使ったり、好きな人の前でモジモジしてしまったり、と人間より人間らしい言動が多いので、ストーリーに自然性が生じ、読み手を惹き込んでくれる
    そんな彼らに囲まれているからこそ、唯一の人間にして、今作のヒロイン・サリフィの良さも引き出されているんだろう
    この(2)でも、サリフィと王のイチャイチャは健在だが、それ以上の見所は、何と言っても、サリフィの頑張りだろう
    王は守りたいからこそ、サリフィに危険な事をさせたくない
    けれど、サリフィは重いモノを背負っている王へのキモチに気付いたからこそ、彼の隣にいるべき自分になるべく、自分に出来る事、自分がしたい事に、リスクを承知で挑む。サリフィのこれは、間違いなく、勇気である
    強いからこそ、大切な人の前でも強いフリをしてしまう王の妃は、サリフィしかいない、そう、しみじみと思えた、聖獣召喚の儀式に挑む際の強い瞳を見て
    また、この(2)では、サリフィに、キューとロプに続き、新たな頼もしい友人が出来ている
    一人?は恋する乙女であるアミト。顔こそおっかないが、心は清らかで、彼女の恋も応援したくなる
    もう一人は、サリフィの強い願いにより召喚に至った不死鳥・ベンヌ。見た目こそ饅頭で、口も悪いけれど、自分を信じてくれる相手の為に男を魅せてくれる
    そして、やはり、この(2)でも、巻末に種族逆転ver.の「ケモ姫と普通の王」を、友藤先生は描き下ろしてくれていた。人外でも、ヨルムンガルド隊長はイケメンだったが、人間態も美男だ。やっぱ、気高い騎士性は、見た目が何であれ滲み出るんだろう
    この台詞を引用に選んだのは、この『贄姫と獣の王』が、ホントに良い少女マンガだ、と確信に得るモノだから。好みは人それぞれだけど、やっぱり、私は強いヒロインが好き。小憎たらしい悪女キャラの煽りで、ヒロインが自分の本当の気持ちに気付き、挑戦状を叩き返す、グッと来るシチュだ

  • もしかしたら、全編通してレオ目線の方が面白いかも…?
    おまけで出てくる魔族キャラ達の擬人化が、毎回お上手。

  • 魔族の姫達との衝突や嫉妬を経て、レオへの恋を自覚したサリフィ。
    魔界で初めて友人となった魔族のアミト姫がとても乙女な性格で可愛らしいし、彼女の片想い相手・ヨルムンガンド近衛隊長がすごく硬派で紳士でかっこいい。
    宰相から提案された正妃への条件の1つである聖獣を召喚する話は、まさか口悪い親父キャラだとは思わなくて予想以上に面白かった。がんばって飛ぼうとしたり、攻撃されて落ちていく自分を助けるサリフィを見て涙したところでつられて泣いた。
    描き下ろしのケモ姫&普通の王は、アミトさん可愛いし、ヨルムンガンドがかっこいい。

  • アミト姫好きだなー!
    おまけ漫画の、ケモ姫と普通の王がとても可愛い…可愛い…。

  • アミト姫とヨルムンガンド隊長と不死鳥が初登場。新キャラみんな色んな意味で濃ゆい(笑)面白かった〜。この巻では王様、人間の姿には戻らないのかな?と思ってたら最後の最後で戻ったな。ちゅーしちゃえば良かったのにね(笑)

  • 新キャラのアミト姫がいいキャラしてる。
    おまけマンガを読むに、カッコイイ系の見た目でかわいい感じなんだなー、とわかりやすい。

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