- Amazon.co.jp ・マンガ (184ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592216087
作品紹介・あらすじ
鷹羽(たかば)会長のはからいでドキドキの2人暮らしがスタート!
滝行(?)、披露宴、大学受験を乗り越え、ついに結婚式へ…!
華麗ならざるラブゲーム、溢れる笑顔でここに完結!
2020年9月刊
感想・レビュー・書評
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あ、表紙って通常版だと高嶺が花を抱えてるけど、限定版だと花が高嶺を抱えてるのか。
少女漫画の最終巻でこれって有りなんだ……
結婚して高層マンションでの同棲を始めたというのに良い意味で変わらない花と高嶺の関係性は微笑ましい、というか普通に笑ってしまう
いや、一応二人とも新婚での同棲にドキドキしている様子とかあったんだけど、相手の意味不明なペースに巻き込まれてなるものか!という意地の張り合いであったり強さが普通の少女漫画のような色っぽい空間を作ることを全力で拒否してしまうという
一応は抱き合ってみたり、というのはしてるので新婚っぽいのか?でも、牽制しつつの抱擁って何ですかね……
「口を開いたらまたケンカになる。だまっておけ」「そうします」という遣り取りが最高に面白い(笑)
そこからの二人はらしさを保ちつつ前に進んでいく様子が存分に描かれているね
夫婦らしいことをしたいと家事に手を出すが、新学期が始まれば受験勉強を始める花
本社へ舞い戻り仕事へ全力で打ち込むことになった高嶺
ただ、高嶺の方は花への執着がなんか変な方向行ってる気もするけど。
「学校と俺とどっちが大切なんだ」と真顔で聞いてくる成人男性はかなり嫌だなぁ(笑)
一方で高嶺と花の関係が進展するということは二人の関係が公のものとなる訳でもあったのだけど……
それについては心配する必要はなかったと言うか、幾つもの困難を強引に突破してきた二人にとって鷹羽グループの空気なんて屁の河童だったようで
大企業の御曹司との結婚なんて普通の女の子であればプレッシャーに潰されたって可怪しくないのに力強く立ち上がる花はやはり強い女性なんだね
と言うか、花にとっては鷹羽グループより高嶺の方が厄介な相手かもしれない。高さ3メートルのお城型ウェディングケーキって何だ
ただ、やっぱり花にとって高嶺は御しやすい相手なのかも知れないけど。高嶺のペースに飲まれまいとする花が平然と高嶺の上を行き続ける限り、二人の仲は上手く回るのだろうな
うん、最後のキスシーン含め最後まで盛大に笑わせてもらいましたよ(笑)詳細をみるコメント0件をすべて表示
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