マオの寄宿學校 2 (花とゆめCOMICS)

著者 : 安斎かりん

• 白泉社 (2020年1月20日発売)

作品紹介・あらすじ

マイペースゆえにぼっち気味なマオは全寮制名門校『歐學』に編入。
気になる美少女の正体は唯一の友達・ルイの婚約者だった!?
學園の権力者・キング&クイーンも派手に登場★
紳士淑女の箱庭青春グラフィティ、青春駆け抜ける第2巻!!
2020年1月刊

感想・レビュー・書評

[やおさんの感想 · 2020年5月9日]

"「そうしたら彼 笑ったのよ 驚いた…何年ぶりかしら」
「…それは 久しぶりに君に会えたから……」
「いいえ 友達ができたって…笑ってた
私と会おうと思えば合同行事で会えたわ
でも ルイは一度も顔を出さなかった
聞こえてくるのは良くない噂ばかり それが突然監督生のファグなんて
信じられる？」"[p.26]

「式典中も話しかけるな」を秒で忘れてるマオ……でもそこがいい……。
許嫁は形だけとのことで、バラの妖精もといアイリスが好きだということをルイに打ち明けると共に仲直りしてひと段落と思っていれば、まさかの次期キングにマオが推薦される……展開がほんと面白い。
ただ、3巻で完結なんですよね……こんなに面白くて良い話なのに……。

[quatorzeさんの感想 · 2020年1月25日]

なんといってもマオとルイがかわいい。一気に女子も男子も増えてますます学園モノです。アイちゃんの言葉選び好きだわ。でもこれから三角関係とかになったら嫌だな…アイちゃんは今のところルイのことどうとも思っていないっぽいけど。むしろエミが絡んでくるかな？
交際禁止は解けたわけで、でもそこで男同士女同士まで言及したのが今の時代だなぁと。いや、花ゆめだなぁというべきか。
しかし妹、兄に気付いてないのか。1stだし名前までは伝わっていないのかな。次は定期試験で勉強会、その後体育祭ということで、また楽しそうですね。なんとなく、花君を思い出す。男装して寮生活しているわけじゃないけど。